バスケに関わる仕事15選|仕事内容や求人の探し方を解説

編集部 スポジョバ

バスケに関わる仕事15選|仕事内容や求人の探し方を解説

編集部 スポジョバ

「バスケに関わる仕事に就きたいけど、求人の探し方、見分け方が分からない。」

「そもそもバスケットボールに関する求人にはどのような仕事の種類があるかを知りたい!」

前回は、スポーツ業界に転職する上で役に立つ資格について詳しく取り上げました!→スポーツ業界の転職、就職に役立つ資格!取得しておきたい資格3選!

バスケットボール関連の仕事を探している人のほとんどが、バスケットボールが好きな人だと思います。

しかし、「バスケットボールが好き」という理由だけで求人を探し、転職をしてしまうと、「自分のやりたいことじゃなかった...」というミスマッチが起きる可能性が高いです。

そこで今回は、バスケットボールに関わる仕事の種類や求人の探し方、求人を探すにあたって知っておいた方が良い情報など、あなたの仕事探しの手助けになるような内容を取り上げていきます。

【バスケを仕事に!】→仕事を見に行く。

スポーツ業界の仕事の種類についてはこちらの記事で詳しく解説しています!

スポーツ業界の仕事の種類を解説!スポーツに関わる仕事がしたい!

求人を探す前に知っておきたい!バスケの仕事15選

求人を見分ける前に知っておきたいのが、そもそもバスケットボールに携わる仕事にどれくらいの種類があるのかということです。

スポーツ業界の仕事の種類を解説!スポーツに関わる仕事がしたい!でも取り上げたようにバスケットボールのプロスポーツチームで働く以外にも、スポーツメディアの会社に就職してバスケットボールを取り上げる、メーカーに就職してバスケットボール用品のビジネスに関わるなど、バスケットボール関係の仕事にはたくさんの種類が存在します。

まずはスポーツ業界の全体像を認識し、バスケットボールに対してどのように自分が関わっていきたいかを明確にすることが必要です。

それではさっそく、バスケットボールに関わる仕事にはどのようなものがあるのか、代表的なものを15個ピックアップしてご紹介します!

 

《バスケに関わる仕事15選》

 

バスケットボール選手

バスケットボールのプレー面でレベルが高い人には、バスケットボール選手としての道が開かれるかもしれません。

男子の場合は「B.LEAGUE(Bリーグ)」、女性の場合は「バスケットボール女子日本リーグ(WJBL)」の所属チームと契約することでバスケ選手になることができます。

Bリーグはプロバスケットボールリーグのため、所属選手は「プロ選手」として活動します。

一方、女子バスケのWJBLはプロリーグではないため、選手のほとんどが「社員選手」として実業団チームに所属し、バスケ選手として活動しながら会社員としての業務にも取り組んでいます。(勤務時間や業務量などの条件は所属チームや契約内容によって異なります。)

男女ともにバスケ選手として実力を上げていけば、日本代表チームで活動したり、海外チームでも活躍できる可能性も拡がります。

 

監督・コーチ

監督は、チームの一番上に立ち、チーム全体の指揮や指導を行う役割です。「ヘッドコーチ」と呼ばれることもあります。

監督がチーム全体の方針を決めたり、試合での采配を行うのに対し、コーチの仕事は現場でより専門的・技術的な指導を行うことです。

また、監督に選手のコンディションを伝える、メンバー決めの助言をするなど監督のサポートも行います。

チームの規模によって異なりますが、ポジションや専門分野別に複数名のコーチが指導にあたることもあります。

監督やコーチになるルートとしては、バスケ選手として実績を残した人が引退後に打診されて就任するパターンが多いです。

監督やコーチとしてチームの指揮・指導を行うためには、公益財団法人日本バスケットボール協会コーチライセンスの取得が必要になる場合があります。

 

トレーナー

トレーナーは、選手の怪我に対応したり、体のコンディショニングを行ったりするチームスタッフです。

試合中に怪我をした選手の応急処置を行ったり、復帰に向けてリハビリメニューを組んだり、マッサージテーピングを行ったり、選手の体に対して幅広くアプローチします。

トレーナーを目指すなら、自分の知識や技能の証明のために専門資格を取得するといいでしょう。

有名なトレーナーの資格は、

  • 日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(JSPO-AT)
  • 認定アスレティック・トレーナー(JATAC-ATC)
  • NATA-BOC公認ATC

などです。

他にも、鍼灸師マッサージ師の資格があればトレーナーとしての活躍の幅が拡がりますし、リハビリの専門資格である理学療法士の需要も高まっています。

単に「トレーナー」といっても、様々な専門分野や働き方があるので、自分がどのような分野のトレーナーを目指したいのかを明確にする必要があるでしょう。

トレーナーになる方法や資格の詳細を知りたい方は下記の記事をチェックしてみてください!

 

アナリスト

アナリストは、バスケのプレーのデータ分析をするお仕事です。

自チームや対戦相手の試合映像などをもとに、戦術の傾向を数値化して分析したり、グラフや図で分かりやすくまとめたりして、監督・コーチ・選手に伝えます。

アナリストになるのにプレー経験は必須ではありませんが、バスケのプレーに対する深い理解が必要です。

バスケの知識がなかったら、データから正しく情報を読み取ることや、監督・コーチ・選手と戦術についてコミュニケーションを取ることが難しいためです。

バスケアナリストに資格は必要ありませんが、自分の知識やスキルを向上させるための日々の努力が求められるでしょう。

 

マネージャー

「マネージャー」と聞くと学生時代の部活動をイメージする人も多いかもしれませんが、プロチームなどにも職業としてのマネージャーが存在しています。

プロチームのマネージャーは、選手や練習のサポートやチーム運営全体に関わる業務などを幅広くこなします。

 

《マネージャーの業務の例》

  • 備品や設備の管理
  • 練習の補助(準備やボール拾いなど)
  • 練習や試合のスケジュール管理
  • 遠征の手配や帯同

▼チームマネージャーのインタビュー記事をcheck♪

 

チームスタッフ

チームスタッフは、バスケチームに所属する「選手以外の人」の総称です。

ここまででご紹介してきた、監督・コーチ・トレーナー・アナリスト・マネージャーもチームスタッフの一員ですが、他にも様々な役割の裏方スタッフが働いています。

 

《チームスタッフの役割の例》

  • スポンサー営業
  • 広報
  • ファンクラブ運営
  • マーケティング
  • 事業・経営企画
  • 事務(人事、総務、経理など)
  • 通訳
  • チームドクター

チームスタッフの中でも特に、スポンサー営業やマーケティングのような「現場以外」の業務を担う人たちを「フロントスタッフ」と呼ぶこともあります。

チームの規模や方針によって、より細かく役割分担されている場合もあれば、一人でいくつかの役割を兼ねる場合もあります。

 

競技団体職員

チームに所属するのではなく、競技団体の職員になることでバスケに携わる仕事をする選択肢もあります。

バスケの競技団体には公益財団法人日本バスケットボール協会(JBA)や、公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(JPBL)から委託を受けてBリーグの運営を行う「バスケットボール・コーポレーション株式会社」などがあります。

競技団体の仕事内容としては、

  • 選手や指導者の発掘
  • 大会等の事業企画、調整
  • スポンサーの獲得
  • 取材対応などの広報活動
  • 人事、総務、経理などの事務

などを行い、裏方的な立場からバスケ界全体を支えます。

チームスタッフが特定のチームに対して貢献できる仕事であるのに対して、競技団体の職員はバスケという競技全体の発展に携われる可能性があるのが魅力といえるでしょう。

 

審判員

審判員は、ルール通りに試合が行われているかどうかを確認して、得点の推移や反則などに関するジャッジを下す仕事です。

Bリーグをはじめとする国内の公式戦で審判を務めるためには、日本バスケットボール協会が実施する審判ライセンスを取得し「JBA公認審判員」になる必要があります。

レフリー資格は以下の6つの級に分かれています。

  • E級:地区・カテゴリー大会(eラーニングのみ)
  • D級:地区・カテゴリー大会(eラーニング+実技)
  • C級:都道府県大会
  • B級:ブロック大会
  • A級:全国大会
  • S級:トップリーグ

 

スコアラー

試合の記録(スコア)を付ける人のことを「スコアラー」といいます。

スコアラーの仕事内容は、

  • 得点
  • タイムアウトの回数
  • ファウルの回数
  • 選手交代情報

などを試合の展開に合わせてリアルタイムに記録していくことです。

学生の試合などでは専用のスコアシートに手書きで記入していく場合もありますが、Bリーグなどの大規模な大会では「公式記録員」と呼ばれるスコアラーが専用ソフトを使ってデータで入力します。

 

バスケットボール用品メーカー

バスケットボール用品メーカーは、バスケをするのに欠かせない様々な「もの」を製造します。

例えばバスケットボールは、「モルテン」「ミカサ」などのボールメーカーが製造しています。

また、ウェア、シューズなど身に着けるもののメーカーとしては「ナイキ」「アディダス」「アシックス」などが有名です。

他にもバスケをするのに欠かせないものとしてバスケットゴールスコアボードなどもありますし、指などに巻くテーピングを作っているメーカーも広い意味では「バスケットボール用品メーカー」といえるかもしれません。

バスケットボール用品メーカーの中では様々な職種の人が働いています。

例えば新商品のアイディアを形にする「企画・開発職」、商品がたくさん売れるように働きかける「営業職」、人員や給与などの管理をする「人事」「経理」など様々です。

メーカーが作った製品は、商品の流通を担う「卸売業(おろしうりぎょう)」の中継を経て、この次に紹介するバスケットボール用品店などの「小売店」の店頭に並び、バスケをプレーする人たちの手に渡ります。

スポーツメーカーの仕事の詳細や、スポーツ用品産業の全体像について理解を深めたい人には、下記の記事がおすすめです。

 

バスケットボール用品店

バスケ用品メーカーが製造した商品を販売するのがバスケ用品店の役割です。

バスケ用品専門店で働くパターンもあれば、「スポーツデポ」「スポーツオーソリティ」「スーパースポーツゼビオ」などの大型店に勤務して、バスケコーナーの担当になるパターンもあるでしょう。

バスケ用品店の仕事内容には、次のようなものがあります。

  • お客さまに商品説明をしたり、レジ打ちをしたりする「接客」
  • 在庫管理、品出し、発注などの「商品管理」
  • ディスプレイを考えたり、セールイベントなどを企画する「販売促進」

資格は求められない場合が多いですが、「販売士」などの資格を持っておくと就職に有利になる可能性があります。

また、バスケ経験があったほうがお客様に最適な商品提案がしやすいでしょう。

 

メディア関係

テレビ・新聞・ラジオ・雑誌・Webなどのメディアでバスケの情報を発信します。

テレビなど映像中心のメディアでは、下記のような人たちが協力して試合中継などの番組制作をしています。

  • アナウンサー:試合の実況、選手へのインタビューなど
  • 解説者:中継の実況解説
  • 技術スタッフ:カメラマン、音声、照明、映像編集など

また、新聞・雑誌・Webサイトなどの文字や写真中心のメディアでは下記のような職種の人たちが協力して記事コンテンツ等を制作しています。

  • 記者・ライター:選手や専門家などに取材をしたりして、記事に掲載する文章を書く
  • 編集:記事の企画を考えたり、ライターが作成した記事の修正をしたりする
  • カメラマン:記事に掲載する写真を撮影する
  • 広告営業:様々な企業にアプローチして担当メディア内の広告枠を販売する

 

イベント企画・運営

バスケの大会や体験会などのスポーツイベント企画したり、当日までの準備・運営を担います。

多くの場合はイベント企画専門の会社で働いて、いくつかのイベントを担当します。

イベント企画会社自らが主催者になることもあれば、主催者からイベントの企画・運営を依頼されることもあります。

大会のスケジュールや試合間の演出などを主催者とすり合わせたり、ゲストの出演交渉やスケジュール調整、機材やスタッフの手配などを行います。

またイベント当日にはスケジュール進行管理や、会場スタッフの管理、イレギュラー対応など、イベントの円滑な進行を担います。

 

指導者

指導者として子どもたちや学生などにバスケを教える職業です。

民間のバスケスクールで教えるパターンや、地域のクラブチームなどで指導をするパターンなどがあります。

指導するためには、日本バスケットボール協会コーチライセンスの取得が必要になる場合があります。

 

バスケ施設運営

アリーナ・体育館・合宿所など、バスケをする「場所」のスタッフとして管理運営するお仕事です。

仕事内容としては、

  • 利用予約の受付やスケジュール管理
  • 施設の利用方法説明
  • 設備や備品の管理、メンテナンス
  • 施設のプロモーション活動

などが挙げられます。

 

バスケットボールに関わる仕事の求人を効率的に探す方法!

とはいえ、バスケットボールに関する仕事の正社員求人はインターネットで検索しても数が少なく、自分に合った求人を見つけるのは難しいというのが現状です。

良い求人に出会ったとしても、情報収集、面談の日程調整、書類の作成、これらの転職活動を自分一人で行うのはなかなか難しいし、大変ですよね。

スポーツ業界に特化した求人サービスでは、そのサービス内でしか公開されていない求人情報などもあるため、数多くの求人情報を手に入れることができます。

また、サービスによっては、希望の条件に合う会社を紹介してくれたり、面談の日程調整、書類の作成など転職活動をサポートしてくれます。

東京勤務、地方勤務など、細かい条件による求人検索もできるため、求人を効率よく探すことが出来ます。

スポーツ業界に特化したおすすめの転職サービスに関してはこちらで取り上げているので合わせてお読みください!→スポーツ業界に転職するならここ!転職サイト・エージェント4選!

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