「審判の資格の取り方を知りたい!」
選手と共にバスケの試合を盛り上げる審判。
では、審判になるためには、何が必要なのでしょうか?
今回は、バスケの審判について詳しく解説します!
審判が担うのは、試合をルールに沿って厳密に、そして円滑に進行させる役割です。
バスケの審判は、主に選手が違反行為をしたときに笛を鳴らし、その行為の内容をジェスチャーで両チームと記録員に伝えます。
バスケには2種類の違反行為があります。
それは、トラベリング、ダブルドリブル、アウトオブバウンズなどの「バイオレーション」と、プッシング、イリーガルユースオブハンズ、オフェンスチャージングなどの「ファウル」です。
これらの違反行為が指摘できるようになるには、どの行為が違反に当たるのかと違反行為内容を知らせるジェスチャーを1つ1つ覚えなければいけません。
実際に選手としてバスケットボールに関わってきた人なら、そこまで大変なことではないかもしれませんね。
日本バスケットボール協会(JBA)は、更なる日本バスケの発展に向けて審判の資格を取る活動を推奨しています。
審判の資格は、E級~S級まであります。
審判経験がない人が初めに取る事が出来るのはE級で、地区や連盟主催の大会の審判が出来ます。
JBA主催の「E級審判ライセンス新規取得講習」を受講し、筆記試験に合格すれば、実技試験なしで資格を獲得出来ます。
E級以上になると、ライセンス取得講習以外に各都道府県のJBA実技講習会に参加し、実技試験を合格しなくてはなりません。
D級、E級のライセンス取得者は、その年の間にC級、D級の昇格審査を受講することができます。
B級の昇格審査は、年1回行われています。
C級取得者がB級の審査を受けるには、チームやJBAの推薦が必要です。
級が上がれば上がるほど、より規模の大きな大会の審判をする事が出来ます。
毎回試合には2~3人の審判が付き、それぞれの担当エリアが決まっています。
そのエリアの中で、審判は常に試合が見えやすいポジションを求めて足を止めないように心がけましょう。
2~3人の審判で、常にコート上にいる10人の選手を挟んで見るようにするという原則です。
ボール周辺しか見ないと、ボールとは関係ない場所での違反行為に気づくことができません。
選手の動きを見逃すことがないように、状況によって近づいたり離れたりして試合を見ます。
特に、人が密集するゴール周辺は見えないことが多いので、ボールを持っている選手が見える位置を確保できるようにしましょう。
審判は、からだの触れ合いの有無や程度を判断するために、オフェンスとディフェンスの選手のスペースを見るようにするという原則です。
選手同士のファウルを見つけるには、スペース・ウォッチングをすることが有効です。
このように審判には動き方の原則があります。
試合での審判の動き方に注目してみるの面白いかもしれませんね。
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