「現役の高校生や大学生がプロの試合に出てるのはなぜ?」
「練習生との違いは?」
「Bリーグの特別指定選手ってどんな制度?」
「選手契約はいつまで?」
Bリーグには現役の高校生や大学生がプロリーグ(Bリーグ)で活躍できる特別指定選手という制度があります。2016年のBリーグ発足時から設定されたこの制度を利用して活躍した選手がたくさんいます。
今回はそんな特別指定選手制度について解説していきます!
特別指定選手とは、16歳以上22歳以下の選手がBリーグの試合に出場できるという制度です。
現役の高校生や大学生の有望選手に、個人の能力に応じた環境を提供することを目的としていて、各クラブは通常の選手登録枠とは別に2名まで登録することができます。
また、日本の高校や大学の学生のバスケ連盟に所属していない選手でも特別指定選手登録される場合があり、この場合はアマ契約、プロ契約のどちらでも可能です。
アマチュア契約では、選手に報酬の支払いはありません。逆に、特別指定選手としてプロ契約をした場合は、上限460万円の基本年俸とインセンティブ給をもらうことができます。
Bリーグの選手の年俸について知りたい方は、併せて以下の記事をお読みください。
また契約期間ですが、高校や大学の部活に所属している選手は1シーズン3ヶ月までという規定がありますが、学生のバスケ連盟に所属していない選手に関しては契約期間について規定は特にありません。
特別指定選手と似ている制度として、練習生という制度があります。練習生とは、期間を設けずに練習に参加できるという制度です。シーズン中に特別指定選手契約やプロ契約に切り替わることもあるようです。
この特別指定選手ですが、毎年注目を浴びた高校生や大学生がプロでプレイをすることで話題になり、学生がプロの場でプレイする姿を多くのファンが楽しみにしています。
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特別指定選手制度を利用して現役の学生時代からプロの試合でプレイをし、プロ契約を結んだ選手はこれまでにたくさんいます。ここでは、特別指定選手として契約していた選手がその後に正式契約を結んだ選手を見ていきましょう。
・馬場雄大(メルボルン・ユナイテッド)
2022年現在オーストラリアのリーグで活躍している馬場雄大選手。筑波大学在学中の2016−17シーズンにアルバルク東京に特別指定選手として入団。その翌年、筑波大学のバスケ部を退部しアルバルク東京とプロ契約を結びました。
アルバルク東京の中心選手として活躍した後、2019年にNBAにチャレンジし、2022年現在オーストラリアのメルボルン・ユナイテッドに所属しています。今となっては日本バスケの中心選手の1人です。
・河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)
2019年に福岡第一高校を卒業した河村選手は2019−20シーズンに、三遠ネオフェニックスに特別指定選手として入団し、初の高校生B1所属選手となり注目を浴びました。2021−22シーズンは横浜ビー・コルセアーズに特別指定選手として入団しましたが、東海大学を退学しプロとして歩む道を選び、現在は横浜ビー・コルセアーズとプロ契約を結んでいます。
・大倉颯太(千葉ジェッツ)
2022年3月に東海大学を卒業した大倉選手は、大学2年時の2019−20シーズンに、千葉ジェッツに特別指定選手として入団。2020−21シーズンも特別指定選手として入団し、翌シーズンの2021−22シーズンに千葉ジェッツとプロ契約を結びました。
大倉選手は実力はもちろんのこと、Bリーグモテ男No.1決定戦でもNo.1を獲得した人気選手の1人です。
ここで挙げた選手以外にも、学生時代に特別指定選手としてプレイした後、現在プロとして活躍している選手はたくさんいます。
今回はBリーグの特別指定選手制度について解説してきました。
この特別指定選手制度は、学生時代からプロの場でプレイをするという経験を経て、さらなるステップアップに繋げられる良い制度だと言えます。
みなさんも学生時代からプロの場に挑戦している特別指定選手に注目してみてください!
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