野球のポジション一覧!役割や守備位置、人気ポジションを紹介!

編集部 スポジョバ

野球のポジション一覧!役割や守備位置、人気ポジションを紹介!

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「野球のポジションごとの役割を知りたい!守備位置はどこ?」


「野球のポジションごとの英語名や守備番号を知りたい!」



前回は、野球の打率の計算方法やそもそも打率とはどのような数値なのかに関して詳しく取り上げました!→【やさしく解説】野球の打率とは?計算方法を教えて!


野球の試合を観戦する際は、ルールや専門用語を知る以外に、ポジションごとの役割や守備位置を詳しく知っておくとより楽しく観戦することができます。

今回は野球の全ポジションのそれぞれの守備位置や役割、各ポジションの英語名、守備番号に関して詳しく取り上げます!

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野球のポジション一覧!役割や守備位置、人気ポジションを紹介!



野球のポジションは9種類!それぞれの名称を紹介!



各ポジションの役割や守備位置を説明する前に、まずはポジションの名称を一覧でご紹介します!


・ピッチャー(投手)
・キャッチャー(捕手)
・ファースト(一塁手)
・セカンド(二塁手)
・サード(三塁手)
・ショート(遊撃手)
・レフト(左翼手)
・センター(中堅手)
・ライト(右翼手)



野球一番の人気ポジション!ピッチャーの役割とは?


ピッチャーの第一の役割とは皆さんもご存知の通り、マウンドに立ってバッターに対してボールを投げることです。

バッターが打てるかどうかに直接影響するポジションでもあるので、ピッチャーのパフォーマンスが試合の勝敗を左右します。


ピッチャーが良い投球ができれば点は取られないし、悪い投球をしてしまえばどんなに他のポジションの選手が優秀でも試合に負けてしまします。

ピッチャーはそれだけ重要な役割なのです。


ピッチャーは9人目の野手であるとも言われているように、バントやピッチャーゴロ、ピッチャーフライなどの打球の処理や、塁が空いてしまった際のカバーリングなど、他の野手と同様の役割も持ちます。


ピッチャーに求められる能力やピッチャーの投げ方、球種に関してはこちらにて詳しく解説しているので、ぜひ合わせてお読みください!→野球のピッチャーの役割とは?投げ方の種類や求められる能力も紹介!




キャッチャーは扇の要?野球のポジションの中でキャッチャーの役割とは?


他のポジションとは違うキャッチャーのポジションですが、ボールに触れる機会が多い、かつホームベースでプレーをすることからその役割は多岐に渡ります。

一つずつ順番にご紹介していきます!


・ピッチャーの投球を受ける

基本中の基本として、キャッチャーはピッチャーの投球を受ける役割を持っています。ピッチャーが投げた球をポロポロこぼしていては試合になりません。

また、キャッチャーの技術として「フレーミング」というものがあります。フレーミングとはストライクゾーンへの際どい投球を取り方によってストライクに見せる技術です。捕球の瞬間にミットを動かすことで、審判から有利な判定を受けることができるのです。


・投球のリード(配球)

キャッチャーが手元で指示を出し、それに対してピッチャーがうなずく、あるいは首を振っている場面を野球の試合では多く目にすると思います。

実はキャッチャーはピッチャーに対して投球の指示を出しているのです。


リード(配球)とは、バッターをアウトにするための戦略にあたります。

バッターの特徴やピッチャーの特徴、試合状況などをみて、キャッチャーは配球を判断しなければいけません。

配球次第でバッターが打てるかどうかが決まるため、配球を決めるということはとても大事な役割なのです。


・守備全体への指示出し

「扇の要」とも言われるように、キャッチャーは守備の選手の中で唯一グラウンド全体を見渡すことができるポジションです。

バッターの特徴やその時のシチュエーションに合わせて的確な判断をキャッチャーは行い、それを全体に伝えなければいけません。


・スローイング(セカンドスロー)

キャッチャー特有の役割として、「盗塁に対する送球」というものがあります。

投球を受けたあとにすぐさま二塁・三塁に送球を行い、盗塁をアウトにさせる必要があります。

盗塁をしっかり防ぐためには強い肩が求められることはもちろん、スローイングのコントロールや、捕ってから投げるまでの素早い動作が必要になります。


キャッチャーに求めらえる能力や、向いている性格に関してはこちらの記事にて詳しくまとめているので、ぜひ合わせてお読みください!→【野球ポジション解説】キャッチャーの役割や求められる能力とは?



ファーストの役割とは?捕球だけじゃない?どんな役割があるポジションなの?


一塁近辺を守るファーストの一番の役割は、他の守備選手からの送球を受けて、一塁において走者をアウトにすることです。

そのほかにも、一塁に走者がいる場合はピッチャーの牽制球を受ける役割を持っています。


一塁で走者をアウトにするという役割から守備機会が多く、守備において重要な役割と言われています。

プロ野球でも、ファーストのポジションには守備があまり得意でない選手や外国人選手が多くいるため簡単だと思われがちですが、ミスが許されない大切なポジションです。


ショートやサードがせっかくファインプレーをしても、ファーストがきちんと捕球ができないとそれまでのプレーが無駄になってしまいます。


ファーストのポジションに関してはこちらの記事で詳しく取り上げているので、ぜひ合わせてお読みください!→野球のファーストの役割とは?実は守備の重要なポジション?



セカンドの役割とは?高い守備技術が求められるポジション?


キャッチャー、ショート、センターとともにセンターラインを作り守備の軸を担うのがセカンドの役割です。

ショートと連携してピッチャーの後方を守り、状況に応じてセンターの手前から一塁後方までカバーするため、セカンドの守備範囲は広くなります。

守備範囲の広さ、また適切な状況判断が必要なことから、ショートと並んで高度な守備技術が必要だと言われています。


もっともセカンドはショートと比べて一塁までの距離が近いため、送球自体は難しいものではありません。そのため、安全にかつ落ち着いてゴロの処理を行う事ができます。

セカンドの具体的な動き方や求められる能力に関してはこちらで詳しく取り上げているので、ぜひ合わせてお読みください!→野球のポジション解説!セカンドの役割とは?動き方は?



サードの守備範囲はどこ?どんな役割を持つの?


サードの定位置は「三塁手」とも言われるように、やはり三塁近辺になります。

具体的には、三塁ベースと二塁ベースを結んだラインより少し後ろ側です。


基本的に当たり損ねのゴロやバントゴロ、強烈な打球などが飛んで来るため、自分の前のボールを捌くという機会が多くなります。

サードの位置より後ろのボールはショートに任せることが多いため、下がりながらの捕球はあまりありません。


また、下がりすぎた状態で捕球をすると一塁への送球が間に合わなくなってしまうので、常に前に出る意識を持ち続けなければいけません。


サードのポジションの有名選手や詳しい説明に関してはこちらを合わせてお読みください!→【野球ポジション解説】サードの守備位置や特徴とは?



内野守備の花形!ショートの役割は非常に多い!


守備において重要な役割を持つのが、ショート(遊撃手)です。


ショートの守備位置は主に二塁と三塁付近で、三遊間から二遊間はもちろんのこと、センター前からレフトまで、その守備範囲は非常に広いです。

また、ダブルプレーや中継プレーなどの連携プレーの高い精度や、盗塁・牽制に対してのベースカバーなどなど様々な役割を担っており、その役割の多さは全ポジションの中でもトップクラスを誇ります。


ショートのポジションの選手は、チームで中心的な役割を担う選手が起用されることが多く、守備の要としてグラウンドに立つ自覚も要求されます。

守備範囲の広さや役割の多さ故に、ショートは野球のポジションの中でも人気ぽいションなのです。


ショートのポジションで求められる能力や、有名選手に関してはこちらを合わせてお読みください!→ショートってどんなポジション?役割や求められる能力を紹介!



レフトには確実性が求められる?レフトに求められる能力とは?


レフトに求められる能力は「確実な捕球」「飛球に対しての感覚」です。

レフトの役割は守備範囲に対する捕球がメインになるため、捕球能力が特に重要です。三遊間を抜けてくる強い当たりゴロや強いライナー、レフト線を超えるファウルフライや、高いフライなどの打球をミスなく捕球しなければいけないため、高い捕球能力が必要となります。


また、レフトのポジションでは後ろを抜かれてしまうと大量得点を許す展開となってしまうため、打球に対しての落下地点の予測や、バッターに応じた適切な位置取りが重要となります。

レフトのポジションの詳細はこちらを詳しくお読みください!→野球のレフトの役割とは?守備位置や求められる能力を解説!



守備の中心ポジション?センターの役割とは?


センターは、外野のうちライト(右翼手)とレフト(左翼手)に挟まれた場所を守備するポジションです。本塁と二塁を結んだ延長線上を中心に、外野の中心部分がセンターの守備位置となります。


センターが持つ役割の中で一番重要なのが、センターへの打球を処理することです。

これだけ聞くと他の外野手の役割と同じように思えますが、ライト(右翼手)やレフト(左翼手)はファウルゾーンが隣にあるのに対して、センターはファウルゾーンに面していないため守備範囲が非常に広くなります。


逆に言えば、センターのポジションに守備の上手い選手を配置すれば自分の両隣にいる2人分の選手をカバーすることができるため、センターの守備の上手さはチームの守備の強さにつながります。

また、上記と並んでセンターの役割として重要なのが、ライトとレフトへの守備位置の指示です。


センターはフィールド全体を見渡すことができ、キャッチャー、ピッチャーの延長線上にもいるため、バッターの特徴もよく見ることができます。

この守備位置だからこそ得られる情報を元に判断して、センターはライトやレフトへの的確な指示出しを行わなければいけません。

それ以外にも、ショートやセカンドの打球処理が失敗した場合のカバーや、ライトやレフトへの打球のカバーリングなど様々な役割がセンターにはあります。

センターのポジションを詳しく知りたい方はこちらをご覧ください!→【野球ポジション解説】センターの役割や求められる能力を教えて!



ライトの守備位置はどこ?どこを守るポジションなの?


ライトの守備位置はファーストとセカンドの後ろで、ファウルゾーンからセンターまでを守備範囲とします。


具体的な守備位置に関しては、バッターの特徴によって微調整していきます。

・左打ちバッターなら後退し、少しセンター側に寄る

・右打ちバッターなら前進

・ランナーが二塁にいる時は前進

・流すバッティング、引っ張るバッティング、どちらなのかをファウルの時に見て位置を調整する

・強打者のバッターなら後退する

上記のような判断をライトの選手は行って、守備位置を決定しています。

ライトのポジションの詳しく知りたい方はこちらを合わせてご覧ください!→【野球ポジション解説】ライトの役割とは?守備位置や動きを教えて!


野球の各ポジションの英語名を知りたい!略称もあわせて紹介!


各ポジションの英語名や略称は以下ようになっています!

・投手→Pitcher(ピッチャー) 略称「P」

・捕手→Catcher(キャッチャー) 略称「C」

・一塁手→First Baseman(ファースト) 略称「1B」

・二塁手→Second Baseman(セカンド) 略称「2B」

・三塁手→Third Baseman(サード) 略称「3B」

・遊撃手→Shortstop(ショート) 略称「SS」

・左翼手→Left Fielder(レフト) 略称「LF」

・中堅手→Center Fielder(センター) 略称「CF」

・右翼手→Right Fielder(ライト) 略称「RF」


また、大きい区分として内野手全般のことを「Infielder(インフィールダー)」

外野手全般のことを「Outfielder(アウトフィールダー)」と呼ぶので合わせて覚えておくと良いと思います。


各ポジションの守備番号をご紹介!背番号とは関係があるの?


野球では各ポジションに守備番号というものが振り分けられています!

各ポジションの番号は以下のようになっています。

・ピッチャー(1番)

・キャッチャー(2番)

・ファースト(3番)

・セカンド(4番)

・サード(5番)

・ショート(6番)

・レフト(7番)

・センター(8番)

・ライト(9番)

日本のプロ野球などでもポジションをこの守備番号で表記したりしているので、守備番号を知っておくとより楽しく野球が観戦できます。


これらの番号はあくまで守備番号なので、背番号と一致させなければいけないというルールは定められていません。

とはいえ、高校野球や中学野球など、背番号が1番からベンチ入り可能人数までしか定められていない場合にはそれぞれの守備番号が背番号と対応していることが多いです。

したがって高校野球や中学野球での背番号1番はほとんどの場合チームの正投手であるため、1番の背番号はエースナンバーとも言われます。

大学野球やプロ野球では選手ごとに好きな番号をつけるため、守備番号と必ずしも一致しているとは限りません。


今回は野球のポジションごとの役割や、守備位置、それぞれの英語名や守備位置に関しいて詳しく取り上げました!

スポジョバでは野球に関する記事を複数掲載しているので、ぜひ他の記事も合わせてお読みください!


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