「野球のピッチャーの役割にはどのようなものがあるのだろう?」
「ピッチャーというポジションに関する情報をまとめて知りたい!」
前回は野球のポジションの一つであるセカンドについてその役割や求められる能力に関して詳しく取り上げました!→野球のポジション解説!セカンドの役割とは?動き方は?
野球の中で一番の人気ポジションと言っても過言ではないピッチャー。
今回はそんな花形であるピッチャーに関して詳しく取り上げます!
ピッチャーの役割とは?ピッチャーに求められる能力とは?ピッチャーのボールの投げ方の種類とは?ピッチャーとキャッチャーの距離とは?などなど!ピッチャーに関することをまとめてご紹介します!
ピッチャーの第一の役割とは皆さんもご存知の通り、マウンドに立ってバッターに対してボールを投げることです。
バッターが打てるかどうかに直接影響するポジションでもあるので、ピッチャーのパフォーマンスが試合の勝敗を左右します。
ピッチャーが良い投球ができれば点は取られないし、悪い投球をしてしまえばどんなに他のポジションの選手が優秀でも試合に負けてしまします。
ピッチャーはそれだけ重要な役割なのです。
ピッチャーは9人目の野手であるとも言われているように、バントやピッチャーゴロ、ピッチャーフライなどの打球の処理や、塁が空いてしまった際のカバーリングなど、他の野手と同様の役割も持ちます。
そんな責任重大なピッチャーですが、どのような能力が具体的に求められるのでしょうか?
それは、「コントロール力」「肩の強さ」「下半身の強さ」です。
以下、細かく説明していきます!
①コントロール力
投げるという行為が中心であるピッチャーにとって一番大切なのは、投球のコントロール力です。ストライクが欲しい状況できちんと狙った場所にボールを投げ込めるか?狙った場所にうまくボールを投げ込めなければ、バッターに簡単に打たれてしまいます。シャドーピッチングやリリースポイントを良くするトレーニングなどを行って、少しずつコントロール力を向上させていきます。
②肩の強さ
コントロールの次に大事なのが、肩の強さです。やはり球速の速い球の方がバッターに打たれる事が少ないです。
③下半身の強さ
投げることが中心なので上半身ばかりに目がいってしまいますが、意外と重要なのが下半身の強さです。下半身が安定することで、スムーズな重心移動を行うことができます。その結果として球速が上がったり、コントロールがより定まります。下半身の筋持久力や瞬発力を高めるトレーニングなどを行う事で、ピッチャーとしてのレベルを上げる事ができます。
ピッチャーの球の投げ方には大きく分けて4種類あります。
・オーバースロー
・サイドスロー
・スリークォーター
・アンダースロー
これらの投げ方には実は長所や短所があります。
こちらの記事ではそれぞれの投げ方について詳しく取り上げているので、ぜひ合わせて読んでみてください!→【野球初心者向け】ピッチャーの投げ方は4種類!
また、投げ方に密接に関連する球種について、こちらの記事で取り上げています!→【野球の球種一覧】軌道や投げ方を詳しく解説!変化球の種類とは!?
ピッチャーからキャッチャーの距離は18.44mと定められています。
それに対して体がまだ発達していない小学生が同じ距離を投げて野球をするのは難しいため、リトルリーグでは14.02m、少年野球では16mとルールによって距離が定められています。
今のプロ野球では150km/h以上の球速を出せる選手も増えてきました。
そのようなピッチャーがボールを投げた場合は、キャッチャーの元にボールが届くまでの時間はわずか0.44秒。
バッターがこのわずか0.4秒という短い時間の中で投球を見極め、ストライクかボールか、打つか打たないかを判断し、実際に動作を行わなければいけません。
それにしても18.44mという値。なんだか中途半端な距離のような気がしませんか?
どうしてこのような距離になったのかという誕生秘話に関しては、こちらに記載してあるのでぜひ合わせてお読みください!→ピッチャーからキャッチャーまでの距離は?少年野球、プロで距離が違う!
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