「野球のサードのポジションの守備位置や動き方を知りたい!」
「サードのポジションが担っている役割にはどのようなものがあるの?」
前回は野球のポジションの一つである「ファースト」のポジションに関してその役割や動き方についてまとめました!→野球のファーストの役割とは?実は守備の重要なポジション?
三塁ベース付近を守備するサード。
ではサードが担っている役割や具体的な守備の動きはどのようなものなのでしょうか?
今回はサードについて詳しく取り上げます!
サードの定位置は「三塁手」とも言われるように、やはり三塁近辺になります。
具体的には、三塁ベースと二塁ベースを結んだラインより少し後ろ側です。
基本的に当たり損ねのゴロやバントゴロ、強烈な打球などが飛んで来るため、自分の前のボールを捌くという機会が多くなります。
サードの位置より後ろのボールはショートに任せることが多いため、下がりながらの捕球はあまりありません。
また、下がりすぎた状態で捕球をすると一塁への送球が間に合わなくなってしまうので、常に前に出る意識を持ち続けなければいけません。
三塁付近を守備範囲とするサードですが、強烈な打球が飛んでくる事が最も多いポジションであることから、「ホットコーナー」と言われることもあります。
内野手の中でも一塁に最も遠い守備位置のため、俊敏さと肩の強さ、送球の正確さが求められます。加えて、強い打球を処理する捕球能力も必要になってきます。
それでも、三塁のポジションは一般的に守備負担が少ないと言われているファーストよりも守備負担が少ないとされています。
打撃は魅力だが守備に不安が残るという選手が、サードに配置されている事が多くなります。
サードのポジションの選手は他の内野手と同様に、右利きの選手が守っている事が多いです。
ゴロを処理して一塁に送球するという動作において、左利きの場合は足を入れ替えてボールを投げなければいけないため、右利きよりも遅れてしまいます。
プロ野球の歴史の中で一番良いサードと言われているのが、長嶋茂雄選手です。
通算打率.305、通算444本塁打、通算1522打点、通算2471安打。日本のプロ野球の大卒選手で400本塁打と2000安打のダブル達成者は、長嶋茂雄選手が史上初となります。
また、打撃の成績だけでなく守備力が非常に高かったのが長嶋茂雄選手です。
通算守備率.965という、1500試合以上出場した選手の中では三塁手(サード)のプロ野球歴代1位を記録した長嶋茂雄選手。まさに最高のサードと言えるでしょう。
さらには簡単なゴロを難しくとってファンを喜ばせたりなど、魅せる守備にこだわった長嶋茂雄選手のプレーは、多くの観客を魅了しました。
今回はサードのポジションに関してその役割や求められる能力、有名な選手に関して詳しく取り上げました!
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