「テニスコートにはどのような種類があるの?」
「各テニスコートの特徴を知りたい!テニスのやりやすさは変わるの?」
バスケットボールやバレーボールなどと違い、テニスコートには種類があるということを知っていますか?
世界で有名かつ規模の大きい四大大会も、実はそれぞれ違うテニスコートで行われています!四大大会の特徴や使われているコートの詳細はこちら!→テニスの四大大会って何?コートが違う?各大会の特徴を解説!
今回は意外と知らないテニスコートの種類や、それぞれのコートの特徴について取り上げます!
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種類が多くあるテニスコートですが、各テニスコートの大きさは規格で決められており、同じ大きさとなっています。
しかし、規格は同じでもテニスコートは様々な材質で作られており、材質によってボールの弾み方やスピード、滑りやすさなど特徴が異なります。
また、テニスシューズも各コート専用の物が作られており、そちらを履いてプレーをするのが一般的です。
ではそれぞれ順にテニスコートの種類をご紹介します!
まず始めに取り上げたいのが「ハードコート」です。
セメントやアスファルトの上に化学樹脂がコーティングされてできたテニスコートで、他のコートと比べて維持費がかからないため、世界中で最も普及しているコートと言われています。
特徴としては、硬い素材でコートが作られているため弾むボールの速度が速くなることが挙げられます。
そのため、ストロークよりもボレー向きのコートと言われています。
サーブに関しても球速が速く、かつあまり弾まないフラットやスライスなどの打ち方の方が得点に繋がりやすいです。
全豪オープン、全米オープンではハードコートが使われています。
続いてご紹介するのが「砂入り人工芝コート」というものです。
こちらは文字通り、砂が混じった人工芝の素材によってコートが作られています。
ウェットな環境、ドライな環境でも適度な滑りと弾力性が保持できる、そして足腰への負担が少ないことが特徴として挙げられます。
また、雨の後でも乾きが早く、プレーの再開が少ない時間でできることから、雨の多い日本では広く普及しています。
住友ゴム工業→「オムニコート」
東レ→「スパックサンド」
三菱化成→「ダイヤサンド」
など、同じ砂入り人工芝コートでも作っている会社によって呼び名が異なります。
クレーコートは、土でできたテニスコートです。
ボールが弾みにくく球速が遅くなります。そのためラリーが続きやすく、試合を勝ち切るためには長いラリーを制する体力も求められます。
また、土でできているため天候にコンディションが左右されやすく、メンテナンスにも手間がかかるのがクレーコートの特徴です。
全仏オープンではこのクレーコートが使われているが故に、四大大会の中で最も過酷な大会と呼ばれています。
他の四大大会の詳細を知りたい方はこちら→テニスの四大大会って何?コートが違う?各大会の特徴を解説!
テニスコートの種類として、天然芝で作られている「グラスコート」という種類も存在します。
テニスコートの中で最も球速が速く、バウンドも低く不規則になる傾向があるため、サーブを得意とする選手に有利なコートと言われています。
テニスの四大大会のなかで一番長い歴史をもつ全英オープンでは、このグラスコートが使用されていますが、芝の維持管理や育成に手間がかかるため、現在ではグラスコートを利用しているところは多くありません。
また、四季が存在し気温の変化が大きい日本では、芝の育成が難しく、グラスコートは日本にもあまり存在しません。
最後にご紹介するのが、絨毯のような素材で作られているカーペットコートです。
維持管理に手間がかからず、球速が速くなるのが特徴で、屋内のテニススクールなどで主に使用されています。
今回はテニスコートの種類について詳しく取り上げました!
こちらの記事ではテニスの専門用語である「ブレイク」や「ブレイクポイント」について詳しく取り上げているので、ぜひ合わせて読んでみてください!→【テニス】ブレイクの意味とは?ブレイクポイントと何が違う!?
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