「テニスのボレーにはどんな種類があるの?それぞれの使い分け方も知りたい!」
「テニスのボレーが上手くなるコツを知りたい!どのようなことを意識すれば良いの?」
前回はダブルスのフォーメーションの種類と、それぞれのフォーメーションの強み、弱みに関して詳しく取り上げました!
→テニスのダブルス、5つのフォーメーション!各戦術を詳しく紹介!
テニスではワンバウンドで打つレシーブ以外にも、ノーバウンドで球を返すボレーという打ち方があります。
今回は、テニスの試合に勝つ上で、必須技術であるボレーの種類、そしてボレーが上手くなるコツについて詳しくご紹介していきます!
ボレーとは、相手のショットをノーバウンドで返すショットであり、ネット近くで主に使われるショットです。
ボールを打った相手が、体勢を整え、ポジションに戻る前にショットを返すことができるため、上手く使えばゲームを有利に進めることができます。
しかし、ネットに自分の位置が近くなる分、返球も速くなるため、高い反射神経とボールへの勘が必要になってきます。
テニスのボレーには実は種類があります。
ボレーの高さの違いからハイボレーとローボレーという種類にも分けられますが、今回は打ち方の違う4種類、「ブロックボレー」「パンチボレー」「ドロップボレー」「ハーフボレー」を順番に解説していきます!
・ブロックボレー
まずご紹介するのがボレーの一番基本的な形であるブロックボレーです。
その名の通り、相手のショットをブロックするように返すボレーであり、ボールの軌道に合わせてラケットの面を最短距離でセットすることで素早くボールに反応することができます。
ネット近くのボールは球速が非常に早いため、ラケットを大きく振らずとも、相手のショットをラケットの真ん中で捉えることができれば速いボールを返すことができます。
・パンチボレー
パンチボレーとは先程のラケットをコースに置くように打つブロックボレーとは違い、球が当たる瞬間に手首を使って勢いをつける攻撃的なボレーです。
力が入りすぎると、球のコントロールができなくなってしまうため、インパクトの際に5cm程度だけラケットを動かすという意識でショットを打つと良いと言われています。
・ドロップボレー
ドロップボレーとは球にスライスの回転をかけてネット近くに落とすショットです。試合中に上手く使うことできれば左右だけでなく、前後に相手選手を大きく揺さぶれるため、戦略の幅が広がります。ラケットの繊細な使い方が求められるため、タッチショットとも呼ばれます。
・ハーフボレー
ハーフボレーとはボールがバウンドした直後にショットを打つボレーになります。ボレーのためにネット近くに詰めているときに足元にショットが来た際の返球に使われます。ノーバウンドのローボレーで返すのか、ワンバウンドさせてハーフボレーで返すのかという判断は非常に難しいため、コツが必要になります。
それではボレーが上手く打てるようになるためにはどのようなことを意識すれば良いのでしょうか?
ここでは2種類のコツを紹介します!
①グリップは強く握り締めない
ボレーは相手の球をノーバウンドで返さなければいけないため、一瞬で球に反応しなければいけません。
反応が速くできるように、多くの人が緊張して、腕に力が入ってしまうのですが、これはむしろ逆効果になってしまいます。
力が入った状態では、腕や体が上手く動かなくなってしまうのですが。
軽く握手をするぐらいの力でラケットを握り、逆の手でラケットを支えてあげると、身体に余計な力が入らず、返球のために速い反応ができるようになります。
②ラケットを後ろに引きすぎない
返球をしようと思ってラケットを大きく後ろに引いてしまうとタイミングがずれてしまい、自分の思った方向に返球ができなくなってしまいます。
初めのうちは手首を固定するぐらいでボレーをうち、慣れてきたらボレー時に手首の動きも加えるようにしていくのが上達にはおすすめです。
今回はテニスのボレーの種類と、打ち方のコツについて詳しく取り上げました!
こちらの記事でご紹介したことを意識して、皆さんもぜひボレーを身につけていってください!
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