「テニスの試合を観戦しているとブレイクや、ブレイクポイントという言葉をよく耳にするけど、具体的にどのような意味なの?」
「テニスのブレイクだけでなく、キープやブレイクバックなどの言葉の意味をまとめて知りたい!」
前回はテニスの四大大会に関して詳しく取り上げました!→テニスの四大大会って何?コートが違う?各大会の特徴を解説!
テニスの専門用語である、「ブレイク」や「ブレイクポイント」。
今回はそれらの言葉の意味と、関連する言葉について解説していきます!
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まずは、テニスの専門用語である「ブレイク」について解説します。
テニスの試合では1ゲームごとにサーブを打つ側が交代します。
「ブレイク」とは、サーブを打たない側(サーブを受ける側)がそのゲームを取ったことを指します。
「ブレイク」は英語で”break”。つまり「破る」「壊す」「打ち切る」という意味を持ちます。
相手の球を打ち返すのではなく、自分の好きなタイミングやボールの位置で強い球が打てるのがサーブです。
このサーブが打てるというのは試合において非常に有利な状況であり、この有利な状況に対し、受け手側がゲームを取る。つまり、相手有利の状況を打ち壊すという意味から「ブレイク」という名がつけられました。
「ブレイク」に対して、サーブ権を持つ選手側がゲームを取る状況は「キープ」と呼ばれます。サーブ権を持つ有利な状況で無事ゲームを取ったということで「キープ」という言葉が使われています。
そして「ブレイク」に似たような言葉として「ブレイクバック」という言葉がテニスでは使用されます。
「ブレイクバック」とは、ブレイクをされリードを相手に取られた後、選手が次のゲームでブレイクをし返して相手の点数に追いついた状況のことを意味します。
「ブレイクバック」が起きると、会場が非常に盛り上がります!
テニスでは、相手に2ゲーム差をつけなければセットを取ることができません。
つまり、自分にサーブ権がある状態のゲームだけ取る(キープをする)だけでは試合に勝つことはできないのです。
逆にいえば、ブレイクは試合が大きく動くタイミング!
テニスの試合観戦をするときは「キープ」と「ブレイク」を意識して観ることで、試合の流れが分かるようになり、より楽しむができるようになります。
また、「ブレイク」に似た響きで「ブレイクポイント」という言葉も存在します。
「ブレイクポイント」とは「あと1点を取ればゲームをブレイクできる」という状況のことを指します。サーブを受ける側の選手にはチャンスの状況、サーブ権を持つ選手にとってはピンチな状況ですね。
同じような言葉として「ブレイクチャンス」も使われることがあります。
今回はテニスの「ブレイク」という言葉を中心に、似たような言葉についても詳しく解説していきました!こちらの記事ではテニスの四大大会に関して取り上げたので、ぜひ合わせて読んでいってくださいね!→テニスの四大大会って何?コートが違う?各大会の特徴を解説!
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