大坂なおみ選手や錦織圭選手など日本人選手の活躍によって、未だかつてない程国内でも注目を浴びているスポーツ、テニス。
この記事では、テニスを始めたばかりの初心者、またテニス観戦の初心者に向けて、
今さら聞けないシングルスのサーブの基本的なやり方やルールをご紹介していきます!
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テニスの試合は、どちらか一方のプレイヤーがサーブを打つ事から始まります。
サーブを打つ人を「サーバー」、サーブを受ける人を「レシーバー」といいます。
サーバーは手でボールを空中に上げ(これを「トスアップ」といいます)そのボールが着地するまでにラケットで打ちます。これがサーブです。
サーバー(サーブを打つ人)は、コートの外側から打ちます。
狙う場所は、対角線上のネットを超えた先にある相手コートのサービスボックス内です。(画像の赤丸部分)
このサービスボックス内にノーバウンドでボールを入れることができればサーブは成功です!
サービスボックスのライン上にラインボールが落ちた場合もOK!ライン上に少しでもボールがかかっていればサーブは入ったと判定されます。
プロの試合では「ホークアイ」という機械で判断しますが、極端な話、1mmでもボールがラインにかかっていれば「イン」の判定となります。
サーブを打つ位置は、その時の得点が奇数ポイントが偶数ポイントかによって変わってきます。
奇数ポイント→コートの右側=デュースサイドから
偶数ポイント→コートの左側=アドバンテージサイドから
最初の1ポイント目は奇数なので、サーバーのコートの右側からサーブを打ちます。
2ポイント目は偶数ポイントになるので、サーバーのコートの左側からサーブを打ちます。
以降これを繰り返していき、先にどちらかが4ポイントとったらゲーム終了。次のゲームからサーバーとレシーバーが交代します。
サーブの順番は、試合前に行うトスにより決められます。トスには2種類あります。
コイントス:コインを投げて表裏で順番を決める
ラケットトス:ラケットを回し、倒れた時のグリップエンドのメーカーマークの上下で順番を決める
どちらかの方法で勝った人がサーブ・レシーブ、またはコートを選ぶことができます。
勝った方がサーブかレシーブを選んだ場合は負けた方がコートサイドを選び、勝った方がコートサイドを選んだ場合は負けた方がサーブかレシーブを選びます。
試合が始まったら、サーブ権は1ゲームごとに入れ替わります。
1ポイントにつき2回までです。1回目のサーブを「ファーストサーブ」と呼び、これがサービスボックス内に入らなかった場合は、2回目のサーブ「セカンドサーブ」を打つことができます。
テニスのルールでは、サーブが指定されたサービスボックス内に入らないことを「フォルト」と言います。
2回とも失敗してしまった場合は「ダブルフォルト」といい、サーバーはラリーをする事なく、そのポイントを失います。
また「やり直し」も存在します!サーブがネットにかかるなどしてから正しいサービスボックス内に入った場合、これを「レット」といいいます。「レット」とコールされたら、もう一度サーブを打つ事が出来ます。
サービスエースとはサーバーがサーブを打って、レシーバーがそのボールに全く触れることなくサービスコート内に打ち込むこと。
一打でポイントがとれる、かなり高度なテクニックです。プロの選手の試合などで見る事が出来、スピードもあり見応えがあります!
サーブを打つ場所は基本的にベースラインの外です。サーブを打つときに少しでもベースラインを足で踏んでしまったら「フットフォルト」をとられてしまい、サーブが入らなかった場合と同じ対応をされてしまいます。
元世界女王のセリーナ・ウィリアムズ選手がグランドスラム準決勝の大事な場面でこのフットフォルトをとられてしまい、激高して審判に罵声を浴びせたのは有名な話です。
無自覚でやってしまいがちなミスなので、気を付けましょう!
いかがでしたか。テニスの基本であるサーブ。ここでは基本的なルールをご紹介しましたが、他にも事細かなルールが存在します。
まずは基本を抑えて、テニスのプレーも観戦も楽しみましょう!
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