「ゴールキックにはどんな決まりがあるの?」
「新ルールについてあまり理解できない」
近年、いくつかサッカーのルールが変更されることがあり、詳しく理解しきれていない方も多いのではないでしょうか。
ゴールキックには、聞かれたら意外と答えられないようなルールも存在しているのです!
今回は、サッカーのゴールキックに注目します!
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ゴールキックとは、攻撃側が最後にボールに触れて、守備側のエンドラインを割った場合、ゴールエリア内からキックによって試合を再開させる行為です。
ボールの置き位置はゴールエリアを描くライン上、あるいはゴールエリア内ならどこでもOKです。
プロの世界では、基本的にゴールキーパーが蹴ります。
しかし、小学生サッカーではまだキックが苦手な選手もいて、「ゴールキック=ピンチ」になる場面が多く見られます。
そのために、ゴールキーパーに限らずボールを遠くまで蹴ることができるフィールドプレーヤーにゴールキックを任せる事もあります。
フリーキックなどと同じく「誰が蹴るか」に関してのルールはなく、GK以外の選手がゴールキックを行うこと自体は、小学生に限らずプロの世界でも認められています。
少し細かなルールを説明すると、ボールは完全に静止した状態で始めなければなりません。その後、キックされたボールが明らかに動いてからインプレーとなります。
インプレーになる前(ボールが静止している時)は、”相手選手”はペナルティーエリア外にいなければなりません。
今までは、味方選手であってもペナルティーエリア外にいなければなりませんでしたが、2019年6月からルールが変更されました。
では、ルール変更について見ていきましょう!
ルール変更後に変わった事はただ1つです。
インプレーになる前であっても味方選手がペナルティーエリア内にいる事が出来るという点です。
相手選手は旧ルール同様にインプレー前はペナルティーエリア外にいなければなりません。
このルール変更により、ゴールキーパーから始まるビルドアップ(ボールポゼッション)が多く見られるようになりました。
もちろん、デメリットとして自陣ゴールの近くなので、ミスをすれば失点してしまう可能性があります。
ですが、近代サッカーでは相手の前線守備をかいくぐる技術と戦術が浸透しており、いとも簡単にチャンスを作り出すシーンが多く見受けられます。
それが分かっているからこそゴールキック時は、あえて前線守備をしない相手チームもあります。
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「絶対にこんな事は起こらないだろう」と思っている事でもごく稀に起こってしまう事がありますよね?
そんな考えにくい事例もサッカーのゴールキックルールには存在します。
なんとゴールキックからの直接ゴールは認められているのです。
また、ゴールキックからの直接ボールを受けた場合はオフサイドがありません!
ゴールキックからのゴールなど、あまりイメージが湧きませんが、ルール上は認められていることに驚く方もいるのではないでしょうか?
もし、ゴールキックでビルドアップを狙い、
・ゴールキックを行うチームのディフェンダーが自陣深くポジションを取った
・ゴールキックを行うチームのフォワードが相手陣内深くポジションを取った
場合どうなるでしょう?
相手守備陣は守るスペースが広くなってしまい、至る所に穴が空いて(スペースが出来て)しまいますよね!
ゴールキックのルール変更が行われてからサッカーが更に面白くなったと言えるでしょう。
駆け引きの連続が続くので、よりサッカーを楽しく観ることが出来るのではないでしょうか?
今回は、サッカーのゴールキックについて紹介しました!
ルール変更や意外なルールなど幅広く理解出来ましたか?
ゴールキックのルール変更が行われたことによって、ゴールキックからそのチームの戦術が見えてくるようになりました。ぜひ、試合観戦時はゴールキックにも注目してみてください!
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