スポーツのある日常を彩る “たゆまず”作った「最高のもの」

MSネット株式会社スポーツウェルネス課 松岡寛和、佐々木健人

スポーツのある日常を彩る “たゆまず”作った「最高のもの」

MSネット株式会社スポーツウェルネス課 松岡寛和、佐々木健人

総合格闘家の扇久保博正選手などトップアスリートが愛用することでも知られるスポーツウェアブランド・TAYUMAZ。日本の最新技術による機能性と、日本の伝統技術による風合い、日本のカルチャーで彩られたポップさを備え、MADE IN JAPANにこだわるスポーツウェアがラインナップされている。一方でプレミアムボディケアブランド・MWJ TOKYOは「アクティブな身体に必要な成分を」というコンセプトの下、厳選に厳選を重ねた天然成分配合の商品でスポーツに励む人々に癒しを提供。どちらのブランドも、そのストーリーと共に着実にファンを増やしている。そんな両ブランドを立ち上げたのはMSネットのスポーツウェルネス課に所属する松岡寛和さん。松岡さんと共に商品開発・製作を行う佐々木健人さんのおふたりに、TAYUMAZとMWJ TOKYOの魅力、MSネットでの日々について伺いました。

(取材・執筆:小林 千絵、編集:伊藤 知裕、池田 翔太郎)

「素材オタク」がたどり着いた“天職”

──おふたりはMSネットにてスポーツウェルネス課に在籍されているということですが、具体的にどのような業務をされているのでしょうか?

松岡 私は課長として統括をしています。ネットショップの各店舗に担当者がついているので、それぞれの店舗がうまく回るようにマネジメントするというマネージャーの立場です。あとは、自社ブランドのマネジメントもしています。

──入社されてから現在まではどのようなお仕事をされていたのでしょうか?

松岡 最初はネットショップの店長です。前職はWebディレクターをしていたので、どうすればたくさんの人に見てもらえるページを作れるかということは経験がありました。だけど現物の商品を扱ったことはなくて。「仕入れたものを人に見てもらう、買ってもらうやり方」は知見があったので、時流に乗れたのも手伝って良い結果が出せました。そこでスタッフを増やしました。当時、扱っていたものは本当にさまざまで。自転車も売っていたし、ノンオイルフライヤーも売っていたし、充電器やトランシーバーも売っていて、「なんでも屋」って感じでしたね(笑)。そのなかで一番売れたのがスポーツ関連商品。そこでスポーツ用品に全振りして運営しているうちに、自社ブランドを立ち上げようという話になって、今に至ります。

──佐々木さんは現在、どのような業務をされているのでしょうか?

佐々木 私は、ネットショップの店長と、自社ブランド商品の生産管理のような仕事をしています。松岡さんが商品の企画やデザインをしたものを、実際に商品化するために工場と折衝して、素材の選定や納期の確認などを行なっています。

──スポーツ関連商品を取り扱っていることもあるので、おふたりのスポーツ経験についても確認したいと思います。松岡さんは硬式テニス、佐々木さんは剣道を学生時代にやっていたそうですが、そういったスポーツ経験は現在のお仕事にはどのように役に立っていると思いますか?

松岡 自分はテニスを今もやっているので、そうするとラケットやウェアを新調したくなったときに店舗に行くじゃないですか。そこで様々なスポーツ用品の素材や色、形のトレンドを自然と知ることができて。わざわざ勉強しなくてもいいというのは、興味を持っていることならではなのかなと思います。今は週に1回程度プレーしています。社会人になってからテニスはやっていなかったのですが、デスクワークだったので四十肩で肩が上がらなくなっちゃって。整体にも行ったんですが治らなくて、テニスに行ったら2ヶ月くらいで治ったんですよ。思いがけずに友達もできますし、プライベートが彩り豊かになりました。

──佐々木さんは剣道で大学生のとき国体にも出場されたんですよね。

佐々木 はい。ただ、今の仕事に直接活きているなと思うのは、社会人になってからのスポーツ経験。剣道は小学生から大学までやっていたんですが、逆に言うとずっと剣道しかやってこなかったので、引退したときに趣味がなくて。そんなときに友人から登山を勧められたんです。というのも、アウトドアで着るウェアの素材が好きで。

──お仕事をする前からお好きだったんですね。

佐々木 はい。要はオタクだったんです、科学系の。登山って、今はレジャーですけど、昔は人類がまだ登れていない山を、どの国が最初に登るかという、今でいう宇宙開発のようなものだったんですよ。各国が威信をかけてウェアやシューズの研究をして、挑むような。そう考えるとすごくロマンがつまっていますよね。そう考えると、速乾Tシャツを一つ作るにもドラマがあって。そういう思いから、機能性のある服を趣味で買っていたんです。そしたら友達に「なんでそんなに持っているの?」と質問されて。「ウェアを持ってるなら山に行こうよ」と誘われたことがきっかけで、アウトドアにハマっていきました。そういう機能があるものを人に説明する仕事がしたいと思っていたので、そういう意味では、もともと持っていた「機能があるものを人に説明したい」という考え自体が、今の仕事にも活きているのかなと思いますね。

松岡 佐々木はうちの会社に入る際「ウェア作りに関わりたい」ということも言ってくれていたんですよ。ちょうど僕らとしては自社ブランド商品を増やしている最中だったので、「まさにこういう人を探していた!」という感じでした。

──ちなみに、今も趣味として登山に行かれているんですか?

佐々木 一番やっているのはボルダリング、リードクライミング。週3~4回くらい行っています。

──週3~4!? かなりの高頻度ですね。

佐々木 どうなんでしょう? 周りも同じような人が多いので、当たり前のような感覚でした。

(ボルダリングとリードクライミングに励む佐々木さん)

松岡 私たちが所属しているスポーツウェルネス課の名のとおり、スポーツに興味のある人が多いのです。スポーツが苦手な人もいますけど、体操をやっていて国体出場経験のある社員もいるんですよ。……って、こんなこと言うと、国体に出ていないとうちの会社に入れないみたいに思われちゃいますけど、そんなことないですからね! まず僕が国体に出ていないので(笑)。

──国体出場経験のない方も安心して応募していただいて(笑)。

松岡 はい。ただ、僕はスポーツをやりきった人に対しては一定の信頼を置いていて。というのも、そういう人って自分なりに高い目標を設定するのが当たり前で、納得いくまで突き詰められる気がします。

佐々木 そうかもしれないですね。今の時代にそぐわないかもしれないですけど、根性と言われるようなものは備わっているでしょうし、目標達成のために逆算するという考え方もスポーツの経験からきているものかもしれません。

職人の心を動かしたMADE IN JAPANのこだわり

──スポーツが人生に欠かせないものになっている、そんなおふたりが関わっているのが自社ブランド。特に事業拡大を目指しているのが、スポーツウェアブランド「TAYUMAZ」と、ボディケアブランド「MWJ TOKYO」だそうですね。

松岡 はい。先に立ち上げたのは「TAYUMAZ」。日本語のブランドなので、日本の歴史と絡めた世界観のものがいいだろうということになって、国内の職人が作った生地を使った贅沢なものを作るブランドになりました。海外製のものも含まれてはいますけど、メインの商品は日本製で、ちゃんとしたものを作るというコンセプトでスタートしました。現在も、生地や問屋さんは日本国内の会社です。

──とはいえ、すべて日本国内で生産するとなると、値段もどうしても高くなってしまいますよね。

佐々木 はい。だから、お願いしたい工場に企画を持っていくと、「めんどくさい」とか「これはできない」と眉をしかめられることも多いです。だけどコンセプトやこちらの意志をお話をすると、先方も乗り気になってくれて。実際に今お付き合いをさせていただいている生地屋さんや工場さんは「面白いことやってるよね」という気持ちでいてくださっています。

松岡 手間をかけているので、作るのは大変だし、当然プライスも上がってしまうんですが、不思議なことに、値段の高いもののほうが売れていて、かつリピート率が高いんですよ。

──まさに皆さんの想いやストーリーが、買い手にも伝わっているんでしょうね。

松岡 そうですね。TAYUMAZでも契約しているアスリートがいて、他のブランドと同じように「憧れの選手が使っている」という理由が入り口になってくれていますが、そこで終わらなくて。その後もリピートしていただいている。つまり商品を評価してくださっているからなのかなって。確かな機能や高い品質が備わっていることが証明されていると思います。

アスリートの「オフ」から着想を得たMWJ TOKYO

──そしてTAYUMAZのあとに立ち上げられたのが、ボディケアブランド・MWJ TOKYO。こちらはどういった経緯で立ち上げられたのでしょうか?

松岡 TAYUMAZを立ち上げた時から、アスリートのオフを彩る商品も作ることができたら、と思っていたんです。さらに、通販ビジネスのときの知見で、ボディケア商品が求められているというのは実感していたので、アスリートが使うボディケア用品のブランドを作ることにしました。

──MWJ TOKYOのプロダクトはどのようなものなのでしょうか?

松岡 ボディケア商品が中心ですが、「年齢を気にせずいつまでもスポーツを楽しむ、そのお手伝いをしたい」という思いで作りました。例えば「エミューオイル」という商品は、トレーニング前後に塗るマッサージクリーム。バニラ系のいい香りのする成分が配合されているので、朝ジムに行ったあと、これでマッサージしてからスーツを着て会社に行けば、汗の臭いや湿布の匂いは気になりません。また、温感成分が大量に入っているので、血流の良い部位に塗ると温かくなります。

佐々木 先日ハーフマラソンの大会会場にブース出店したんですが、出走前のランナーで試してくださる方が多くて。出走前のランナーは薄着で待機するので寒いんですよね。だから助かったという声も多かったですし、走り終わったあとに買ってくださった方もいらっしゃいました。

リアルな場だからこそ伝えられる想い

──信頼できる品質のものを作り上げて、良い反応をもらえる。だからこそ、もっとTAYUMAZやMWJ TOKYOを広める必要があり、それができる仲間が必要ですね。という事で、現在御社が募集している職種はブランドマーケティング担当。今、ブース出店の話もありましたが、TAYUMAZやMWJ TOKYOが“売る”ではなく“知ってもらう”ことにフォーカスしているのはどうしてなのでしょうか?

松岡 生産過程で携わった人の思いなどの付加価値があってこの値段である、ということをちゃんと伝えたいから。安易に安売りするわけにはいかないからこそ、まずはちゃんと知ってもらうことが必要だと感じています。そのうえで最後に「だからこの値段なんです」と言えるように。

──実際にブランドの企画運営をしているおふたりが思う、MSネットのブランドマーケティング担当に向いている方はどういった方ですか?

佐々木 先入観なくいろいろ挑戦できる人。例えばスポーツ用品だからスポーツ系のイベントに出店しなきゃいけないというわけではないと思っていて。むしろ意外なところで反響があることもあるので、多角的な視点でアンテナを張って、柔軟な発想ができる方だといいのかなと思います。

──今まで出店して意外に反響があったとか、意外な方が愛用してくださっていたという例があれば教えてください。

佐々木 イベントに出店し始めたのは最近で。それまではずっとネット専売だったんですが、これだけ素材や香りにこだわっているんだったら実際に手に取ってもらうべきだよねということでブース出店したら、思いのほか好評でした。だからこそ、例えばフィットネスとか美容といった、もう少し広いところにも展開していけたらいいのかなと考えています。そういうことを一緒に考えてくれる人が来てくれたらうれしいですね。

松岡 デザインや成分にはこだわっていますが、実際に使ってもらわないと良さが伝わらない。そういう意味では、本当に場数が必要だなと思っています。もしかしたらゴルフ場やヨガ教室への出店がハマるかもしれない。そういう柔軟な発想をしてくれる方と、一緒に働けたら面白くなりそうだなと思っています。実際、僕は音楽が好きで自分でもバンドをやっているんですが、音楽のCDジャケットから、自社ブランドの商品のデザインの着想を得ることもあるんです。だからスポーツが好きな人以外でも活躍してもらえると思います。

「働いている人が楽しくないと」が原動力に

──趣味だったり、外に目を向けるからこそ得られるアイデアが仕事に活かされるMSネットの理念は「何気ない日常が、人と比べることなく個々人の心のままに煌めき続けてほしい」。この理念を、働く中で実感した瞬間があれば教えてください。

松岡 まさに、TAYUMAZやMWJ TOKYOをやらせてもらっている今の状況ですね。もちろん売り上げは追いますが、“最高のものを作る”ことが前提。そこに対して理解が深いのはありがたいなと思います。

佐々木 あとはワークライフバランスですね。うちの社長は、よく「働いている人が楽しくないと仕事は成立しない」と言っているんです。実際ほとんど残業はないですし、みんな定時で帰って、そのあとの時間を好きなことに使っています。だからこそ週3~4でボルダリングにも行けるわけで(笑)。

松岡 むしろ仕事よりそっちのほうがキツいんじゃない(笑)?

佐々木 そうかもしれない(笑)。バランスよく働けています。

(バンド活動を楽しむ松岡さんはドラム担当)

──では最後にMSネットでの今後のご自身の目標を教えてください。

松岡 私たちの生み出す商品を愛用する人たちの、人生を懸けてやっていることが報われて欲しいです。TAYUMAZやMWJ TOKYOが、その一助になれば良いなと思っています。そこにお金が発生してお互いに潤っていけば最高ですね。

佐々木 いいものを作るというのは前提で、それを使う人が喜んでくれるものを作っていきたいです。商品撮影などで、TAYUMAZでサポートさせていただいている方とご一緒させてもらう機会もあるのですが、自分たちが作ったものが、そういう方たちのパフォーマンスが上がったり、モチベーションが上がったりするものになると思うとやっぱりうれしいし、今後もそうやっていろんな方に喜んで着てもらえるものを作っていきたいです。

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【PROFILE】

松岡 寛和(まつおか ひろかず)

テニスと共に楽しんでいるバンド活動は週1度程度で実施。担当パートはドラム。ジョギングも趣味。

佐々木 健人(ささき けんと)

大学時代に団体で国体に出場した剣道は3段の腕前。登山、クライミング、トレイルラン、スキー/スノーボードなどアウトドアの趣味が広い。

第1位

第2位

第3位

第4位

第5位

設立年月 2010年09月
代表者 佐藤 真紀
従業員数
業務内容

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