スポーツ業界とはどんな業界?実は転職・就職におすすめの業界!?
ではスポーツ業界の大きな可能性を書きました。
一方でスポーツは若い人たちが楽しむもの!そのように考えている方も多いのではないでしょうか。それ故にスポーツ業界は縮小するという展望を持つ方もいらっしゃると思います。
確かに、高齢になると体が動かず、体力も衰え、スポーツをするのは難しくなっていきます。では超高齢社会へ突入した日本では、スポーツ業界は縮小していくのでしょうか。また、スポーツ業界を縮小させないためにはどのように取り組んでいけばよいのでしょうか?
スポーツという言葉を聞いて、あなたは何をイメージしますか?
「球技」「競技」「練習」「トレーニング」等、こんな言葉を思い浮かべるのではないでしょうか。
こういったイメージは若くて体力のある若者に当てはまり、高齢者の方には一般的に当てはまらない言葉かもしれません。
では、少子高齢化によって増加していく高齢者をターゲットにスポーツ業界として取り組んでいくことはできないのでしょうか。
実は健康産業という側面では大きな拡大可能性があります!
スポーツには、体を動かすことで、健康になれるという側面も存在します。
皆さんも、家に引きこもり、運動をしない人よりも、ジョギングをしたり、体を積極的に動かしている人の方が健康なイメージをもちますよね。
体を動かすことがもたらす効果は様々。
血液の巡りが良くなる、脂肪が燃焼される、ストレスを軽減するなど、たくさんのメリットがあげられます。
運動をすることで人間の体は健康になることが医学的にも実際に証明されているのです。
「健康になる」というスポーツの効果に着目すれば、少子高齢化がはむしろスポーツ業界の拡大に大きな影響を与えるのです。
皆さんは、「ピンピンコロリ」という言葉をご存じですか?
この言葉の意味は
「病気に苦しむことなく、元気に長生きし、最後は寝付かずにコロリと死ぬこと」
を表しています。
ではピンピンコロリを実現するには何が必要なのでしょうか?
当然「健康」ははずせません。
健康になるためには「食事」「栄養」「運動」「睡眠」などが必要ですが、これらのキーワードに紐づく商品・サービスがスポーツ業界の中で実はたくさん生まれています。
健康になるためには「食事」「栄養」「運動」「睡眠」などが必要ですが、これらのキーワードに紐づく商品・サービスがスポーツ業界の中でたくさん生まれています。
例えば、食事や栄養管理においてはITによる摂食管理やサプリメント市場の拡大などが顕著です。
(出所:矢野経済研究所「スポーツサプリメント市場に関する調査を実施(2018)」よりみずほ証券作成)
また、健康を目的として運動をしたいという需要から、フィットネスクラブや体操教室などの利用料も増加しており、それに比例してスポーツ用品市場も増加しています。
(出所:経済産業省「特定サービス産業動態統計:フィットネスクラブ」よりみずほ証券作成)
(数値資料 :2017 矢野経済研究所 スポーツ産業白書より)
「父の日」「母の日」「敬老の日」などにこういったスポーツ用品を贈ることも定番になりつつあり、増加する高齢者に対してどのように取り組んで行くかは、スポーツ業界の拡大を担う重要な課題となるでしょう。
また、スポーツの拡大は日本政府が力を入れる項目の1つであり、スポーツ業界はこれから拡大していくとされています。
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