オフザボールの動きでサッカーは変わる!意味や効果、練習を紹介!

編集部 スポジョバ

オフザボールの動きでサッカーは変わる!意味や効果、練習を紹介!

編集部 スポジョバ

オフザボールの動きでサッカーは劇的に変わる?良いプレーには準備が大切!

オフザボールとはどんな動き?」

オフザボールの動きってどんな効果があるの?」

サッカーではボールを持っている選手や、ボールを扱う技術に注目が集まります。

しかし、実はサッカーではオフザボールの動きが試合攻略のカギになることをご存知ですか?

今回は、サッカーのオフザボールの動きを詳しく解説していきます!

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オフザボールとは何か!?どんな動きの事を言う?

オフザボールの動きとは「ボールを持っていない時の動き」を指します。

・パスを受ける前の動き・動作

・マークを外す動き・動作

などがあります。

具体的には、

ダイアゴナルランプルアウェイ、※オーバーラップ

等があります。

サッカーでは、ドリブルやパス、シュートといったプレーが注目されます。

これらはオフザボールとは逆に、オンザボールといわれます。

では、今回オフザボールに注目した理由を、次に紹介していきます!

なんでオフザボール?何も意味ないんじゃない!?

ボールを扱ったプレーであるオンザボールのプレーはもちろん重要です。

しかし、試合中に実際ボールを触っている時間はどのくらいかご存知ですか?

「1試合(90分)あたり、2~3分」と言われています。

試合の中では、ほとんどがオフザボールの状態であるといえます!

ボールに触っている時間よりも圧倒的に触っていない時間が多いことが分かると、オフザボールの重要さが理解できると思います。

オフザボールの動きの質を上げることで、いざボールが来たときのプレーの質を上げることが出来ます。

例えば、スペイン代表で活躍したシャビ選手は、1試合で550回首を振っていたというデータがあります。

ボールを持っていない時、次のプレーの準備(どこにトラップするか、相手はどこにいるか、どこにスペースがあるかなどの確認)をすることで、余裕を持ったプレーが生まれます。

Jリーグで活躍している小林悠選手(川崎フロンターレ)は、プルアウェイやダイアゴナルランなどを使い、ディフェンスの背後に抜け出す動きが魅力的です。

ディフェンスとの駆け引きや、細かい動きを怠らず準備しています。

味方選手が「どんなボールの持ち方をしていて、いつ・どんなパスを出せそうか」をしっかり見ています。

ボールを持っていない時の動きの質を高めることによって、より簡単にゴールを生み出しています。

このように、オフザボールは、ボールを持っていない時の準備といえます。

自分が楽にプレーするのはもちろんのこと、味方選手のプレーの幅を広げることにも繋がります。

しかし、闇雲に走れば良いのではありません。意識次第で、より良いオフザボールの動きにすることが可能です!

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オフザボールの動きはただの走りじゃない!練習から意識しておくことで大きな違いが!

2選手の紹介にもあるように、オフザボールの動きは「準備のためである」といえます。

では、具体的にどんなことを意識すると良いのか紹介していきます!

・相手との距離

味方選手のスペースを作り出したり、相手選手を釣り出すためにフリーランをする事が出来ます。また、相手から離れておくことで急にパスが来ても慌てずに済みます。

・スペースの確認

いざボールが来た時に、「どこにトラップ・パス・ドリブルするべきか」を考え準備しておくことが大切です。

・人の確認

味方・相手選手がどこにいてどんな状態かを把握する事が大切です。

スペースと似ていますが、各選手の状況まで掴めるとより良いです。


これらの準備は意識次第で誰にでもできます

たくさん首を振り、相手・味方・スペース・ゴール・ボールの位置を常に考えておきましょう。

急にレベルアップしない技術面に比べて、すぐに改善できるので、今すぐ成長できます!

ポジション別オフザボール紹介!ポジションで重要なことは変わる?

ポジションでそれぞれどんな動きがあるの?

ポジションが違えば、状況がそれぞれ異なります。

オフザボールの動きをポジション別にみていきましょう!

フォワード(トップ・トップ下)

ゴールを奪うための準備が大切です。相手との距離、味方の状況を絶えず確認しましょう。

動きとして相手DFの背後を狙うことです。ダイアゴナルラン、プルアウェイなどがあります。

ミッドフィルダー(ボランチ・サイドハーフ)

全方向の確認が必要です。360度の状況確認の為に首を常に振りましょう。

相手は周囲に沢山いるので、マークを外してもすぐに別の相手が来ます。

ボール保持者とタイミングを合わせて一瞬で相手のマークを外さないといけません。

具体的には、チェックの動き、体の向きの調整などがあります。

ディフェンダー(センターバック・サイドバック)

ディフェンダーは常にプレッシャーをかけられているわけではありませんが、状況の把握が大切です。

どこに危険が潜んでいるかを意識し、マークがずれていないかや、次のプレーの予測が大切です。

また、1本のパスでチャンスを作ることも出来るため、チャンスがどこにあるかも把握できると良いです。

具体的には体の向きの調整、味方選手への声掛け、サイドバックはオーバーラップなどがあります。

ゴールキーパー

「GKが活躍しない試合は勝てる」というようにボールに触らないように仲間を動かすことが大切です。

フィールドプレイヤー以上にオフザボールの時間が長いため、オフザボールの時の動きをより意識しましょう。

具体的には、コーチング、ゴール位置の確認等があります。

このようにポジションによって状況が異なるため、やるべきオフザボールの動きが異なります。

自身のスタイルやポジションによって出来ることを実践してみましょう!サッカーのポジション一覧!それぞれの名前や役割を詳しく解説!

オフザボールの動きで試合を制する!明日の練習から実践しよう!

先程もあったように一流プロ選手はオフザボールの動きの質が高く、次のプレーの準備をしています

オンザボールの動きの質を高めるために、オフザボールの動きの質が重要です。

少年サッカーや高校サッカーなどでもオフザボールの動きの質を向上させることが出来ます!

技術は急に成長しませんが、日頃の練習から意識次第でオフザボールの動きの質は高められるのです。

選手紹介やポジション別で見たことに共通することは「首を振ること」です。周囲の状況を常に把握することで、相手の弱点や抜け目を突く動きが可能になります。ダイアゴナルランやプルアウェイ、オーバーラップなどの動きで試合を制するとも言えます。

今回は、サッカーのオフザボールについて詳しく紹介してきました。

技術の練習はもちろん必要ですが、明日からすぐに実践できるオフザボールの動きを取り入れてみましょう!

それぞれの動きについても是非詳しくなって自分の武器にしてください!




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