スポーツメーカーの新しいビジネスモデル!自社ECサイトを使った施策!

編集部 スポジョバ

スポーツメーカーの新しいビジネスモデル!自社ECサイトを使った施策!

編集部 スポジョバ

「スポーツメーカーのビジネスモデルを知りたい!」

「スポーツメーカーの最近の流行の施策はどんな施策!?」

前回はスポーツ用品が製造されて、消費者の元に届くまで、どのような流れがあるのか、いわゆるスポーツ用品店業界について詳しくまとめました!→スポーツ用品産業を解説!スポーツメーカー、卸売り、用品が手元に届くまで

そこで今回はスポーツ用品を製造、販売をするスポーツメーカーに焦点を当てて、最近流行の施策について取り上げていきます!

最近新しくできた「DtoC」とはどういうビジネスモデルなのか!?

今後のスポーツメーカーはどのようにビジネスモデルが変わっていくのか!?

ぜひ最後までお読みください!

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スポーツメーカーの新しいビジネスモデル!自社ECサイトを使った施策!

D to Cというスポーツメーカーの新しいビジネスモデル!

皆さんは「D to C(D2C)」というビジネスモデルをご存じですか?

「D to C(D2C)」とはDirect-to-Consumerの略で、自らの会社で企画、製造した商品をどこの店舗も介すことなく自社のECサイトを使って顧客へ直接販売するビジネスモデルのことです。

インターネットの普及と共に浸透してきたこのビジネスモデルは、スポーツ業界だけでなく、アパレル業界や家電業界など、多くの業界にて採用されています。

ナイキ、アディダス、有名スポーツメーカーがECサイトを運営!

多くのスポーツメーカーもこのビジネスモデルを採用しています。

世界的に有名なスポーツメーカーである「ナイキ」「アディダス」でも自社商品を販売するECサイトを制作、それによって仲介業者を介すことなく、スポーツ用品を消費者の元に直接届けています。

特にナイキはデジタルにおける販売に力を入れています。

ナイキが運営するキュレーション型のスニーカー専用ECサイト「SNKRS(スニーカーズ)」では、レアなスニーカーの販売、会員限定サービスなどのコンテンツを用意することで、自社ECサイトへの集客に力を入れています。

またアディダスでも、2017年には「アディダス オンラインショップ」で店頭取置・店頭決済サービスや、店舗で返品を受け付けるサービスを正式導入するなど、ECサイトと実店舗を結びつける施策を行っています。

スポーツメーカーの間では、自社ECサイト、いわゆるデジタルの領域を使ってどれだけ売上を伸ばせるかがトレンドになっています。

スポーツメーカーはなぜECサイトを作成するのか?

どこのスポーツメーカーも、自社のECサイトを持つことは”当たり前”になってきているわけですが、自社でECサイトを運営することは、スポーツメーカーにとってどのようなメリットがあるのでしょうか?

メリットとしては3つ挙げられます。

①24時間365日営業することができる。

ECサイトはインターネット上に存在するお店のため、24時間365日休まず営業することができます。

消費者は購入したいタイミングで、いつでも商品を購入することができます。

実際に深夜にECサイトで買い物をする人も多いため、売上の向上が見込めます。

②販売員が必要ない

先のメリットにも似ていますが、実店舗と違って、ECサイトでは販売員が必要ありません。

実店舗では、レジ、接客、商品陳列のために従業員を雇って、働いて貰わなければいけません。

しかしECサイトを運営すれば、従業員のコストを割くことなく販売が出来ます。

最も、実際には注文後の在庫確認、発送手続きなど、バックエンドの作業には人手を介して行う必要があります。

③販売圏が大きく広がる!

ECサイトを使わない場合は、商品を流通させたい地域に実店舗を置かなければならず、非常にコストがかかります。

しかし、ECサイトを作ってインターネット上に展開すればを、世界中の人に自社商品を販売することが出来ます。

上記3つのメリットがあるからこそ、ほぼ全てのスポーツメーカーが自社のECサイトを運営しているのです!

スポーツメーカーのこれからの課題は?

これだけメリットのあるEC販売サイトですが、このECサイトに関して、スポーツメーカーにも課題があります。

最大の課題が、スポーツ用品を実際に見て確認することができない、ということです。

実店舗では商品を手にとって確認したり、試着をすることができるため、ミスマッチがなく商品を購入することが出来ます。

しかし、ECサイトの場合には、写真や商品説明のみで商品を選ばなければいけないので「思ったものと違った」「サイズ、肌間が合わない」などのミスマッチが多く起きてしまいます。

特に激しい運動や、競技で用いられるスポーツ用品では、消費者の体にフィットすることが他の商品よりも重視されるため、このデメリットは大きいです。

例えばアディダスが店舗で返品を受け付けるサービスを正式導入したように、ECサイトのデメリットをいかにして取り除いていくのかがスポーツメーカーに共通する課題と言えます。

スポーツメーカーの間ではECサイト運営だけでなく、様々な施策に取り組んでいます。こちらに詳しく取り上げているので合わせてお読みください!→【2019年版】スポーツメーカー世界売上ランキング!ナイキとアディダスの2強!?

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