「スポーツ用品店業界の中で売上規模の大きい会社はどこ?」
「スポーツ用品店業界の今の現状を知りたい!」
前回はスポーツ用品メーカー日本国内ランキングについて取り上げました。→スポーツ用品メーカー日本国内ランキング!売上が多いのはどこのブランド!?
スポーツ用品店は日本国内に様々あります。
スポーツで使う道具や、ウェアを買うために誰もが一度はスポーツ専門用品店に訪れたことがあると思います。
今回は、スポーツ用品店業界の中で売上の多い会社トップ3を、ランキング形式でご紹介していきます!
【スポーツを仕事に!】→仕事を見に行く。
スポーツ用品店売上ランキング第3位の企業は、ヒマラヤです!
2018年度の売上総額は、679億円。前年よりも49億円ほど減収したものの、それでも業界3位に位置しています。
全国に107店舗(2019年2月末時点)を展開しており、スキー・スノボ、ゴルフやアウトドア、サッカーやバスケットボールなど幅広い種類のスポーツ用品を取り扱っています。
アマゾンや楽天などのEC事業による販売額が多くなる中で、店舗の付加価値向上施策として、2017年9月より「インターネット」と「リアル」を融合した店舗受け取りサービスを開始しました。
購入を希望する商品の在庫が店舗にない場合に、店員がタブレット端末を使うことで、その場で納品可能日を確認することができる。
また、顧客側は商品の受け取り場所を店舗だけでなく自宅を指定することもできるため販売機会のロスを無くすだけではなく、顧客満足度の向上につながるサービスを展開しました。
また、楽天市場やヒマラヤのECサイトで注文した商品を店頭で受け取ることが出来るサービスも開始しました。
ヒマラヤの店舗に直接足を運んでもらえるため、注文商品以外の「ついで買い」も期待できます。
スポーツ用品店売上ランキング第2位の企業は、アルペンです!
2018年度の売上総額は2276億円。3位のヒマラヤとは大きく差をつけています。
スポーツ用品全般を扱う店舗だけでなく、アウトドアやゴルフ、シューズなど特定のジャンルに絞った店舗も展開しています。
また、スポーツ用品の販売だけでなく、リゾートやフィットネスの運営など、幅広い事業を行っています。
スポーツ用品店売上ランキング第3位のヒマラヤと同じく、アルペンも「インターネット」と「リアル」をつなげるために施策を講じている。
アルペンは2019年3月18日、それまで取り扱っていた「Tポイント」から、楽天のポイントに切り替えることを発表しました。
また、アルペン全店舗とEC共通の新ポイント制度を導入することを発表。
これにより顧客は買い物時に楽天ポイントと独自ポイントの両方をためることができるようになります。
実店舗とインターネットの垣根を越えた取り組みを行うことで更なる売上の向上をアルペンは図っています。
スポーツ用品店売上ランキング第1位の企業は、ゼビオです!
2018年度の売上金額は、2316億円!
多種多様なスポーツ用品やウェアの他、健康器具やサプリメントがずらりと店内には並べられています。
また、名選手のパネルやユニフォームの展示や、ゴルフシュミレーターやキッズコーナーの設置など、ショッピング以外にも楽しめるアミューズメント要素も満載です。
単に商品を提供するだけでなく、スポーツそのものの魅力を顧客に伝えていくのがゼビオの魅力と言えます。
近年のスポーツ用品店業界は、消費者の健康意識の向上によって堅調な推移を見せています。
特にランニングやアウトドアに対する人気は根強く、これらの商品が業界の売上に貢献しています。
しかし最近のスポーツ用品店業界の間では「店舗のショールーム化」が問題としてあげられています。
(「店舗のショールーム化」・・店舗で商品のスペックやサイズを確認してネットショップで最安値購入する現象)
これから拡大していくインターネットショッピング市場にどのように対抗するか?それとも垣根を越えて活用していくのか?
これらがスポーツ用品店業界のこれからの課題となっていきます。
顧客がインターネットで商品を買うという風習が広まる中で、スポーツメーカーはどのように施策を講じているのでしょうか。こちらで合わせてお読みください!→【2022年】スポーツメーカー売上ランキング(世界編)プーマ・ナイキ・アディダスは何位?
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