「バレーボールの全ポジションの名前が知りたい!」
「それぞれのポジションはどのような役割を持っていて、どんな動き方をするの?」
前回は女子、男子、それぞれのバレーボール日本代表が世界ランキングでは何位に位置するのかということについて説明しました!→【2020年版】男子女子バレーボール世界ランキング!日本は何位?
バレーボールの試合を見ていると、ローテーションや交代があったりとなかなかポジションや役割を理解するのが難しいですよね。
そこで今回は、バレーボールの全ポジションの名前はもちろん、各ポジションの役割や動き方についても説明していきます!
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まず初めにご紹介するのが、バレーボールの花形ポジションである「アタッカー(ウィングスパイカー)」です。
アタッカーは「攻撃の要」としての役割をもち、味方からレシーブやトスで繋がれたボールを相手コートに打ち込むのがメインの仕事です。
サービスエースやブロックポイントを除くと、ほとんどの得点はアタックによって生まれます。そのため、アタッカーの質はチームの強さに直結します。
また、アタッカーが得点を決めることはチームの雰囲気を盛り上げ、勢いをつけることにも繋がります。
良くも悪くも試合の流れを変えてしまうアタッカーは、責任が大きなポジションでもあります。
ポジションの文字通り、攻撃の中心となるプレイヤーのため、身長やジャンプ力、強い方が求められます。
アタッカーで有名な選手としては、男子日本代表では石川祐希選手。女子日本代表では、古賀紗理那選手が挙げられます。
アタッカーにはどのような人が向いているのか?どんな能力が求められるのか?
続きを知りたい方はこちらをお読みください!→バレーボールのアタッカーの役割とは?有名選手も合わせて紹介!
アタッカーに似たポジションとして、「オポジット」があります。
オポジットは、主にセッターの対角線上のライト側に配置されることが多いです。
またの名をスーパーエースと呼ばれるこのポジションは、とにかく攻撃が専門でサーブカット(レセプション)を行いません。
後衛にいてもレシーブはせず、バックアタックの準備をする。
オポジットの有名な選手としては、男子日本代表の西田有志選手が挙げられます。
とはいえ、中学校や高校では全員でサーブカット(レセプション)をする体形で守るチームがほとんどなので、あまりオポジットの選手を見ることはありません。
日本女子代表チームも同じく、全員で守る体制をとっているため、オポジットの選手は存在しません。
続いて紹介するのが、司令塔とも呼ばれる「セッター」です。
「攻撃に直接つながるトスをあげる」
それがセッターの動きであり、バレーボールの試合では勝敗を左右する重要なポジションです。
アタッカーへの的確かつ安定したトスが求められるだけでなく、敵チームの守備やブロックの位置からどの選手に向けてトスをあげるのかを瞬時に判断しなければいけません。
また、自チームの選手の得意不得意、その日のコンディションなど多くの要素も頭に入れてプレーをしなければいけません。
味方のアタッカーが点を取れるかどうかはセッターの判断に大きくかかっているため、セッターは「コート上での司令塔」とも呼ばれています。
正確なオーバーヘッドパスだけでなく、全体を常に正確に把握する能力が求められる、なかなか難しいポジションになります。
セッターに求められる能力や、向いている性格などを知りたい方はこちら!→バレーボールのセッターの役割、動きを解説!セッターに必要な能力とは?
全日本男子の選手では、深津 英臣選手がセッターとして有名です。また、女子代表の選手では、宮下 遥選手選手などが活躍していますね。
続いて紹介するのがミドルブロッカー(センタープレイヤー)というポジションです。
ミドルブロッカーとは前衛の真ん中のポジションで、主に相手のアタックをブロックする役割を持ちます。
真ん中のポジションにいるため、相手選手のアタックにほぼ毎回ブロックに飛ぶ必要があり、ミドルブロッカーの質により相手の攻撃をどれだけ防げるかが大きく変わってきます。
ネット際の攻防戦ではやはり身長が高い選手の方が有利なため、比較的身長が大きい選手がミドルブロッカーに選ばれることが多くなります。
また、ミドルブロッカーは守備としての役割だけでなく、クイック攻撃や身長の高さを活かした速攻など、高い攻撃力も求められるポジションです。
ミドルブロッカーの選手は全体的にレシーブが弱点であることが多く、後世に回るとリベロの選手と交代する作戦を取られることが多いです。
そんなミドルブロッカーの弱点や有名選手はこちらにて詳しく取り上げているので、ぜひ合わせてお読みください!→バレーボールのミドルブロッカーの役割とは?有名選手は誰?
交代が多く、かつ他の選手とユニフォームの色が違う選手を皆さんも目にしたことがあるのではないでしょうか?
実は、「リベロ」という守備専門のポジションがバレーボールには存在するのです。
リベロはアタックをすることができないため、レシーブやトスでチームに貢献します。
レシーブでは、ただ球をあげるだけでなく、セッターへ的確にボールを繋げなければいけません。
また、ボールをコートに落とさず繋ぐことで成り立つバレーボールでは、レシーブの質によって、その後のトスやスパイクといったプレーの質まで大きく変わってきます。
相手の強烈な攻撃に対しても綺麗にレシーブを行い、セッターへ良い返球を行う。基本的に、リベロはこのような守備が一番上手い選手です。
リベロは上記の役割以外にも、大事な役割を実は担っています。
他の役割について知りたい方はぜひこちらを合わせてお読みください!→バレーボールのリベロは交代が自由?役割とルール、廃止説を解説!
今回はバレーボールのポジションの一覧とその役割について取り上げました!
弊社サイト「スポジョバ」ではバレーボールに関する様々な記事を掲載しているので、ぜひ合わせて読んでいってくださいね!
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