「バレーボールのミドルブロッカーの役割とはどのようなもの?」
「バレーボールのミドルブロッカーは身長の大きい選手の方が良いの?どんな動きをするの?」
前回はバレーボール全ポジションに関して、その役割や動き方について詳しく取り上げました!→【初心者必見】バレーボールの全ポジション、役割を解説!
アタッカーにとって嫌な存在、それが相手のアタックを邪魔する「ブロッカー」です。
フロントレフトやフロントライトのポジションにいる人もブロッカーとして働くこともありますが、今回はブロッカーの中でもフロントセンターで相手の攻撃を防ぐ、ミドルブロッカーというポジションに今回は焦点を当てて解説していきます!
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ミドルブロッカーとは前衛の真ん中のポジションで、主に相手のアタックをブロックする役割を持ちます。
真ん中のポジションにいるため、相手選手のアタックにほぼ毎回ブロックに飛ぶ必要があり、ミドルブロッカーの質により相手の攻撃をどれだけ防げるかが大きく変わってきます。
ネット際の攻防戦ではやはり身長が高い選手の方が有利なため、比較的身長が大きい選手がミドルブロッカーに選ばれることが多くなります。
また、ミドルブロッカーは守備としての役割だけでなく、クイック攻撃や身長の高さを活かした速攻など、高い攻撃力も求められるポジションです。
身長が大きく、ネット際では大活躍するミドルブロッカーでも、ローテーションにより後衛に回ると、レシーブの得意なリベロと交代させられる場面が試合では多々あります。
大型のミドルブロッカーは、小柄で動きの俊敏なリベロに比べるとどうしても動きが遅くレシーブ力が劣りやすく、守備の穴になってしまうため交代が行われるのです。
ネット際でのクイックや攻撃、ブロックが得意なため、得意なところだけを活かすための作戦としてリベロの交代がこのように使われています。
今回はミドルブロッカーの中でも有名な選手として、女子日本代表選手をご紹介します。
その選手は荒木絵里香選手です。
身長186センチという長身を活かして、相手の攻撃をブロックしつつも、攻撃では華麗にクイックを決めチームに貢献。
北京オリンピックの際にはベストブロッカーにも選出されました。
2019年に開催されたワールドカップでも日本代表メンバーとして試合に出場、最年長としてチームを引っ張りました。
長身に頼るのではなく、相手セッターやアタッカーの動きを正確に読み、そして駆け引きをして動ける彼女の存在は、まさに優秀なミドルブロッカーの一人と言えるでしょう。
ミドルブロッカーの動き方や役割を目で見て確かめたい方は、ぜひ彼女のプレーも観てみてください!
今回はバレーボールのミドルブロッカーに関して詳しく取り上げました!
セッターやアタッカーなどバレーボールの他のポジションに関してはこちらの記事で取り上げているので、ぜひ合わせてお読みください!
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