学生時代からずっと好きだったバレーボールに、社会人になってからも携わりたいと思う人はきっと多いはず。
ですが、バレーボールに携わるお仕事って具体的にどんなものがあるのか、なかなかイメージが湧きにくいですよね。
「バレーボールの仕事」といっても、プレー経験を活かせるものから観戦経験を活かせるものまで色々な仕事が存在します。
この記事ではそんなバレーボールに関わる仕事を15種類ピックアップして、仕事内容を解説します!
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それではさっそく、バレーボール関係の仕事にはどのようなものがあるのか、代表的なものを15個ピックアップしてご紹介します!
バレーに関わる仕事がしたいと思っている人の中には、「バレーボールをやっていた」という人もいれば、「プレーはしたことがないけど観戦するのが好き」という人もいると思います。
バレー関係の仕事にはたくさんの種類があり、お仕事の内容もさまざまです。
この記事を読んで、あなたの好きや得意を活かせる仕事を探していきましょう。
《バレーボール関係の仕事15選》
バレーボールのプレー面でレベルが高い人は、バレーボール選手として活躍できるかもしれません。
日本のバレーボール選手の多くは、Vリーグなどの実業団チームに「社員選手」として所属しています。(2024年からはセミプロリーグであるSVリーグがスタート予定。)
選手は実業団を持つ会社に社員として雇われるので、基本的にはバレーボールの練習をしながら会社員としての業務にも取り組みます。(就業時間や業務量などは所属チームや契約内容によって異なります。)
バレーボールの練習と並行して会社員としての仕事にも取り組まなければいけない大変さはありますが、引退後にはそのまま社員として会社に残ることもできるので将来的には安心です。
選手としての実力によっては、日本代表チームで活動したり、海外チームでプロ選手として活躍できる可能性も拡がるでしょう。
監督は、チームの一番上に立ち、チーム全体の指揮や指導を行う役割です。
選手起用や戦術についての最終決定を行う立場のため、監督によってチームの色が決まると言っても過言ではありません。
監督になるルートとしては、バレーボール選手として実績を残した人が引退後に打診されて就任するパターンが多いです。
監督としてチームの指揮・指導を行うためには、公益財団法人日本スポーツ協会の「公認スポーツ指導者」などの資格が必要になる場合があります。
チーム全体の方針を決めたり、試合での采配を行うのが監督であるのに対し、コーチは現場での専門的な指導を行うお仕事です。
また、監督に選手のコンディションを伝える、メンバー決めの助言をするなど監督のサポートも行います。
チームの規模によって異なりますが、ポジションや専門分野別に複数名のコーチが指導にあたることもあります。
コーチも監督と同様に、引退後の選手が務める場合が多いです。
トレーナーは、選手の怪我に対応したり、体のコンディショニングを行ったりするチームスタッフです。
試合中に怪我をした選手の応急処置を行ったり、復帰に向けてリハビリメニューを組んだり、マッサージやテーピングを行ったり、選手の体に対して幅広くアプローチします。
監督やコーチはバレーボールのプレーに関わるため、どうしても競技経験がないと難しい仕事ですが、トレーナーはバレーボール未経験でもなることができます。
トレーナーを目指すなら、自分の知識や技能の証明のために専門資格を取得するといいでしょう。
有名なトレーナーの資格は、
などです。
他にも、鍼灸師やマッサージ師の資格があればトレーナーとしての活躍の幅が拡がりますし、リハビリの専門資格である理学療法士の需要も高まってきています。
トップレベルの選手になると、チームのトレーナーだけでなく、個人でトレーナーや管理栄養士などと契約してコンディション管理を依頼することもあります。
単に「トレーナー」といっても、様々な専門分野や働き方があるので、自分がどのような分野のトレーナーを目指したいのかを明確にする必要があるでしょう。
トレーナーになる方法や資格の詳細を知りたい方は下記の記事をチェックしてみてください!
アナリストは、バレーボールのプレー中のデータを分析するお仕事です。
バレーボールの試合観戦が好きな人なら、監督たちがタブレット端末でデータを見ながら指示を出しているのを目にしたことがあるのではないでしょうか?
このようにバレーボール界では、相手チームの特徴を把握して勝つための戦略を立てるために、データ分析が当たり前のように行われていて、その中心的な役割を担うのがアナリストなのです。
実業団チームの多くではチーム専属のアナリストが活動していますし、最近では高校や大学の部活動レベルでもアナリストをする部員を置くようになっています。
アナリストになるのにプレー経験は必須ではありませんが、バレーボールのプレーに対する深い理解が必要です。
バレーボールの知識がなかったら、データから正しく情報を読み取ることや、監督・コーチ・選手とデータに基づく戦略についてコミュニケーションを取ることが難しいためです。
また、実務的な部分でいうと、「Datavolley(データバレー)」や「Volleystation(バレーステーション)」などといったバレーボール専用分析アプリを扱えるようになる必要があります。
バレーボールアナリストに資格は必要ありませんが、自分の知識やスキルを向上させるための日々の努力が求められるでしょう。
アナリストの仕事についてはこちら(リンク挿入)の記事でさらに詳しく解説しています!
「マネージャー」と聞くと学生時代の部活動をイメージする人も多いかもしれませんが、実業団チームなどにも職業としてのマネージャーが存在しています。
実業団チームのマネージャーは、選手や練習のサポートやチーム運営全体に関わる業務などを幅広くこなします。
《マネージャーの業務の例》
ボール拾いやボール出しなどの簡単な練習補助をマネージャーが行う場合もあるので、バレーボール経験が全くない人は多少苦労があるかもしれません。
それ以外にも、重いものを運んだり、立ちっぱなしだったりすることも多い仕事なので、体力に自信がある人のほうがマネージャーには向いているでしょう。
▼チームマネージャーのインタビュー記事を読んでみよう♪
チームスタッフは、バレーボールチームに所属する「選手以外の人」の総称です。
ここまででご紹介してきた、監督・コーチ・トレーナー・アナリスト・マネージャーもチームスタッフの一員ですが、他にも様々な役割のスタッフが働いています。
《チームスタッフの役割の例》
チームの規模や方針によって、より細かく役割分担されている場合もあれば、一人でいくつかの役割を兼ねる場合もあります。
裏方でチームを支えるスタッフに求められるのは、競技経験というよりもむしろ「自分の役割における専門性」です。
チームに所属するのではなく、競技団体の職員になることでバレーボールに携わるという選択肢もあります。
バレーボールの競技団体で代表的なものとしては、公益財団法人日本バレーボール協会(JVA)や、SVリーグを運営する一般社団法人SVリーグ(SVL)などがあります。
競技団体の仕事内容としては、
などが挙げられます。
チームスタッフが特定のチームに対して貢献できる仕事であるのに対して、競技団体の職員はバレーボールという競技全体の発展に携われる可能性があるのが魅力といえるでしょう。
審判(主審・副審)は、ルール通りに試合が行われているかどうかを確認して、得点の推移や反則などに関するジャッジを下す役割です。
Vリーグをはじめとする国内の公式戦で審判を務めるためには、日本バレーボール協会が実施する資格の取得が必要です。
審判資格は
の6種類です。
また、国際試合の審判になるためには、国際バレーボール連盟の国際審判員資格の取得が求められます。
バレーボール用品メーカーは、バレーボールをするのに欠かせない様々な「もの」を製造します。
例えばボールは、「ミカサ」や「モルテン」などのボールメーカーが製造しています。
また、ウェア、サポーター、シューズなど身に着けるもののメーカーとしては「ミズノ」「アシックス」「デサント」などが代表的です。
他にもバレーボールをするのに欠かせないものとしては、ネットやポール、スコアボードなどもありますし、テーピングを作っているメーカーも広い意味では「バレーボール用品メーカー」といえるかもしれません。
バレーボール用品メーカーの中では様々な職種の人が働いています。
例えば新商品のアイディアを形にする「企画・開発職」、商品がたくさん売れるように働きかける「営業職」、メーカーの社員やお金などの管理をする「人事」「経理」など様々です。
メーカーが作った製品は、商品の流通を担う「卸売業(おろしうりぎょう)」の中継を経て、この次に紹介するバレーボール用品店などの「小売店」の店頭に並び、バレーボールをプレーする人たちの手に渡ります。
スポーツメーカーの仕事の詳細や、スポーツ用品産業の全体像について理解を深めたい人には、下記の記事がおすすめです。
バレーボール用品メーカーが製造した商品を販売するのがバレーボール用品店の役割です。
バレーボール用品専門店で働くパターンもあれば、「スポーツデポ」「スポーツオーソリティ」「スーパースポーツゼビオ」などの大型店に勤務して、バレーボールコーナーの担当になるパターンもあるでしょう。
バレーボール用品店の仕事内容には、次のようなものがあります。
資格は求められない場合が多いですが、「販売士」などの資格を持っておくと就職に有利になる可能性があります。
また、バレーボール経験があったほうがお客様に最適な商品提案がしやすいでしょう。
テレビ・新聞・ラジオ・雑誌・Webなどのメディアでバレーボールの情報を発信します。
テレビなど映像中心のメディアでは、下記のような人たちが協力して試合中継などの番組制作をしています。
また、新聞・雑誌・Webサイトなどの文字や写真中心のメディアでは下記のような職種の人たちが協力して記事コンテンツ等を制作しています。
バレーボールの大会や体験会などのイベントを企画したり、当日までの準備・運営を担います。
多くの場合はイベント企画専門の会社で働いて、いくつかのイベントを担当します。
イベント企画会社自らが主催者になることもあれば、主催者からイベントの企画・運営を依頼されることもあります。
大会のスケジュールや試合間の演出などを主催者とすり合わせたり、ゲストの出演交渉やスケジュール調整、機材やスタッフの手配などを行います。
またイベント当日にはスケジュール進行管理や、会場スタッフの管理、イレギュラー対応など、イベントの円滑な進行を担います。
指導者として子どもたちや学生などにバレーボールを教える仕事です。
民間のバレーボールスクールで教えるパターンや、地域のクラブチームなどで指導をするパターンなどがあります。
ただ指導をするだけなら資格は必要ありませんが、教え子たちを試合に出場させる場合には、公益財団法人日本スポーツ協会の「公認スポーツ指導者」などの資格が必要になる場合があります。
また、2017年からスタートした「部活動指導員」という制度によって、外部の指導者が学校のバレーボール部で指導できるようになり、指導者の選択肢が拡がっています。
体育館・アリーナ・合宿所など、バレーボールをする「場所」のスタッフとして管理運営するお仕事です。
仕事内容としては
などが挙げられます。
バレーに関する仕事を15種類ご紹介してきました。
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