「野球の試合時間は平均でどのくらいなの?」
「野球の試合で最長・最短の試合時間が気になる!」
前回は野球のDH(指名打者)制度に関して詳しく解説しました!→【野球ルール解説】指名打者の略であるDH制度とはどんな意味?
野球の試合を観戦しに行く時に気になるのが、試合時間。
なんとなく「野球の試合は長い」、という印象があるのではないでしょうか?
今回は中学・高校・プロの各試合時間の平均や、プロ野球史上最長・最短の試合について取り上げます!また、プロ野球の試合を観戦するにはどれくらい前の時間に会場に到着すれば良いのかなど詳しくご紹介します!
まずは、中学・高校・プロ、それぞれの野球の試合時間です!
・中学野球
中学生の硬式野球の試合時間の平均は、1回表のプレイボールから計測すると約2時間になります。プロなどの試合が9イニングなのに対して中学生の試合は7イニングのため、試合時間の平均が短くなっています。
・高校野球
毎年甲子園が大盛り上がりの高校野球。高校野球の試合時間の平均は2時間から2時間半となっています。高校生の試合は攻守交代のときも走って素早く移動する上に、複雑すぎるサイン交換も行われないため試合時間がプロよりも短い傾向にあります。
・プロ野球
日本野球機構(NPB)により2019年シーズンの平均試合時間が3時間11分で有ることが発表されました。試合時間が長くなる理由としては、イニングの間隔や、攻守の入れ替わりに時間がかかっているということが挙げられます。
観客からも試合時間が長すぎるという声も上がっており、イベントやファンサービスとのバランスを取りながら、試合時間短縮に取り組んでいく方針を日本野球機構は挙げています。
では、約3時間の試合時間のなかで最長、最短の試合時間はどれくらいなのでしょうか?
プロ野球史上最長の試合は1992年9月11日、阪神対ヤクルトの試合です。
試合時間は6時間26分。試合が終了した時刻は午前0時26分とかなり長丁場の試合でした。
一方でプロ野球史上最短の試合は1946年、大阪タイガース対パシフィックの試合です。
試合時間はなんと55分。大阪タイガース先発投手の渡邉選手が9回88球、5安打2三振0四球で完封勝利。
対して、パシフィック先発投手も8回を91球、7安打3三振3四球で完投。両投手ともに球数がとても少なく、かなりの早打ちであったことが分かります。
野球の平均試合時間が分かったところで、野球観戦をする際はどれくらい前の時間に会場に着いておけば余裕を持って試合観戦ができるのでしょうか。
混雑状況によって会場に入るまでにかかる時間は異なりますが、20分~30分あれば入場することができます。
指定席であれば20分~30分前でも大丈夫ですが、自由席の場合は早めに並んでおいたほうが良い席が確保できるため、より試合観戦を楽しむことができます。
今回は野球観戦をするにあたり気になるであろう「野球の試合時間」に関して取り上げました!
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