「野球に関する仕事に就きたい!」
「野球に対してどういう関わり方があるの?野球に関われる仕事を知りたい!」
学生時代に熱中していたスポーツを仕事にしたい!と思う方も多いのではないでしょうか?
今回は野球に関連する仕事・職種について紹介します!
実は野球に関わることができる仕事には皆さんが想像しているよりもたくさんの種類があります!
これを機に野球業界に興味を持ってみてはいかがでしょうか!?
この記事では、野球に携わる仕事としてこちらの15種類を解説します!
それぞれどのような仕事なのか、早速見ていきましょう!
野球選手は、試合で華やかなプレーを披露し、観客を魅了する仕事です。
野球選手には、プロ野球選手、独立リーグの選手、社会人野球の選手といったいくつかのレベルがあります。
例えばプロ野球選手になるには、ドラフト会議で指名される必要があり、とても狭き門になっています。
審判は、主にプロ野球を担当する人と、それ以外の高校・社会人野球などを担当する人の2つに分かれます。
日本のプロ野球の審判は難易度が高く、NPBアンパイア・スクールを卒業後、適正診断を受けて、腕が認められた人だけが審判になり仕事をすることができます。
もしプロ野球の審判員になったとしても、初めは二軍の試合や地方の独立リーグを担当することが多いです。
最高峰である一軍の試合の球審を担うには、数年の修行を積まなくてはなりません。
また、試合前にボールが光に反射して見えなくならないよう、ボールに砂をまぶす作業があったり、試合後には反省会をするなど、見た目以上にハードな一面もある仕事です。
高校・社会人野球などを担当するには、各都道府県に存在する野球協会へ所属し、小規模な試合から経験を積んでいきます。
こちらはプロ野球と異なり、報酬は決して多くないため、アルバイトを掛け持ちしたり、副業として審判をこなすという働き方が多く見られます。
監督とは、チームの一番上に立ち、チーム全体の指揮や指導を行う立場の事を指します。
監督によってチームの色が決まると言っても過言ではなく、誰が監督になるのかはチームや応援団にとって重要なことの1つです。
野球では選手交代やプレーの抗議権等が監督にのみ認められているため、チームにとって、監督は必要不可欠な存在ということがわかりますね。
プロ野球の監督の仕事は大きく分けて、「選手交代」、「審判に対する抗議」、「スターティングメンバーの決定」、「選手やコーチの決定」の4つです。
まさしく野球に直接的関われる仕事になっています。
監督の仕事内容やなり方はこちらの記事に詳しく書いてあります。
チーム全体の方針を決めたり、試合での采配を行うのが監督であるのに対し、コーチは現場での専門的な指導を行う仕事です。
また、監督に選手のコンディションを教える、メンバー決めの助言するなどといった監督のサポートも行います。
少年野球や中学・高校野球のコーチは、多くの場合1人ですべてのポジションの指導を行います。
一方プロ野球チームのコーチは、少年野球や中学・高校野球と異なり、投手コーチや打撃コーチ、ヘッドコーチなどと役割が明確に分業化しています。
コーチの仕事内容やなり方を詳しく知りたい人はこちらの記事をお読みください。
コーチやスカウトなどのプロ野球にまつわる職種は、元プロ野球選手が引退後に就任することが多いですが、トレーナーは野球未経験でもなることができます。
選手の身体コンディションを管理する裏方スタッフのため、試合に関わらないのではないかと思われがちです。
しかし、試合中にケガをした選手の応急処置をするためにベンチに入るトレーナーもいます。
試合以外もチームに帯同し、選手のスケジュールに合わせてマッサージやテーピング、選手の動きをチェックすることもトレーナーの大切な役割です。
選手を通じて野球に関わることができるのがトレーナーという仕事です。
鍼灸師、マッサージ師の資格があれば採用に有利なことはもちろん、大ケガによる長期離脱を余儀なくされ、リハビリが必要な選手のために、理学療法士の需要も高まってきています。
また、一流プレーヤーになると個人でトレーナーだけでなく、管理栄養士などと契約して食事を管理する選手もいます。
ひとえにトレーナーと言っても、様々な分野や働き方が存在するので、より自分がどのような分野で携わりたいかを明確にする必要があります。
プロ野球のスカウトは、未来のスター選手を発掘する、いわば「原石探し」のプロフェッショナルです。
主な仕事は、アマチュア野球(高校、大学、社会人など)の試合や練習を視察し、将来プロで活躍できる可能性を秘めた選手を見つけることです。
鋭い観察眼で選手の能力を見極め、技術だけでなく、体力、精神力、性格なども総合的に評価します。
スカウトの仕事は、以下のように多岐にわたります。
プロ野球の打率や勝率などあらゆる成績のデータ分析をし、その情報を提供するといったニッチな仕事も存在します。
野球を数字などのデータで見ることが好きな方には、たまらない職業かもしれません。
アナリストとして、リアルタイムに成績や試合情報を分析することはもちろん、企業によってはそのシステム自体を構築するエンジニアの業務もあります。
アナリストに興味のある方はもちろん、SE業務の経験がある方で、野球に携わりたいと思っている方はぜひトライしてみてはいかがでしょうか。
アナリストについて興味がある方はこちらの記事をお読みください。
ここまでご紹介した監督・コーチ・トレーナーなど選手と関わりの深い役割の人は通称「現場スタッフ」と呼ばれています。
一方フロントスタッフは、球団に勤務する「現場以外のスタッフ」の総称です。
フロントスタッフにも様々な役割があり、代表的なものとしては「広報」「営業」「マーケティング」などが挙げられます。
グッズ、ポスター、屋外広告、動画コンテンツなど、あらゆるメディアを駆使して、球団のブランド価値を向上させることが球団広報の主な業務内容です。
事務作業に加え、コンテンツそのものを制作する業務もあれば、その進行を管理するプロジェクトマネージャー業務、グッズとその販売促進企画を考えたりと、業務内容は多岐に渡ります。
営業の仕事は、球団の収入源となるスポンサー契約を獲得することです。
企業に対して、球団のブランド力やメディア露出、ファンとの接点などを活用した魅力的な提案を行い、Win-Winの関係を築きます。
マーケティングは、ファンを増やし、球団の収益を上げるための戦略を立案・実行する仕事です。
チケット販売促進、グッズ開発、イベント企画、ファンクラブ運営などを行う部署と連携して、ファンと球団の絆を深め、ブランド価値を高めます。
他にも経理・人事・総務などのバックオフィス業務を担うフロントスタッフなども存在します。
野球スタジアムや練習場などの施設を整備・運営する仕事です。
施設運営の仕事内容も様々ですが、ここでは野球のプレーに欠かせない「グラウンドキーパー」について紹介します。
グラウンドキーパーは、サッカースタジアムや野球場のグラウンドを整備する仕事です。
具体的な役割としては、ラインを引いたり、芝の長さを調節したり、試合の前にグラウンドをならしたりなど。
天候やチームの特徴を見ながら、土の硬さや芝の長さを調節しています。
選手のパフォーマンスに関わるグラウンドはグラウンドキーパーによって支えられています。
グラウンドキーパーの仕事内容やなり方を詳しく知りたい人はこちらの記事をお読みください。
テレビ局・新聞社・ラジオ局・雑誌・Webメディアなどの「スポーツメディア」で野球の情報を扱うお仕事です。
スポーツメディアの具体的な仕事としては、「スポーツライター」や「スポーツカメラマン」などがあります。
スポーツライターは、選手や専門家に取材をしたり記事を書いたりします。
スポーツカメラマンは、スポーツに関連する写真や動画を撮る職業です。
主に、スポーツの大会や試合、イベントなどで撮影をしています。
皆さんがよくニュースや新聞で見る試合中の写真は、スポーツカメラマンが撮影したものです。
野球というスポーツの奇跡的な一瞬を切り取ることができるスポーツカメラマン。
野球が好きで、カメラが好きな方はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
バット、ボール、グローブ、スパイク、ウェア、ヘルメット……などなど、野球をするには様々な道具が必要です。
野球用品メーカーは、このような野球に欠かせない「モノ」を作って、野球をプレーする人たちに貢献しています
野球用品メーカーの中ではさまざまな役割の人が協力し合って、最高の製品を提供することを目指しています。
例えば次のような役割があります。
試合の興行を担ったり、ファン感謝デーや野球教室などのイベントを企画・運営したり、野球ファンにとって忘れられない体験を提供する仕事です。
仕事の流れとしてはまず、イベントの目的やターゲット、予算などを明確化し、綿密な計画を立てます。
次に、会場選定、プログラム内容、ゲスト招聘、広報活動など、様々な準備を進めます。
そして、イベント当日は、現場の指揮を執り、スムーズな運営を心がけます。
イベント終了後は、参加者のアンケートなどを分析し、次回のイベントに活かします。
また、試合やイベント当日に派遣やアルバイトの会場スタッフとしてイベント運営に関わる選択肢もあります。
子どもたちに野球を教える仕事です。
チームとは異なり、スクールは練習が中心です。野球の練習への指導を通じて、野球の楽しさやチームワークの大切さなどを伝えます。
子どもたちの成長を間近で見守り、共に喜びを分かち合うことができます。
また、野球の魅力を伝え、未来の野球選手を育成する責任感も味わえます。
子どもたちの笑顔と成長が、大きなやりがいにつながる仕事です。
プロ野球チームのグッズショップや野球用品店のスタッフとして、接客・販売を行います。正社員だけでなくアルバイトの募集も多い仕事です。
グッズショップは球場内外にあることが多く、試合当日のざわざわとした雰囲気を味わいながら働くことができます。
業務は、店頭にグッズを並べたり、会計をしたりと、一般的な販売スタッフと変わりません。
ですが試合中、特に野球の試合のルール上、攻守交替の時はお客さんが一気に押し寄せるので、より素早く対応するスキルが求められるでしょう。
ちなみに、社割でグッズを安く買える特典があるケースもあり、お気に入りの球団グッズをお得にゲットしちゃいましょう。
少しでも野球に関わりたいという方にはもってこいのアルバイトとなっています。
また、スポーツ用品店のスタッフという選択肢もあり、こちらもバットやグローブを並べたり、会計業務がメインとなります。
自分が初めて野球用具を買ってもらい感動した瞬間を、今度は提供する側になるやりがいは、何物にも代えがたいでしょう。
プロ野球中継を観ていると、グラウンドの端っこにヘルメットを被って座っている人を見かけませんか?
子供が行うこともあるこちらの仕事は、ボールボーイという呼称で親しまれています。
もちろん女性でもなることができます。
ファールゾーンに転がった打球を処理したり、球審のボールが空になった時に、補充する役割を果たします。
求人サイトには稀にしか載らないレアバイトですが、気軽に始められるのにも関わらず、球場の雰囲気や選手を近くで感じられるという点は大きな魅力です。
もし、見つけた場合にはすぐに応募してみましょう。
野球に関する仕事を15種類ご紹介してきました。
気になる仕事はありましたか?
ここからは、スポーツ業界特化型求人サイト「スポジョバ」に掲載中の野球関連求人をご紹介します!
仕事との出会いは一期一会。今は募集中でも、次に見た時にはもう募集停止になっていることも…。
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