「オーバータイムってなに?」
バスケットボールの試合で「オーバータイム」という言葉はよく使われます。実際に試合を見ていると、耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか?
実はこの「オーバータイム」という言葉ですが、複数の意味を持ち、いくつかの場面で使われています。
今回はオーバータイムについて詳しく解説していきます。
まず1つ目はルールに関する「オーバータイム」です。バスケットボールには「24秒ルール」や「5秒ルール」といった時間に関する「◯秒ルール」が複数あります。
こちらでバスケのルールに関する記事を書いてますので、ぜひ併せてお読みください!
「◯秒ルール」を犯してしまうことを「オーバータイム」と言います。例えば24秒ルールを犯してしまった時は「24秒オーバータイム」という形です。
基本的に時間に関する◯秒ルールは、「◯秒以内に〜〜をしなければならない」というルールなので、ルールを犯してしまうことを「オーバータイム」と呼びます。
オーバータイムのもう1つの意味は延長戦です。
日本のバスケットボールの競技時間は1クォーター10分を4回、計40分間が基本です。しかし、この40分間で決着がつかなかった場合は、第4クォーター終了後、インターバルをはさみ、1回5分のオーバータイムへと突入します。また基本的にバスケットボールには「引き分け」という概念は存在しません。そのため、1回のオーバータイムで決着がつかなかった場合は、決着がつくまでこのオーバータイムを繰り返すのです。2回目のオーバータイムをダブルオーバータイム、3回目のオーバータイムをトリプルオーバータイムと呼びます。
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先述した通り、バスケットボールは決着がつくまで試合を続けます。第4クォーターが終了した時点で決着がついておらず、オーバータイムに突入することは実はあまり珍しくありません。しかしダブルオーバータイムやトリプルオーバータイムのように、オーバータイムを繰り返すケースは非常にレアです。そこで次に過去にあった、オーバータイムを複数回繰り返した”激闘”を紹介したいと思います。
60-60の同点でオーバータイムに突入すると、福大大濠は終了間際に3点ビハインドを背負う中ブザービートとなるスリーポイントを沈め、ダブルオーバータイムへ。ダブルオーバータイムでも決着がつかず、トリプルオーバータイムへ突入。ここでも一進一退の攻防が続き、4度目のオーバータイム”4thオーバータイム”へ突入。この4度のオーバータイム、計60分の大激闘は89−87で福大大濠が制しました。この歴史に残る大激闘を制した福大大濠は決勝で明成高校を倒し見事全国制覇をしました。
お互いに一歩も引かない一進一退の攻防が続いているなか迎えた第4クォーター残り6秒。99−96で千葉が3点リードの状況でボールを保持しているのは富山のマブンガ選手。残り3秒でスリーポイントより遥か後ろの位置から放たれたきれいな放物線はリングに吸い込まれ、土壇場で同点に持ち込みます。オーバータイムに突入してもお互いに一歩も引きません。115−112で千葉3点リードで迎えた残り5.5秒。ボールを保持しているのはまたしても富山のマブンガ選手。残り0.8秒でセンターライン付近から放たれたシュートはリングを射抜き、またしても同点に持ち込みダブルオーバータイムへと突入しました。128−129の富山1点リードで迎えたダブルオーバータイム残り9.3秒。ボールを保持するのは千葉のエース富樫選手。残り1.2秒でフリースローを2本獲得した後、冷静に2本とも沈め、結果130−129で50分間の大激闘を千葉が制しました。この試合は編集部が選ぶbリーグ史上最高の試合です。
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今回はオーバータイムについて解説してきました!
また過去にあった歴史に残る”激闘”も紹介しました!
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