「スポーツ 求人」と検索してスポジョバを見つけてから5年。累計1487番目のユーザーとしてスポジョバを継続して使っていた安藤さんがついに夢だったBリーグチームへの転職を叶えました。なぜ5年間もスポジョバの使用を継続していたのか?そして、一度は諦めたスポーツ業界への道を、なぜこのタイミングで再び目指したのか?彼の挑戦の軌跡と、横浜エクセレンスで描くBリーグの未来に迫ります。
スポジョバを通じて入社された方のその後を追う企画「スポジョバ採用ファイル」。5年越しの夢を叶えた安藤さんにお話を伺いました。
(取材・執筆:中田 初葵、編集:池田 翔太郎)
———本日はどうぞよろしくお願いいたします!実は安藤さんはスポジョバで1487人目のユーザーで・・・!2020年から5年間スポジョバを使ってくださりありがとうございます!最初はどんなきっかけでスポジョバを見つけられたのですか?
1487人目だったのですね(笑)Bリーグチームを探していたので、「スポーツ 求人」のように検索して見つけたような気がしています。当時は新しいサイトだなという印象を持っていましたね。
———5年間使ってくださっていた中で前と今とで変わったなと思う部分はありますでしょうか?
メールの配信がされるようになりましたし、新着求人も増えたように感じています。前は、2~3求人程度の新着求人だったところから今はかなり増えましたよね。また、メールの中でも月間求人応募ランキングが個人的には面白かったです。みんながどんな求人に興味があるのか気になっていたので。
———ユーザーさんからそういった生の声を聞けることが本当に貴重だなと感じますし、スポジョバを継続的に使ってくださっている安藤さんと出会えて非常にうれしいです!どうして5年間も継続して使われたのでしょうか?
求人を見つつ自分のスキルと照らし合わせながら、ここにふさわしい人材なのかを自問自答していました。そこで2025年に横浜エクセレンスのマーケティング部長候補の求人を見て、ここだったら力になれるなと感じて応募しましたね。
———きっとスポジョバ以外の求人媒体も使われていたかなと思うのですが、いかがでしょうか?
実は今回の転職活動にはスポジョバ以外全く使っていなくて。もちろん前の転職の際には使っていたこともありましたが、スポジョバはスポーツ業界に特化しているところが強みだと感じています。スポーツ業界を目指している人にとっては、他の求人媒体だとヒットしにくいところがあるので、スポジョバが最適でした。
———スポジョバを継続して使ってくださっていたことからスポーツ業界に興味があることがわかりましたが、それは以前からずっと描きたい夢だったのでしょうか?
学生時代はスポーツトレーナーを目指して専門学校に通っていました。夢中になったバレーボールがきっかけで、学生の頃からアスリートを支えたいという思いが昔からありました。
———結局スポーツトレーナーの夢は叶えられたのでしょうか?
ただ、蓋を開けてみたら思い描いていたようなトレーナー職はなくて、ジムのインストラクターやリハビリくらいしかありませんでした。自分はアスリートの体力やパフォーマンス向上のための手助けがしたかったんです。人や組織の成長が見たかったので、トレーナーという道は諦めました。でもスポーツ業界にはいつか戻りたい、と思っていましたね。
———スポーツ業界への道は諦め、全く別のお仕事をされていたのですか?
もともと人と接することが好きだったので接客をしたり、その後は好きなものを売りたいと考えて車の営業もしたりしていました。2020年ごろにスポーツ業界に何かチャンスはないかなと考えスポジョバに登録しましたね。
———なぜこのタイミングでかつて叶えられなかったスポーツ業界に飛び込もうと思われたのでしょうか?
今までの仕事の経験で比較的どの業務にも携わることができていたので、どの業界でもできるなと思いましたし自信もありました。それだったら学生時代に叶えられなかったスポーツ業界に入って、できなかったことをやってみようと考えました。
———今までのご自身の経験を発揮したいと思われていたのですね。もともと目指していたトレーナー職は考えなかったのですか?
規模の大きいことがしたかったので、トレーナーは向いていないなと思いました。マーケティング職は何千人規模の集客をするのに対し、トレーナーはせいぜい10~20人程度。今までの自分の経験を活かして様々なチャレンジをしたかったですし、業界がちがったとしても同じことをやれるなと思ったので、マーケティングの経験をスポーツ業界に還元したいと考えました。
———マーケティング職でお仕事を探されていたのであれば、Bリーグ業界でなくても良かったはずですが、なぜBリーグチームに入りたいと思われていたのでしょうか?
Bリーグには大きな可能性を感じられたからです。他のスポーツだと新しいことに挑戦しづらい風土や環境がある、と知り合いのスポーツ業界 の方から聞いていました。Bリーグ自体にはそういった風土はないと感じましたし、自分の裁量をもって比較的自由に働けるのかなと思っていました。Bリーグの試合は全く見たことがなかったですし、ファンでもありませんでしたが。
―――Bリーグファンの私からすると安藤さんとは正反対だなと感じます…!どうして横浜エクセレンスさまを選ばれたのでしょうか?
居住地を考えたことと、自分の夢を叶えられるとするならエクセレンスがピッタリだと思いました。特にカテゴリーにはこだわっていなかったので、B3クラブだからという心配はなかったですね。
―――念願のBリーグチームへご入社されてまだ間もないですが、ぶっちゃけた話、新しい職場はいかがでしょうか?
皆さん優しいですし、既に裁量を持ってやらせてもらっているところがあります。ただまだ見えていない部分もあるので、行動に対してどれくらいの結果が付いてくるのかわからないことも多いです。不安と期待が入り混じっていますね。
――—日が浅い中でもう様々なことに取り組まれているのですね!横浜エクセレンスさまで働く中での楽しみは見つけられていますでしょうか?
みなさんフットワークが軽いので、行動にさっと移せるところが魅力的だなと思っています。企画1つとってみても議論を長時間交わすというよりは、まずはやってみる。だから結果も見やすいですし、スピード感もって行動できる環境はエクセレンスだからこそですね。
―――まずは行動できる組織だと成功も失敗もあると思いますが、改善にも移しやすそうですね!今回挑戦したかったマーケティング職ですが、マーケティングの面白さはどういうところにあるのでしょうか?
ユーザーの行動や心理に寄り添い、思わず手に取ってしまうような仕掛けを生み出せることに面白さを感じます。何かを買ったとき、「なぜこれを選んだのだろう」と考えると、その背景にはマーケティング担当の工夫がありますよね。
―――今私もユーザーの皆さんに求人を届ける環境を作っているのですが、私が安藤さんを横浜エクセレンスさまの求人に導いたということですね!?初めてのスポーツ業界だと思いますが、横浜エクセレンスさまでのマーケティングの難しさは感じていらっしゃいますか?
エクセレンスのブランディングを定めていくことですね。「エクセレンスはこれ!」というものがまだありません。ターゲットも広い状態なので、ゆくゆくはターゲットをある程度狭めてそのターゲットに対する施策を打っていきたいです。
―――難しさも感じながら挑戦されていることが伝わります。念願だったスポーツ業界への転職に成功された安藤さんですが、同じようにスポーツ業界へ挑戦したいユーザーさまもいらっしゃいます。転職に成功されるためにはどんなことに気を付ければよいでしょうか?
その企業側がどういう人を欲しているのかを知ることが大切だと思います。スポジョバの求人や取材記事、その企業のニュースなどを見たりすると分かる気がしています。ただ応募するだけでなく、リサーチ力や分析力が大切ですね。
―――具体的にどんなスキルをもっておくことが大切なのでしょうか?
もし営業としてスポーツ業界に入りたい人だったら、売るものが違うだけで本質的なスキルは変わらないと思うんです。属する組織が違うだけでやることは同じ。業界が違ったとしても活かせるスキルを身につけることが大切だと思います。
―――すでにたくさんのことに取り組まれていると思うのですが、昨季B3を制して、今季からB2で戦う横浜エクセレンスさまとして挑戦していきたいことはありますでしょうか?
チームとしてカテゴリーを1つでも上に行かせたいです。BB・革新によって新リーグ構造がスタートするので、B1をトップとした現在のリーグ構造は今年で終わりです。それ以降、B.PREMIERいち早く戦いたいなという気持ちです。でもそれには様々な障壁があり、集客人数や売上などまだまだ厳しい部分もあるので、それを当たり前のようにクリアしていけるようになりたいです。
―――B2リーグでの戦いは実質今シーズンがラストということですね。そのためにマーケティング部長として変えていきたいと思うことを教えてください。
マーケティング本部 は、集客、チケット、ファンクラブ、グッズなどにそれぞれ担当者がおり、言わばマーケティング本部は売上を上げるための精鋭部隊。現在はスポンサー収入が売上の上位を占めているので、いつかそれを上回れるように自分がまとめられるようにしていきたいです。これからが勝負だと思っています。
―――bjリーグの頃から見ていた身からすると非常に成長しているイメージでしたがまだまだ発展途上だということですね。
「Bリーグ=儲かる」というフェーズにはまだなっていないかなと感じます。いつかリーグ全体で、儲かることが当たり前になっていけたらいいですね。
―――横浜エクセレンスさまをどんなチームにしていこうと思われていますか?
クラブの強さでいえば日本一。フロントスタッフでいえば、選手たちが何不自由なくバスケができる環境にしていきたいですね。ファン・ブースターの方にとってもエクセレンスってこうだ!という特別なものを創っていきたいです。個人的には、私設応援団を生みだせたらもっとチームも変わると思っています。
【PROFILE】
安藤 貴行(あんどう たかゆき)
マイブームはゴルフ。横浜エクセレンスでゴルフを一緒にやってくれる人を探しているそう。スコア100を切れるように練習中。
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設立年月 | 2016年07月 | |
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代表者 | 桜井直哉 | |
従業員数 | 25 | |
業務内容 | バスケットボールクラブの運営
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