「ラグビーのタックルにはどのようなルールがあるの?」
「ラグビーのタックルにはどのような種類が存在するの?」
前回はラグビーの試合時間に関して詳しく取り上げました!→ラグビーの試合時間は約80分!ワールドカップ観戦のためのラグビー解説!
スピードだけでなく、大きな体同士のぶつかり合いもラグビーの魅力の一つです。
今回はラグビーの中でも特に豪快で迫力のある「タックル」について取り上げていきます!
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「ラグビーの華」ともいわれるタックルですが、タックルとは具体的にどのようなプレーを指すのでしょうか?
タックルとはボールを保持しているプレイヤーに対して飛びかかり、そのプレイヤーを倒す、またはボールを地面につけさせ、前進を阻むプレーを指します。
パワーやテクニックだけでなくタックルのタイミングが非常に重要であり、練習が必要なプレーです。
迫力のあるタックルですが、選手同士の激しい接触があり、危険性が高いのため、ルールが細かく設定されています。
基本的に以下のようなタックルはルール上禁止されています。
・アーリータックル(相手プレイヤーがボールを持つ前にタックルをすること)
・レイトタックル(相手プレーヤーがボールを手放した後のタックル)
・ハイタックル(肩より上へのタックル)
・スティファームタックル(相手の首に腕を引っ掛けて倒そうとするタックル)
以上のルールに違反せず、チームメンバーに勇気を与え、ゲームの流れを変えるようなタックルは「ナイスタックル」と呼ばれます。
ラグビーのタックルには大きく分けて4種類のタックルが存在します!
・フロントタックル
フロントタックルとはその名の通り、ボールを持って走ってくる選手を正面に捉えて、走る方向とは逆方向に倒すタックルです。
タックルの際のお互いの衝撃が大きいため、パワー、スピードだけでなく、タイミングよく前に飛び出る「勇気」が必要なプレーです。
・サイドタックル
こちらはフロントタックルとは違い、ボールを持っている相手選手の横からのタックルです。ラグビーの試合ではボールを持っている選手は相手に当たるよりも、タックルをかわしたり、少しでもズレを作ろうとするので、タックラーは相手の横からタックルに入る場面が多くなります。
特にスピードに乗ったバックスのランニングを止めるシーンでよく見られるタックルです。
・スマザータックル
スマザータックルとは相手を倒すことよりも、ボールの動きを封じることを優先するタックルです。
これまでのタックルは相手の腰よりも下に入ることが基本でしたが、ボールを持っている選手の上半身に抱きつくようにタックルすることで、腕の動きを封じ、パスをさせないのが目的です。また、パワーがあれば相手の動きを封じたまま相手選手をグラウンドに倒すこともできるプレーです。
・リアタックル
こちらは相手選手の後ろから飛びついて倒すタックルです。
リアタックルは相手を後ろから追いかけているシーンに使われます。
相手の足に手をかけることができれば転ばせることができ、それでも十分ですが、相手を掴んでいなければタックルとは認められずプレーを続行されてしまうため、できれば相手の足首を掴んでゲームを止めることが理想です
今回はラグビーのタックルというプレーに関して、ルールや種類について詳しく取り上げていきました。
タックルの細かい違いを理解するためには、実際のラグビーの試合を観戦することがおすすめです!
こちらの記事では日本のラグビーリーグである「トップリーグ」に関して詳しく取り上げているので、試合観戦前にぜひ読んでみてください!→これを読めばわかる!「ジャパンラグビートップリーグ」を解説!人気チームはどこ?
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