「ラグビーの試合時間ってどのくらいなの?」
「ラグビーの試合がどのように進んでいくのか知りたい!」
前回は1月に開幕した日本のラグビーリーグ「トップリーグ」に関してそのチームや歴史、試合観戦前に知っておきたいことについて取り上げました!→これを読めばわかる!「ジャパンラグビートップリーグ」を解説!人気チームはどこ?
1月からトップリーグが開催され、日本でも今盛り上がりを見せるラグビー!
激しい身体のぶつかり合いや、スピーディな試合展開は観ていて白熱しますよね。
今回は、ラグビーの試合を観たい!あるいはこれから観る方に向けて、ラグビーの試合時間やゲームの進行、ロスタイムについてなど詳しくお伝えしていきます!
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ワールドカップや日本のプロラグビーリーグである「トップリーグ」など、基本的にはラグビーの試合時間は40分ハーフ、つまり前半40分、後半40分の計80分行われます。
選手が休憩をしたり、チームで作戦を立てるために使われる「ハーフタイム」という時間が設定されています。
基本的にこの時間は12分と設定されてますが、大会によってこの時間は少し変わる場合もあります。
80分の試合を行い同点だった場合には10分間のサドンデス方式の試合が行われます。どちらか一方のチームが先に得点をした時点で勝敗が決まります。
それでも勝敗がつかない場合は、「キッキングコンペティション」が実施されます。キッキングコンペティションでは5人のキッカーを選び、それぞれ順番に蹴る場所を変えてゴールキックを行い、最終的にゴール数の多いチームが勝ちとなります。
ただ、ラグビーはトライやドロップゴールなど、得点方法が様々でかつ点数も細かく設定されているため、延長戦のある試合は少ないです。
また、ラグビーではサッカーと同じように試合中にファウルやラインクロスなどの反則があっても時計が止まりません。
そのため、試合中に選手が負傷して試合が止まった場合に、試合時間を公平にするためにロスタイム制度が導入されています。
通常の選手の負傷の場合はロスタイムは1分以内と設定されています。
しかし、重傷で選手が動けず、担架で運び出さなければいけないなど、特別な事情があった場合、審判は1分以上のロスタイムを与える権限を持っています。
また、トップリーグや大学選手権の試合ではレフェリーのみが管理していた試合時間を、フィールド外にいるタイムキーパーに委任する精度が導入されています。
タイムキーパーの持つ時計が40分を満たしたらホーンを鳴らします。
ホーンの後に反則以外で試合が切れ、審判がそこで終了と判断し、笛を吹いた場合は前半終了または試合終了となります。
このタイムキーパー制が導入されたことにより、以前のような曖昧なロスタイムがなくなり、より公平に試合が行われるようになりました。
ワールドカップやトップリーグ、大学のラグビーの試合時間は40分ですが、高校生や中学生だと試合時間はまた変わっていきます。
高校ラグビーでは15人制、試合時間は前半30分・後半30分、計60分の試合が行われます。ハーフタイムは5分と、短く設定されています。
中学生のラグビーは「ジュニアラグビー」と呼ばれ、前半20分・後半20分、計40分の試合が行われます。
体の成長に合わせて試合時間も調整されています。
7人制で行う「セブンス」と呼ばれる競技がラグビーの中にあります。
2016年にブラジルで開催されたオリンピックで初めて正式種目になったのがこの「セブンス」。
普通のラグビーよりも人数が少なく、体力も消耗することから、試合時間も前半7分・後半7分、計14分と短めに設定されています。
ラグビーワールドカップと同様に、セブンスワールドカップも4年に1度開催されています。
今回はラグビーの試合時間やロスタイム、試合の進行の仕方について詳しく取り上げました!
ワールドカップが開催され、今勢いに乗るラグビー。
あなたもこの機会にぜひラグビーの試合を一度観戦してみてください!
ラグビーの試合を観戦する際にはトップリーグの試合がおすすめです!
ぜひこちらの記事を読んで、トップリーグについて理解を深めてから試合観戦をしてみてください!→これを読めばわかる!「ジャパンラグビートップリーグ」を解説!人気チームはどこ?
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