「7人制のラグビーと15人制のラグビーって何が違うの?」
「7人制ラグビーの見どころやルールについて詳しく知りたい!」
前回は15人制ラグビー、7人制ラグビー、それぞれの試合時間に関して詳しく取り上げました!→ラグビーの試合時間は約80分!ワールドカップ観戦のためのラグビー解説!
15人制のラグビーだけでなく、セブンズと呼ばれる7人制のラグビーが競技として存在していることをご存知ですか?
「7人制のラグビーは人数も少ないし、15人制と比べてつまらない競技なんでしょ…」
いいえ。実は7人制のラグビーには15人制とは違う魅力や面白さがあるのです!
今回はセブンズの見どころやルール、15人制との違いについて詳しく解説していきます!
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※最終更新日:2023年11月6日
夏季オリンピックの正式種目にもなっている7人制ラグビー(セブンズ)。
その見どころはずばり!「早い試合展開」です!
7人制ラグビーは15人制と同じ広さのコートを使用するため、一人ひとりに与えられるスペースが広いことが特徴です。
そのため、15人制のように複数の選手が密集そして接触しあってプレーが行われるのではなく、ボールの動きが多く、スピーディーで早い試合展開が行われます。
スペースが広いために一気に抜き去ってしまえばトライをかんたんに決めることができるため、得点が入りやすいのも特徴です。
また、パワー勝負となる15人制とは違い、走力重視の試合が行われるため、細身で足の速い選手が多いです。
後ろに向かって走るプレーや、大きく後ろにボールをパスするなど、15人制では観ることのできないプレーを観ることができるのも魅力の一つです。
ボールを前に投げてはいけない、ボールを前に落としてはいけない、ボールを前に蹴るのはOKなど、基本的なルールは15人制とは変わりません。
また得点に関しても、トライ5点、トライ後のゴールが2点、ペナルティゴールが3点と、同じようになっています。
基本的に7人制と15人制でルールは同じですが、スクラムを組む人数が大きく違います。
15人制の場合はフォワード(FW)8人でスクラムが組まれるのに対して、7人制では3人ずつでスクラムが組まれます。
そしてポジションの人数も大きく違います。
15人制の場合はフォワード8人、バックス7人というポジション分けですが、7人制ではフォワード3人、バックス4人です。
スピーディーな展開が魅力的な7人制ラグビーですが、試合時間は7分ハーフ、合計14分と非常に短いです。
15人制ラグビーは40分ハーフ合計80分であるのに対して合計14分なので、15人制と比べると試合時間の短さが際立ちます。
試合時間が短いと得点があまり入らないのではないか?と思う方もいるかも知れませんが、先程も書いたように、人数が少ない分スペースが広くなりトライがしやすくなるので、たくさんの得点シーンを観ることができます。
また1試合が短いため、セブンズの試合は1日に何試合も行われます。
スピード感のある試合を一日で複数回、しかもいろいろな試合を感染できるのも7人制ラグビーの良いところです。
2020年に行われる東京オリンピックでは、7人制ラグビーの試合が男子女子ともに行われます!
7人制のラグビーを一度も観たことがないという方はこの機会にぜひ観戦してみてください!
7人制ラグビーではなく15人制の試合を観戦したいという方には1月に開幕した「トップリーグ」の試合がおすすめです!
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