「ハンドボールを観る、あるいは自分でやってみたいけど、ルールが良くわからない…」
「ハンドボールの試合はなんとなく観たことがあるけど、細かいルールが良くわからなかった…」
前回はハンドボールのディフェンスの種類やコツについて詳しく解説しました!
→ハンドボールのディフェンスの種類を解説!上手くなるコツも併せて紹介!
フィールドプレーヤー6名、ゴールキーパー1名の2チームで勝敗を競うハンドボール。
攻守の切り替えが早く、試合の進行も早いため、ルールが分からないと何が起きているのか分からずに置いていかれてしまいますよね。
そこで今回はハンドボールを観戦する、あるいは自分でやってみたいという方に向けて簡単にルールをご紹介していきます!
ポジションごとの役割に関しても詳しく解説していきます!
まずはハンドボールの試合の基本的な進行のルールを知っておくことが大切です!
ハンドボールではボールがゴールに入った時点で得点が加算されます。
コートのどこからシュートを決めても、または反則のペナルティとして相手チームに与えられる7mスローで決めたとしてもチームに入る得点は同じ1点となっています。
競技の時間はプレイヤーによって異なります。
中学生以下の試合では、前半25分、後半25分の合計50分。
高校生や大学生、また社会人やプロの大会になると前半30分、後半30分の合計60分で試合が行われます。
前後半を戦って得点が同じであった場合は一般的には5分間の休憩の後に前半5分、後半5分の計10分間(大会によって異なる)の延長戦が実施されます。
それでも勝敗が決まらない場合は第2延長、第2延長でも得点が同じである場合は「7mスローコンテスト」というもので勝敗をつけます。
これはサッカーのPKと同じようなもので、各チームの代表選手3名が7mスローを行い、多く得点したチームが勝利となります。
ハンドボールは1チーム7人で行われます。
1人はキーパー、残り6人はフィールドプレイヤーで試合が進行していきます。
ハンドボールのポジション名の一覧は以下のようになっています!
・GK(ゴールキーパー)
・P(ポスト)
・LB(レフトバック)
・RB(ライトバック)
・CB(センターバック)
・LW(左サイド)
・RW(右サイド)
フィールドプレイヤーは足にボールが当たっただけでも反則になるのに対して、ゴールキーパーは相手のシュートを止めるために足を使うことが許されています。
また、フィールドプレーヤーはゴールエリアに入れないのに対して、ゴールキーパーはゴールエリア内、そしてフィールドを自由に行き来することができる唯一のポジションになっています。
つまりハンドボールでは、ゴールキーパーだけに適用されるルールが存在するのです。
各ポジションの役割や求められる能力についてはこちらの記事で詳しく取り上げているので、ぜひ併せてお読みください!
→ハンドボールのポジションごとの役割、名称を解説!どんな能力が必要!?
ハンドボールでの反則を一通り見るにあたり、まずは反則後の再開方法を知っておくことが大切です。
競技の再開の方法は下記の4種類があります。
・スローイン
ボールがサイドラインを出てしまった場合はボールが出た地点からスローインを行います。
・ゴールキーパースロー
攻撃しているチームがシュートミスなどでアウターゴールラインにボールを出
してしまった場合は、ゴールキーパースローでゲームを再開します。味方選手にパスするのではなく、直接ゴールを狙ってもルール上は問題ありません。
・フリースロー
フリースローラインの内側で守っているチームの選手が反則をした場合、攻撃していたチームはフリースローラインから、フリースローを行います。
それ以外の場所で反則があった場合は、反則があった地点からのフリースローでゲームは再開されます。
・7mスロー
攻撃している選手のシュート動作中に反則をした、あるいはゴールエリアの中に入って防御してしまうと、攻撃していたチームに7mスローが与えられます。
7mスローは選手とキーパーの1対1で行われるため、得点のチャンスとなります。サッカーのPKを想像するとイメージがしやすいかもしれません。
ハンドボールの反則の詳しい情報が知りたい方はこちらの記事をぜひ併せてお読みください!
→ハンドボールの反則一覧まとめ!各種類の名称と意味を詳しく解説
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