「野球のコーチはどんな仕事をするの?」
チーム強化のためには、指導を行うコーチの存在が必要不可欠です。
では、コーチにはどん役割が与えられているのでしょうか?
今回は野球のコーチについて、仕事内容や仕事に就くための方法についても解説していきます!
「監督」についても気になるあなたはこちらの記事も併せてお読みください。
まずは野球チームにおけるコーチの役割から見ていきしょう。
主にチームの練習をサポートします。
選手にボールの打ち方、投げ方を教える、ノックを打つ、トスバッティングのトスを上げるなど。
特にノックをマスターするのは至難の業。
狙った方向にゴロやフライと打ち分けなければならず、それ相応の練習時間が必要でしょう。
コーチによって役割が異なります。
・監督のサポート
監督の作戦を選手に伝えたり、選手に声をかけて士気を上げたりします。
・ランナーコーチ
一塁・三塁付近にあるコーチャーズボックスに立ち、監督から出たサインをランナーに伝える役割を持ちます。
盗塁指示や本塁突入指示など、時には勝敗を分けるタイミングでランナーに指示を送ることもある責任重大なポジションです。
・スコアラー
プロの場合は専属、中学・高校野球では選手orマネージャーが担当することが多いですが、少年野球の場合はコーチがスコアラーを担当することもあります。
スコアのつけ方は専門的かつ複雑で、専用のスコアブックを使いながら選手の活躍を記録することも重要な役割です。
プロ野球や高校野球の中継をみながら実際にスコアをつけてみるのも面白いかもしれまんね。
ちなみに、サッカーやバスケットボールの場合、コーチはスーツを着てベンチに入ることが多いですが、野球は選手と同じユニフォームを着用します。
野球がポピュラーな日本では気づきませんが、これはあらゆるスポーツの中で珍しい風習なのです。
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ここまで記事を読んで
「経験ないけど自分もコーチになってみたいな...」
「コーチになるにはどうしたらいいの?」
と考えた方もいるのではないでしょうか。
プロ野球のように野球経験が必要なコーチもあれば、未経験からでも始められる少年野球のコーチまで、その種類は多岐に渡ります。
ここでは各コーチになるための方法や資格の有無について見ていきましょう!
少年野球チームのコーチに資格や経験は必要ありません。
コーチになるきっかけとして一番多いのは、自分の子供が少年野球チームに入団し、声がかかるケースです。いわゆるパパママコーチですね。
そのほか、バッティングセンターやスポーツショップに募集のチラシが貼ってあることも。野球に関するスポットに縁が転がっている場合もあります。
野球経験がない方も、パパママではない方も、求人を探せば少年野球のコーチになることはできますが、原則ボランティアとなるので謝礼は発生しません。
原則は学校教員が顧問として選手を指導しますが、学校によっては外部から部活動指導員としてコーチを招きます。
部活動指導員は、学校教育法が定める学校職員として選手を指導することが可能で、顧問として郊外の引率も担当します。
謝礼は発生し、指導者研修も義務づけられているため、ボランティアというより仕事というニュアンスが色濃く表れています。
部活動指導員のなり方ですが、必要な資格や求人は各自治体によって異なるため、まずは自治体のチェックから始めてみてください。
未経験の方=少年野球のコーチ or 教師となって部活動の顧問をする
部活動経験がある方=中学・高校・大学野球に部活動指導員として入る
という方法が現実的といえます。
プロ野球の場合でも特に必要な資格はありませんが、実績とコネクションが何より重要になるため、一番の近道はプロ野球選手になることでしょう。
たとえなれたとしても、名選手名コーチにあらずとはよく言ったもので、指導者としての適正が評価されなければチームから打診はきません。
加えてコーチは各球団20名ほどと、実に狭き門と言えるでしょう。
ここまでは、主に少年野球のコーチの役割について解説してきました。
次に、プロ野球チームのコーチの役割をみていきましょう。
プロ野球チームのコーチは、少年野球や中学・高校野球と異なり、役割が明確に分業化しています。
主に作戦に助言して監督の補佐をするチームのNo.2です。
監督が退場処分や病気等で出場できない場合は監督代行として采配を振ります。
野手総合コーチや投手総合コーチなど、チームによっては各ポジションに総合コーチの役職が設けられます。
選手の指導はもちろんですが、中にはヘッドコーチと同じように監督を補佐する立場の総合コーチも存在します。
キャンプでは投手の育成、シーズン中は投手のコンディションや登板日の調整などを担当します。
中にはブルペンコーチとしてブルペンに待機し、試合中のリリーフピッチャーの調整を管理するコーチもいます。
捕手に基礎であるスローイングやキャッチングを指導したり、配球などのインサイドワークを教えたりします。
ビデオなどを活用し、スイングの矯正や飛距離の上げ方等、野手の打撃指導を行います。
選手の守備・走塁関する育成はもちろんシーズン中はコーチャーズボックスに入り、ランナーコーチ(ベースコーチ)の役割を果たします。
その他、二軍・三軍の選手を育てる育成コーチや、選手を総合的に指導するテクニカルコーチなど、チームによって様々なコーチが存在します。
コーチの尽力があっても、芽が出ずに毎年多くの選手がチームを去りますが、結果が出なければ契約を切られるのはコーチも同じ。
さらに、コーチも選手同様に年俸制で働いており、競争の激しい契約社会で生きていることに変わりはありません。
そんなプロ野球チームのコーチの年俸は1000万円~3000万円程度と言われており、一般の会社員と比較すると破格の年俸になります。
とはいえ、日本のプロ野球チームのコーチは単年契約が基本で、来年の保障はなく、リスクとプレッシャーを考慮すると妥当とも考えられます。
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