「プロスポーツリーグの収益はどこから来ているの?」
「スポーツリーグの中で働く前に収益構造を知りたい!どんなビジネスモデルなの?」
「スポンサー収入とは一体何なの?」
スポーツ業界で働きたいと思っている方の中でも、バスケットボールやサッカーなどのプロリーグで仕事をしてみたいという方は特に多いのではないでしょうか。
前回のスポーツ業界とはどんな業界?実は転職・就職におすすめの業界!?ではスポーツ業界の今後について、マクロな視点から書きました。
そこで今回はスポーツ業界の中でも、プロスポーツリーグのビジネスモデルについて書いていこうと思います!
NBAやBリーグ、JリーグやNPBなどなど!プロスポーツリーグの収益構造を解説!
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Jリーグ(サッカー)、Vリーグ(バレーボール)、Bリーグ(バスケットボール)など、プロスポーツのリーグは様々存在しますが、これらリーグはどのようなビジネスモデルによって収入を得ているのでしょうか?
リーグの売上は大きく分けて「広告料収入」「入場料収入」「物販収入」「放映権収入」の大きく4つに分けることができます。
これら4つの要素を絡めたビジネスモデルを形成することによってプロリーグは売上を立てているのです!
各項目を詳しく説明していきます!
広告収入とは、リーグを支援してくれる法人や、企業から支払われる収入です。
プロスポーツの試合、例えばバスケットボールや野球などの試合を見ていると選手のユニフォームに、企業の名前やロゴがプリントされていますよね。
またコートやフィールドを囲むように、企業や法人のロゴが貼られているのを目にしますよね。特にサッカーの試合を見ていると、フィールドも広いため様々な企業・法人のロゴが目に入ってくると思います。
リーグは「広告料」を受け取る対価として、ユニフォームやウェア、スタジアム等にロゴを入れることで、企業や法人の認知度、知名度を広める手助けをします。
2016年には、ネット通販大手の楽天と、サッカーの強豪チーム、バルセロナとのスポンサー契約が話題になりました。
2017年には、アメリカプロバスケットボールリーグ、NBAの優勝チーム、ウォーリアーズとも、楽天はスポンサー契約を結びました。
こうしたスポンサー契約はプロスポーツビジネスにおいて非常に重要な収入源となります。
プロスポーツチームでは上記のようなスポンサーを得るための営業はもちろん、それ以外にも様々な仕事があることを知っていますか?
こちらの記事ではプロスポーツチームの仕事内容に関して詳しく取り上げているので、ぜひ合わせてお読みください!→プロスポーツチームに就職したい!どんな仕事内容なの?
2つ目の収入源が「入場料収入」です。
この入場料収入とはホームスタジオでの入場者が支払う金額、つまりチケット代金の金額を指します。
入場料収入は
「入場者数 × チケット価格」
によって決まります。
どのプロスポーツリーグも、毎試合入場者数をスタジアム満員にするため様々な施策を講じています。
また、プレミアムな体験ができるチケットを用意し、チケット価格を上げることにより収入を上げるなど、入場料収入をいかに上げるかが、プロスポーツビジネスの醍醐味と言われています。
物販収入とは、関連グッズやユニフォームの売り上げを指します。
バレーボール、バスケットとボール、野球、サッカー、どのスポーツを観ていても、選手のユニフォームを着て応援しているファンを必ずは目にしますよね。
チームのファンがTシャツを買ったり、好きな選手のユニフォームなどを購入したり、チームを応援するファンに満足してもらえる商品を出すことができれば、物販収入は増えていきます。
スタジアムでしか買えない限定グッズや、コラボグッズ、公式マガジンを販売したり等、各リーグとも様々な工夫を凝らして、物販収入の向上を図っています。
プロスポーツリーグとして大事な収入源の一つが放映権権収入です。
スポーツの試合などのイベントをテレビや、インターネットで配信する場合には、リーグにお金を支払い、放映権を購入しなければいけません。
2016年には、Perform Groupが提供するスポーツのライブストリーミングサービス「DAZN(ダ・ゾーン)」がJリーグ(サッカーのプロリーグ)と、10年間約2100億円の放送権契約を締結したことを発表。
これによりDAZNによりJ1、J2、J3の全試合がDAZNにより生中継されるようになりました。
このように、プロスポーツビジネスでは、自分たちが有するスポーツイベントという商品を中心にビジネスモデルを経営しています。
これら4つの収入によってプロスポーツリーグは経営を行っているのです。
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