「Jリーグの年間の試合数は何試合?野球などよりも試合数は少ない?」
「Jリーグでは1チームごとにどれくらいの試合が行われるの?」
前回はJリーグ発足時のチーム数や、開幕年など、Jリーグの歴史について取り上げました!→Jリーグ発足時のチーム数は?創設の歴史、開幕年を徹底解説!
前回に引き続き今回の話題もJリーグについてです!
年間のJ1,J2,J3各リーグの試合数や、チームごとの試合数、Jリーグで用いられる「節」という意味について今回は取り上げていきます!
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Jリーグでは自チームの本拠地(ホーム)と相手チームの本拠地(アウェイ)の2拠点に分かれて、1チーム相手に2試合行う「ホーム・アウェイ方式」を採用しています。
よって、J1リーグでは全部で18チームあり、自チームを除いた17チームと2試合ずつ試合を行うので、1チームにつき34試合を行うことになります!
そして、J1リーグ全体では合計306試合が年間で行われています。
また、J2リーグ、J3リーグの参加チーム数はそれぞれ22チーム、17チームとなっており、総試合数はJ2→462試合、J3→272試合です。
したがって、Jリーグ全体で年間で行われる試合数は各リーグを合計して1000試合を超えています。
1年間で1000試合以上行われるJリーグですが、Jリーグでは○試合目というのを「節」という言葉を使って表していきます。
「節」とは簡単に言えば、試合の単位のことであり、例えば2回目の試合は第2節というように呼ばれます。
また、Jリーグの試合は全チームが同日に試合を行うわけではないので、同じ節でも違う日に試合が行われることが多々あります。
そして特別に同日同時刻の一斉開催が行われるのが、最終節です。
これは試合前に他のチームの勝敗を知ってから、順位を争っている別チームが、結果に応じて勝敗を調整することを防ぐためにこのような制度が取られています。
Jリーグの試合が「○試合目」と呼ばれるのではなく、「第○節」と呼ばれるのにはきちんとした目的あります。
Jリーグの試合はスタジアムで行われるので台風や大雨など、天候の影響による日程変更が多いです。
また、Jリーグのシーズンは、アジアチャンピオンズリーグと同時期に開催されています。アジアチャンピオンズリーグで勝ち上がった際に日程が被ってしまった場合にはJリーグの試合は延期になります。
その際には対象チームの試合は先送りにされるため、日程は変則的になります。
2011年のシーズンは東日本大震災の影響が大きかったため、開幕節の次の試合から延期が余儀なくされました。
再開されたのは4月23日、その時の試合は第7節でした。
延期になっていた第2節の試合は第18節が終了後の7月2日に開催されました。
試合表記を「○試合目」とすると、スケジュールの変更があった際に、1度決定したものを変更する必要があり、混乱を招くことになります。
それに対して、節で試合を設定しておくと、変更があり順番が前後したとしても表記を変える必要がないため、混乱が生じるのを防ぐことができます。
今では年間試合数は1000試合を超えるJリーグですが、発足時はここまで試合数は多くありませんでした。Jリーグの発足時のチーム数や開幕年、歴史についてはこちらで取り上げているので合わせてお読みください!→Jリーグ発足時のチーム数は?創設の歴史、開幕年を徹底解説!
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