「Jリーグは何チームで発足したの?」
「Jリーグがどうやって設立したのか?歴史について知りたい!」
前回はJ1リーグの年間試合数に関して詳しく取り上げました!→Jリーグの年間試合数は何試合?1チームは1シーズンで何試合行うの?
J1、J2、J3、それぞれのリーグを合わせて55クラブで活動しているJリーグですが、発足時はこれほどクラブの数は多くありませんでした。
今回はJリーグの発足時のチーム数や、開幕時の様子、歴史などについて取り上げていきたいと思います!
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Jリーグ発足前に存在していたのが、日本サッカーリーグ(JSL)でした。
プロ化に向けて動きが進み、Jリーグが発足したのは1992年、10クラブが加盟していました。
オリジナル10(オリジナルテン)とも呼ばれるチームは以下の通りです。
・鹿島アントラーズ
・東日本JR古河サッカークラブ(現:ジェフユナイテッド千葉)
・三菱浦和フットボールクラブ(現:浦和レッズ)
・読売日本サッカークラブ(現:東京ヴェルディ)
・日産F.C.横浜マリノス(1999年、全日空佐藤工業サッカークラブと統合。現:横浜F・マリノス)
・全日空佐藤工業サッカークラブ(横浜フリューゲルス)
・清水FCエスパルス(現:清水エスパルス)
・名古屋グランパスエイト(現:名古屋グランパス)
・パナソニックガンバ大阪(現:ガンバ大阪)
・サンフレッチェ広島F.C
本来であればリーグ戦の開幕は3月ですが、1993年4月から5月まではワールドカップのアジア一次予選が開催されていました。
そこで、Jリーグの成功にはサッカー日本代表の成功も不可欠と考えていたJリーグ事務局は、1993年5月15日に開幕戦を設定し、リーグの開幕を遅らせました。
Jリーグが発足、そして開幕した1993年には、サッカーの話題が日本を席巻しました。
この年の新語・流行語大賞には「Jリーグ」が年間大賞に選ばれ、新語部門・金賞には「サポーター」が選出されました。
スポーツを見るだけでなくチームを支える人を指す「サポーター」は、それまで日本に存在していなかった新しいスポーツの楽しみ方を生み出しました。
Jリーグは地上波でも放送され、「Jリーグチップス」というお菓子も大流行しました。
また、レトルト食品の「Jリーグカレー」のCMも話題となるなど、この年は空前絶後のJリーグブームでした。
1993年に発足したJリーグですが、1998年までは最大で18クラブまで数を伸ばしていきました。
1999年から「Jリーグ ディビジョン1」(現J1リーグ)と「Jリーグ ディビジョン2」(現J2リーグ)の2部制に移行、2014年には「J3リーグ」(J3)が創設され3部制に制度が変わっていきました。
発足以降、「キングカズ」の愛称で知られる元日本代表三浦知良選手や、「アジア年間最優秀選手賞」を2回受賞した経験を持つ中田英寿選手など、Jリーグの歴史の中で数多くのスター選手が生まれました。
こういったスター選手が次々と生まれてきたことが、Jリーグが発足以降高い人気を維持出来ることの要因の1つかもしれません。
2017ー2018シーズンには大台である1000億円を超え、1105億円の売上を上げ、クラブ単位では浦和レッズが自身の持っていたJリーグ最高売上記録を更新するなどJリーグは低迷することなく、高い人気を維持しています。
そんな歴史にあるJリーグですが、最近のプロサッカーではどのような戦術が流行っているのか知っていますか?
こちらの記事ではサッカーの戦術や今のトレンドに関して詳しく取り上げているので、ぜひ合わせてお読みください!→サッカーの基本戦術は大きく分けて4種類?最近のトレンド戦術とは?
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