今回は、サポーターとファンの違いや、彼らがチームにかける熱量がどんなものなのかを見ていきましょう!
「ファン」と「サポーター」
似たような言葉ですが、違いはどこにあるのでしょうか?
【ファン】
「fan」は日本語に直訳すると「楽しむ」という意味です。
ファンとは、それ自体を楽しむ人や好む人、つまり愛好者と呼ばれる人たちの事です。
特定のチームを贔屓していなくとも、サッカーそのものが好きであればサッカーファンということになります。
特定のクラブが好きであれば、そのクラブのファンということになります。
【サポーター】
「supporter」は日本語で「支持者」という意味です。
つまり、特定のクラブを支える存在であり、応援や援助に力を入れる存在です。
ここでの「応援、援助」は、応援エリアから応援歌やチャントを歌ったり、お金を払って試合会場に訪れ、グッズを購入する行為を指します。
サポーターは、勝利のために自分たちが出来る手段でクラブに貢献します。
クラブの歴史や選手の移籍情報、最新情報を把握しており、特定のチームに対する愛が非常に大きいです。
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楽しむことを目的とするファン、クラブの勝利のために行動するサポーター。
それが最大の違いです。
サポーターは「12番目の戦士」と言われる事が多々あります。
プレーをしているのはフィールドの11人ですが、闘っているのはサポーターも同じです!
そのような事からサポーター番号は「12」とされています。
12番目の選手達は、横断幕やチャント、旗や楽器類、ユニフォームやマフラーなど、あらゆる物を使って応援を行います。
2020年に新型コロナウイルスの感染拡大が起き、感染拡大防止のためにサッカー界では通常の応援が不可能に。
無観客や動員制限がかかった試合の中で、少しでも選手を後押ししようとサポーター側から「リモート応援」が始まりました。
試合中に専用サイトにアクセスし、「応援」や「拍手」といった各ボタンをタップします。その時の人数に応じた音量がスタジアムに設置されたスピーカーから流れてくる仕組み。
利用者が多く、その分音量も大きくなるので、選手からも称賛の声が上がっています。
観客動員再開後は、太鼓、手拍子、横断幕やマフラーの掲出など声を出さない応援が続いています。
コロナ禍であっても、サポーターはクラブや選手と苦楽を共にしているのです!
【スポーツへの興味を仕事に活かせる?】
特定のクラブを勝利へ導くために行動するサポーター。
実は、日本代表にもサポーターがいるのをご存知でしたか?
代表戦の時の応援は、即興で行われている訳ではないのです。
サッカー日本代表には「ウルトラス・ニッポン」と言う集団が存在します。
1980年代後半に国立競技場のゴール裏から日本代表を応援していた事が始まりで、「ゴール裏の新人類」と呼ばれていました。
組織ではないので、会費や入団手続きは存在しません。
単純にサッカーが好きで、日本サッカーを盛り上げたい、ワールドカップやオリンピックのトロフィーを掲げてほしい、そんな想いから日本代表を応援する事が目的の集団です。
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中にはサポーターが熱狂的な事で知られるクラブもあります。
Jリーグでは、浦和レッズがその代表例です。毎試合、スタジアムを支配するような応援を繰り広げます。その様は味方選手を鼓舞するだけでなく、敵の選手にも大きなプレッシャーを与えます。
その応援から大きなパワーをもらっている。とインタビューで答える浦和レッズの選手も多数。
世界の熱狂的なサポーターランキングというものもあり、世界中で知られているスペインのレアルマドリードやイングランドのリヴァプールもトップ10入りしています。
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海外では8万人や10万人も観客を収容するスタジアムがあり、スタンドからグラウンドまでの距離も近く、応援の迫力は圧巻です!
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