サッカーの基本戦術は大きく分けて4種類?最近のトレンド戦術とは?

編集部 スポジョバ

サッカーの基本戦術は大きく分けて4種類?最近のトレンド戦術とは?

編集部 スポジョバ


「サッカーにどんな戦術があるのかを知りたい!」

「サッカーの試合を観ていても、チームの攻めの狙いや、守備の狙いが分からない...」

前回はJ1リーグの中で平均観客動員数の多い上位3チームに関して詳しく取り上げました!→2018年J1リーグ平均観客動員数ランキング!ベスト3クラブを紹介!

サッカーは11人で行うチームスポーツのため、個人技だけでなく、チームとしてどのような戦術を用いるかということも、勝敗を大きく左右します。

しかし、サッカーをプレイしたことがない人にとって、戦術を理解するのは難しいですよね。

そこで、今回はサッカーのオフェンス時、ディフェンス時の基本的な戦術や、最近のトレンドの戦術に関して詳しく取り上げていきます!

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サッカーの基本戦術は大きく分けて4種類?最近のトレンド戦術とは?


戦術によって攻めと守りの比率が変わる!


サッカーは流れのスポーツであり、バスケットボールと同じように攻めと守りが早い展開で切り替わっていきます。

そのため、試合に勝つためには「シュートを決めること」「失点をしないこと」を同時に行わなければいけません。

いわゆる攻撃型の戦術というのは、「シュートを決めること」への比重を多くしたもので、守備型の戦術というのは「失点をしないこと」により重点を当てた戦術になります。


オフェンス(攻め)の基本戦術は大きく分けて2つ!


まず始めに、攻撃時の戦術について基本的なものを2つ解説します。

一つ目の攻めの戦術が「ショートパス型」です。

こちらは選手同士があまり距離を取らずに、細かくパスを交換しながらゴールを狙うという戦術です。

選手同士の距離が近いため、相手ディフェンスにボールを取られる危険は減りますが、ボールタッチの回数が増える分、選手たちの足下の高い技術が求められます。

ボールの支配率を高くし、確実なパスワークで相手を崩すこの戦術は「ポゼッションサッカー」とも呼ばれることがあります。

バルセロナやスペイン代表などがこちらの戦術を上手く使ってサッカーを行います。


もう一つの攻めの戦術が「カウンター型」です。

こちらは相手選手からボールを奪ったら、素早く前にボールを送り速攻を仕掛ける形です。

「ショートパス型」では細かくボールをつないだのに対し、「カウンター型」では比較的距離の長い、縦のパスを積極的に狙っていきます。

相手のボールを奪ってすぐは、守備の形が整っていないので、非常に効率的な攻撃ができるのがこの戦略の特徴です。

この戦略を実践するためには、ロングパスを取るための球際の強さや足の速さ、ボールの落下地点を予測するポジショニングの正確さが求められます。

こちらの戦術は素早く大胆に攻めることから「リアクションサッカー」とも呼ばれます。

レアル・マドリードなどのチームが上記の戦術を得意とします。

これらの攻めの戦術は初めから決めるのではなく、チーム内の選手の能力などを考慮して決められることが多いです。


ディフェンス(守り)の基本戦術も大きく分けて2つ!


守備における戦術で基本的なものは2種類あります。

一つ目が「ハイプレス型」の守備の戦術です。

ボールが自陣に入ってくる前から積極的にプレッシャーをかけていき、相手のミスを誘い、ボールを奪うのが狙いです。

相手ゴールに近い位置でボールを奪えるため、ゴールまでの距離が近く、得点につなげやすいです。

しかし、プレッシャーをかけるためにディフェンスが前に出るために、裏を取られたり、縦のパスをつなげられた際には、得点をされやすいシチュエーションになってしまいます。


2つ目の基本的な守備の戦術が、「リトリート型」です。

サッカーの守備は、相手チームにボールを奪われ、キープされたところから始まります。

そのとき、プレッシャーを素早くかけてボールを奪い返しにいくのが守備の基本と言えます。

それとは逆に、ボールを奪われたらすぐに自陣にもどって、守備の陣形を整え、敵の攻撃に備えるのが、「リトリート」と呼ばれます。

陣形を整えてディフェンスをすることができるので、数的不利な状況を防ぐことができ、カウンター対策としても効果的です。


オフェンス、ディフェンスを組み合わせて全体の戦術を作る!


オフェンスの型から1種類、ディフェンスの型から1種類、それぞれを組み合わせてだいたいのチームが戦術を作っています。

例えば、「ショートパス型×ハイプレス型」の攻撃的な戦術や、「カウンター型×リトリート型」の守備をしっかり守って速攻を狙う形など、チームによって戦術は様々です。


サッカーのトレンド戦術は「アシンメトリー戦術」?

サッカーは時代とともに戦術のトレンドが大きく変わってきました。

その中でも、最近のサッカーのトレンドの戦術は日本語で「左右非対称」を意味する「アシンメトリー戦術」と言われています

従来のシンメトリー(左右対称)なフォーメーション配置をするのではなく、左右を非対称に配置をすることで、レーンごとに違った攻めや守りを展開することができる。

また、戦術のカスタマイズの幅が広く、相手チームから自チームの戦術を見抜かれにくいというメリットも存在します。

しかし、選手の動き方が複雑になるため、選手一人一人の高度な戦術理解が求められます。

日本のプロサッカーリーグ「Jリーグ」でも様々なチームが、様々な戦術を用いて試合を行っています。

まだ試合を観たことがないという方ははぜひ一度足を運んでみてください!

サッカーの試合では各ポジションの役割や動き方を知っているとより楽しく観戦することができます!

こちらの記事では、各ポジションごとの役割や動き方、有名選手に関しても詳しく取り上げているので、ぜひ合わせてお読みください!サッカーのポジション一覧!それぞれの名前や役割を詳しく解説!

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