「カウンターアタックって弱いチームがやること?」
「カウンターってあまり良いイメージがない…」
現代サッカーにおいて戦術はとても重要視されています。
その中で、特徴的な攻撃の戦術となるカウンターアタックを紹介します!
実はすごいデータも!?
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カウンターアタックとはサッカーにおける戦術の1つで、
守備を安定させることを重視し、相手の攻めを利用して効率良く攻撃を行うものです。
相手が攻めている時は、相手の守備が手薄になったり、陣形が整っていないことがあります。
ボールを奪った瞬間にその穴を突くことで速攻となります。
この時重要なのが、ポジティブトランジションです。
ボールを奪ってから時間をかけてしまっては相手の守備が整ってしまうので、この切り替えが鍵となります。
ここでは、カウンターアタックの有効性について紹介します。
サッカーにおいて、全得点のゴールの35%がカウンターアタックであると言われています。
少ないと思うかもしれませんが、セットプレー約50%、ポゼッションからはまさかの15%となっているのでどれほど有効かが伝わると思います。
※カウンターアタックでの得点は、ボールを奪ってから約15秒以内にシュートを行った場合を指します。
また、現代サッカーで重要視されているポゼッション(ボール支配率)。
その中にも「素早く攻撃」が意識されています。
ボールキープをする中でも、相手ボールを奪ってから15秒以内で得点が生まれることが多いのです。
2018年ワールドカップ決勝トーナメント1回戦、日本vsベルギーで顕著に現れました。
後半アディショナルタイムに15秒の速攻でベルギーは得点を生み出したのです。
強豪と言われるチームでも、カウンターアタックで得点が生まれています。
データから分かるように、カウンターアタックは有効であり、より効率よく得点を生み出すには必要な考え方になりそうです。
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世界でポジショニングサッカーが注目される時代であるため、カウンターアタックを毛嫌いする方も一定数いるのは事実です。
しかしデータから分かるように採用しないメリットはほぼないでしょう。
現代に必要なカウンターサッカーは、ディフェンスラインを下げ、ほとんどを守備に費やすことではありません。
ボールキープをしながらチームの象徴する攻撃をして、
相手ボールを奪ってから素早い攻撃が可能な時は簡単にカウンターアタックをする。
この意味でのカウンターアタックが出来れば攻撃にバリエーションが生まれ、得点力が上昇することでしょう。
今回はサッカーのカウンターアタックを紹介しました。
現代サッカーの美しさに加え、得点シーンを多く作り出すことでサッカーの魅力が見えてきます。この機会に、ボールを奪ってからの時間に注目してみては?
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