試合が円滑に進むようにする審判。
今回は、審判にはどのような役割があるのか、また、どのような資格が必要なのかを解説します。
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サッカーの審判は「レフェリー」とも呼ばれ、試合が円滑に進むように公平な判断をする役割を持っています。
勝敗に大きく関わることもあるため、とても重要な役割です。
基本的に公式の試合には、主審1人、副審2人の計3人のレフェリーがいます。
副審は、フィールドのタッチライン外側とゴールラインからハーフウェイラインにそれぞれ1人ずつ配置。
主審は、ボールの近くで選手の動きを見ます。
具体的には
・ルールに反する行為を発見したら試合を中断し、ジェスチャーで伝える
・プレーの再開を管理し合図する
・他のレフェリーと協力して試合をコントロールする
・タイムキーパーを務め、試合の記録を取る
などの役割があります。
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サッカーの公式試合にて審判をするには、「サッカー公認審判員」という資格を取る必要があります。
この資格は4級から1級まであり、資格によって審判ができる試合が異なります。
4級審判員は、12歳以上(小学生は不可)で心身ともに健康な人であれば誰でも受験が可能。
講習会を受ければ基本的に取得できると言われています。
講習会では、座学と実技を学んだあと、ペーパーテストが行われます。
4級を獲得すると各都道府県サッカー協会の下の協会や連盟主催の試合で審判をすることが可能です。
4級を取得した15歳以上で、19試合以上で主審や副審の経験がある人が受験することができる3級審判員。
3級獲得には、筆記テストと体力テストをクリアしなければいけません。
見事3級を獲得すると、各都道府県のサッカー協会主催の試合で審判をすることができます。
2級審判員は、3級取得後2年以上で一定の経験を積んでおり、各都道府県の推薦を受けた人が受験することができます。
3級と同様に、筆記と体力テストを合格しなければいけません。
2級を獲得すると、北海道、東北、関東、東海、北信越、関西、中国、四国、九州の全国9地域のサッカー協会が主催する試合で審判をすることができます。
2級取得後2年以上が経った実績のある34歳以下の者で、各地域のサッカー協会の推薦を受けた人が1級審判員を受験することができます。
実施されるのは、筆記テスト、体力テスト、実技テストの3つ。
1級審判員は、Jリーグなどのプロの試合で審判をすることができます。
日本のサッカー界でプロの審判員として活躍しているプロフェッショナルレフェリー。
プロフェッショナルレフェリーは日本サッカー協会と1年ごとに契約を結んでおり、J1の主審や国際大会での審判を行っています。
プロフェッショナルレフェリーになるには、1級審判員を取得したのち、日本サッカー協会から優秀な審判と認められる必要があります。
契約金は公表されていませんが、年俸は1000万円以上といわれています。
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