「審判が笛と同時になにか指示している?」
「ファールの時、手で何かを示している!」
サッカーの試合を見ていると、審判が手を使って何かを表現しているのを見ると思います。
そのジェスチャーは種類がいくつもあり、それぞれ意味があります。
ジェスチャーを理解することで、サッカーの試合中に行われる判断をより早く判断することが出来るようになります!
今回は、審判のジェスチャーの種類や意味を詳しく取り上げます!
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主審(グラウンド内の審判)はプレー中、笛で判断を知らせる事が出来ます。
しかし、それだけでは何が起きて笛を吹いたのかまでは伝わりません。
もちろん明らかな反則や選手が衝突した際にはジェスチャーがなくても笛を吹いた理由は分かります。
近くの選手には声で伝える事が出来ますが、現場にいるチーム関係者や観客までは届きません。
そこで必要なのが、ジェスチャーです。
審判は試合に関わる全ての人に状況を伝え、試合をスムーズに進めていく必要があります。
試合中に反則が起きると、審判は笛でプレーを一時的に止めます。
その時、何が起きたかを速やかに伝える手段としてジェスチャーを使います。
場合別にそれぞれ違いがあるので見ていきましょう!
〈ファールの種類編〉
・足を上げ過ぎ→足を上げるジェスチャー
・ハンド→手を触るジェスチャー
・プッシング→両手で押すジェスチャー
これらはそれぞれのファール動作を審判がそのまま繰り返すことで表現します。
ファールの種類についてはこちらで詳しく紹介!→【サッカールール解説】ファウルの種類を丁寧に解説!
〈試合再開方法編〉
・ゴールキック
手のひらを下に向け、手を斜め下にしゴール方向を指す。
・コーナーキック
手を斜め上にあげ、コーナーキックを行う方向を指す。
・直接フリーキック
手で攻撃方向を指す。
・間接フリーキック
キッカーがボールを蹴るまで、手をあげる。
キッカーがボールを蹴ってからプレーが途切れる(アウトオブプレーになる)か、他の選手がボールに触れるまで下ろしてはいけないとされている。
→サッカーのフリーキックのルールを教えて!直接、間接、何が違う?
・PK
ペナルティマークを手で指す。
これらのように、審判のジェスチャーから次のプレーがわかるようになっています。
笛を吹いたと同時に行っているので、笛が鳴った時には審判の動きに注目してみてください!
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実は今までお伝えした内容以外にも、審判が行うジェスチャーはあります。
笛を吹かないので、プレーに見入ってしまうとあまり目に入りませんが、走りながら一瞬一瞬の判断を周囲に伝えているのです!
・アドバンテージ
両手を地面と平行にして、手のひらを上に向ける。
(「アドバンテージ!」と叫ぶ)
・ノーファール(選手が倒れてファールをアピールした時)
立て!というように手を上下させる。
このように、笛を吹かずとも審判は常に判断をして伝えていることが分かります。
絶え間なく変わり続ける状況の中で判断以外にもたくさんやることがあるので、しっかり確認しておきましょう!
最近このジェスチャーのマネをしたという方もいるのではないでしょうか。
海外で導入が進み、テレビ観戦でそのシーンを目にしたこともあるかと思います。
オフサイドや審判が見えない部分での反則判定、またその一度行ったジャッジの変更など今までにない場面が多くなりました。
今後日本でも導入が進んでいくとJリーグでも見られるようになりますが、その際にどんな意味があるのかしっかり予習しておきましょう。
・ファールと判断した時
耳に手を当て、両手で四角形(モニター)を描く。
・モニターを確認をしたあと
ファールが起きた場所へ向かい、判断を伝える。
今後は、VARの導入が進み日本でも目にする機会が増えるかもしれませんね!
従来のジェスチャーに加えてしっかりマスターしておきましょう。
今回は主審が行うジェスチャーについて詳しく紹介してきました。
実際に少年サッカーで審判を実際にする時や試合観戦をする時のために、ぜひ選手のプレーだけでなく試合を支える審判にも注目してみてください!
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