「柔道って中学生の時にやったな…」
「柔道に興味がある!どんなスポーツなんだろう。」
柔道は、格闘技の中でもかなりメジャーなスポーツです。
人気の高い武道であるにもかかわらず、バスケやサッカーなどと比べるとまだまだ競技人口や認知度は高くないのが現状です。
今回は、柔道の魅力を様々な視点からお伝えしていきます!
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柔道とは、格闘技の1種です。
武道と位置付けられ、公平さや安全面を考慮したクリーンなスポーツと言えるでしょう。
柔道で公平さや安全面が重視されている理由は、起源を詳しく見ていくと知ることができます。
柔道の起源は元を辿ると、戦国時代に合戦や護身、果し合いなどに使われていた柔術です。
現代で言えば古武術や合気道が近しいところにあります。
1877年に嘉納治五郎が江戸時代の柔術家である福田八之助の道場に入門し、天神真楊流柔術(てんじんしんようりゅうじゅうじゅつ)の稽古に励みます。
乱取りでは起倒流柔術(きとうりゅうじゅうじゅつ)を稽古しました。
その後、嘉納治五郎は1882年に講道館を創設し、柔術の経験から、現代の柔道の元祖である嘉納流柔術を完成させます。
これが、徐々にスポーツ化されていきます。
嘉納治五郎はこの柔道に対して柔の理を重視しており、相手の力を利用して相手を倒す理論が基本的な考えです。
ただ、己を強くするために鍛えるのではなく、
「柔よく剛を制す」という「心身の力を最も有効に使用する道」を生徒たちに教えていました。
このように相手を力で打ち負かす考えではなく、心身の力や相手の力を利用するという考えがモットーとなっています。
この点が柔道の魅力であり、柱となるものです。
柔道の起源について詳しく知りたい方はこちら!
上記のように柔道では、クリーンで精神を正す礼儀作法が大事にされています。
技にもその心が現れています。
柔道は、技の掛け合いによって一本、技あり、有効を取ることで勝敗を決めます。
その技は、投げ技と固め技の2種類に分類することができます。
柔道の技はなんと100種類も存在すると言われています。
投げ技は68本、固め技は32本です。
技も力でどうにかなるようなものでは無く、柔の理の考えのもと学ぶ必要があります。
柔道の技を詳しく知りたい方はこちら!→【柔道】技の種類がすぐわかる!特徴やルールを言葉で紹介!
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柔の理の考えに従い、危険な行為や卑劣な行為などは禁止されています。
またスポーツマンシップや戦う姿勢も厳しく指導され、精神のスポーツを体現しています。
現在の国際ルールは、一本、技あり、有効の3つの評価方法で勝敗を競います。
また、柔道には軽微な違反行為に対する「指導」と重大な違反行為に対する「反則負け」の2つの罰則があります。
競技をするに当たり、プレー面だけに注意すれば良いわけではありません。
身に着ける道着にも注意を払いましょう。
例えば、「上衣は帯を締めた時に臀部が全て覆われていて、袖は手首が覆われてなければいけない」などのルールがあります。
柔道のルールについてもっと詳しく知りたい方はこちら!
柔道の階級は、男子、女子、共に体重で分けられています。
男子と女子の違いは、体重の範囲です。
男子は100Kg超級まで、女子は78Kg超級までとなっています。
これも試合の公平さを保ち、安全に試合を行うためです。
技術があれば関係ないと主張される方もいますが男子・女子に限らず柔道は体重が大きい方が圧の違い、力の違いにより有利と考えられます。
また危険性の問題もあります。
階級についてもっと詳しく知りたい方はこちら!
今回は、柔道について様々な視点で見てきました。
ルールや技、階級とどの部分を見ても、「柔の理」という柔道の基本の心が現れているのを感じ取ることが出来たと思います。
このような、清いスポーツであることが魅力な柔道。
この機会に、詳しくなってみてはいかがでしょうか?
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