「合気道って何?」
「合気道ってどんな武道?」
「合気道には試合がないの?」
「合気道では攻撃しないって本当?」
「合気道って聞いたことはあるけど、詳しくは知らない」という方もいるのではないでしょうか。
簡単に言うと、合気道は攻撃をしない「受け」の武道です。
そのため、試合も存在しません。
なかなかイメージするのは難しいですよね。
そこで、今回は合気道とは何かについて詳しく紹介します!
合気道とは、文字通り「気を合わせる現代武道」です。
「気を合わせる」と言ってもなかなかイメージするのは難しいと思います。
そこで、合気道の大きな特徴である「試合をしない」ということから紐解いていきます!
「試合をしない」理由は、合気道が自らの心身の鍛錬を図る武道だからです。
そのため、他人との強弱や優劣を競う必要はありません。
入身と転換の体捌きと呼吸力から生まれる技を使って、相手と切磋琢磨し稽古を積み重ねます。
具体的な技としては、呼吸投げ、四方投げ、小手返し、一教などがあります。
→合気道の技について詳しく知りたい方はこちら
さらに、自分から攻撃しないことも合気道の大きな特徴の一つです。
つまり、合気道は攻撃してきた相手の「気に合わせて」技を返す「受け」の武道なのです!
稽古では技を繰り返し行い、いざという時自然と技を返せるよう身体に身につけます。
そして、呼吸法も稽古の中で学びます。
呼吸法は、心身を落ち着かせ、相手の気に合わせるために非常に重要なのです。
また、合気道には段級制があります。
稽古の中で技を練習し、審査を受けることで昇級・昇段できるのです。
審査の内容は、審査員の前での技の演武です。
加えて、合気道は柔道などと同じように道着を着て行いますが、段位を取ると袴を履くことができます。
六段以上になると「師範」という指導者としての資格も与えられます。
→合気道の段級制について詳しく知りたい方はこちら
合気道は、和歌山県出身の植芝盛平さん(1883〜1969)によって創始されました。
植芝盛平さんは、小さい頃はおとなしく病弱な子供だったそうです。
そのため、大きくなるにつれて強くなりたいと思うようになり、様々な武道の修行を行いました。
そして、学んだ武道を活かし、日本伝統武術の「武道修行」に「精神修行」を加えることで、新たな「現代武道」を生み出したのです。
また、同時期に嘉納治五郎さん(1860〜1938)が古流柔術をもとに「柔道」を創始しました。
合気道も古流柔術を原点としていますが、先述の通り「自己練磨」のみを目的としており、競技性がないことが特徴です。
合気道をすることのメリットはいくつもあります!
ここでは、合気道をすることでどのようなことが身につけられるのか紹介します!
まず、先述の通り合気道には試合がなく、稽古では受身や投げ技を学びます。
受身を反復して練習するため、とっさの時に怪我をしにくくなるでしょう。
また、「攻撃してきた相手の気に合わせて技を返す」とあるように、合気道には護身術としての要素もあり、女性会員も多くいます。
加えて、武道として礼儀作法を身につけることもできるため、小さい頃から合気道を始める子供もいます。
さらに、合気道は全身運動なので、血行が良くなり健康にも良いと言われています。
今回は、合気道について紹介しました?
合気道とはどのようなものか理解していただけたでしょうか?
合気道に興味を持った方は、一度体験してみるのも良いかもしれません!
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