「合気道ってどれくらいの段があるの?」
「昇格・昇段するにはどうしたらいいの?」
合気道には、級や段が存在します。
あなたは、どうしたら段や級を認定してもらえるのか知っていますか?
今回は合気道の段級位制について詳しく解説していきます!
合気道とは、体術を中心とする総合武道です。
合気道には打撃技がなく、固め技や投げ技で相手を傷つけることなく制します。
合気道は、他人と優劣を競うことをしないため、試合や競技は行われません。
稽古を積み重ね、心と体を鍛えることが目的とされています。
では、試合や競技が行われないのに、どうやって段級を決めるのでしょうか。
合気道には、いくつかの流派があり、その流派によって、段級制は異なります。
まず、その中で一番大きな流派である「公益財団法人合気会」(通称:合気会)についてご紹介します。
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合気会は、合気道人口の8割が所属している合気道界で最大の流派です。
設立者の植芝盛平は合気道の創始者でもあります。
本部は東京都新宿区にあります。
合気会は、合気道を世界へ発信し、普及することを目的としています。
合気会の代表を道主と呼び、初代道主のみを特別に開祖と呼びます。
今は植芝守央が3代目道主を務めています。
合気会は、毎年5月に全日本合気道演武大会を主催しています。
この全日本合気道演武大会は、世界中から参加者や観戦者が集まるため、日本最大級の武道大会と言われています。
それでは、合気会の段級制について見ていきましょう!
合気道では、柔道や剣道と同じように段級制を採用しています。
合気会では、5級から1級までの5つの級位と、初段から八段までの8つの段位があります。
級や段の認定は、審査員の前で技を演舞することで行われます。
審査は年に数回行われています。
それぞれの段級で決められた期間の稽古を重ね、指導者から許可をもらえば、審査を受ける事が出来ます。
審査で演舞する技はそれぞれの級や段で決められています。
5級では、正面打一教、片手取四方投げ、正面打入身投げ、座技呼吸法の中から審査員に指定された技を演舞します。
合気道では、四・五段以下を「指導員」、六段以上を「師範」とし指導者としての資格を与えます。
五段以上の昇段は、師範が合気会本部に推薦をし、本部の審議によって認められます。
また、ニ段以上の審査には、合気道についての感想文・小論文の提出が必要です。
初段審査を受けて合格すれば、黒帯を締めることが許されます。
加えて、袴を履くことも許可されます。
今回は、合気道の段位について詳しく解説しました!
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