「ゴルフでスイングをする際にボールの位置をどこに置けば良いのかいつも迷ってしまう。」
「ゴルフボールの位置は使用するクラブによって変えたほうが良いの?変えるならどれくらい変えれば良いの?」
前回はゴルフのオリンピック競技としての歴史について詳しく取り上げました!
ゴルフがオリンピック競技として定着したのは最近?歴史を詳しく紹介!
初心者の方や競技歴がまだ短い方はショットの際の自分にとってのベストなボールの位置がまだ定まらず、どこに置こうか迷っている方も多いのではないでしょうか。
また、クラブの長さは違うのにボールの位置は全て同じ場所で良いのかなど疑問に思っている方もいると思います。
今回はそんなゴルフのボールの位置に関して詳しく取り上げていきます!
身体に対してボールはどこに置いたら良いのか?クラブごとに場所は変えるのか?
また、アプローチの際のボールの位置に関しても解説していきます!
ショットの際のボールの位置に関しては2種類の考え方が存在します。
1つ目が「使用するクラブにかかわらずボールの位置は常に一定にする」という、米PGAツアー屈指のプレーヤーであるベン・ホーガンが唱えた考え方です。
彼の考えによると左足のかかと線上がフルスイングするために正しい位置だとされています。
クラブによってボールの位置が変わらず、セットアップが楽になるため、初心者の方はまずはこの考え方で経験を重ねても良いかもしれません。
2つ目は、タイガー・ウッズも公言している「クラブによってボールの位置は変化させる」という考え方です。
世界的に見ると2つ目の考え方であるクラブによってボールの位置を変化させる方法が一般的となっています。
ただし、どちらの考え方が正解ということではなく、大切なのは個人に合っているかということです。
どちらの置き方も試してみて自分に合ったボールの位置を探してみてください。
・ドライバー
ドライバーを使う際は「左足かかと」、あるいは「左足つま先」の線上にボールを置きましょう。
左足寄りにボールの位置を定めることででアッパーブロー(クラブヘッドが持ち上がり始めたあたりでボールにインパクトするように打つこと)でボールを捉えられ、クラブのしなりを効果的にボールに伝えることができます。
クラブが長くなればなるほど左より、短くなるにつれてスタンスの真ん中の方にボールの位置をズラしていくことを意識しましょう。
・アイアン
ショートアイアンを使う際は両足の中央にボールを置きましょう。
ミドルアイアン(6・7・8番)の場合はショートアイアンで決めた真ん中の位置よりもやや左側に。
ロングアイアン(3・4・5番の場合はミドルアイアンのボール位置からさらに左にボールの位置を移動させます。
上記の置き方が基本ですが、人によっては少し打ちにくく感じることもあるため、自分に合った位置を探してみてください。
アプローチには長い距離の場合とグリーン周りの短い距離があり、ゴルフボールを高く上げるのか、低く出すのかは攻め方によって変わります。
そしてアプローチの際に大きく関係してくるのがボールの位置です。
高い球、低い球、それぞれを打ち分ける際にはどこにボールを置くのが良いのでしょうか?
・高い球を打つ(ロブショット)
高い球を打つ場合は、左足寄りにボールの位置を取ります。
左寄りに置くことでボールの下をクラブが通りやすくなります。
普段よりも低い軌道でスイングをすることを意識しましょう。
・低い球を打つ(ランニングショット)
低い球を打つ場合は、両足の中央よりやや右寄りの位置にボールを置きます。
右寄りにボールを置くことで、クラブヘッドが上から入り、スイング軌道の最下点直前でボールを捉えることができるようになります。
今回はゴルフのスイングの際に重要なボールの位置について詳しく取り上げました!ボールの位置をクラブによって変える、あるいは一定の位置に置くなど考え方は様々ですので、色々試してみて自分に合ったボールの位置を探してみてください。
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