「Bリーグの中継でスタッツっていってるけど何のことだろう」
「スタッツにはどんな種類があるの?」
最近では、テレビなどで中継もされているバスケットボール。そんな中、聞くことも増えたスタッツとは何のことを指すのでしょうか?
今回はバスケのスタッツについて解説していきます!
【バスケに携わりたい方必見!】
スタッツ(stats)は、統計(statistics)の略称でバスケだけでなく、スポーツでチームや個人のプレー成績をまとめたものです。
スタッツを分析することで選手個人やチームの成績を評価することができます。
主なスタッツは以下の5つに部門分けされます。
1.PTS(points)得点の合計のこと。シュートによる得点を表す。
2.REB(rebounds)リバウンド。外れたシュートを取ること。
3.AST(assist)アシスト。得点したシュートに貢献したパスのこと。
4.STL(steals)スティール。ディフェンスの選手がオフェンスの選手からボールを奪うこと。
5.BLK(blocks)ブロック。ディフェンスの選手が相手のシュートを防ぐこと。
これら5部門のうち、2つの部門で2ケタを記録すると、ダブルダブル。3つ記録するとトリプルダブル。4つ記録するとクアトロダブルとなります。
中継で耳にすることがあるので覚えておくことをおすすめします!
スタッツの表記の仕方は、国やリーグによって異なるのでそれぞれの頭文字で覚えておくといいかもしれません。
スタッツは、大きく分けて先ほどの5つと、試合の出場時間などの情報、ファウル数、貢献度に分けることができます。中には、計算を伴うものもあります。
スタッツを記録するスコアシートの書き方についてはこちらの記事をお読みください
→バスケのスコアシートの役割とは?書き方をわかりやすく解説!
言葉だけでは分かりにくいと思うので、ここで一流選手のスタッツを見てみましょう。
・富樫勇樹(千葉ジェッツ)
富樫選手は、東京オリンピック日本代表にも選ばれた日本を代表する選手の1人です。
2020~21の富樫選手は、
PTS(得点)が787。日本人選手2位(全体23位)
AS(アシスト数)は321。日本人選手1位(全体3位)
と、外国人選手がランキングの上位を占める中でこの成績を残していることから、富樫選手がいかにすごいか分かりますね。
・八村塁(ワシントンウィザーズ)
大学進学と同時に海を渡り、現在では世界最高峰のアメリカNBAで活躍する八村選手。東京五輪での活躍を覚えている方も多いのではないでしょうか。
そんな八村選手の2020シーズンの成績は、
PTS(得点)が789。
PPG(1試合の平均得点)14,8。NBA平均10,1
と、NBAでも特に得点能力に長けていることがわかります。
さらに、NBAキャリア初出場となった試合では、14得点10リバウンドのダブルダブルを記録しました。
スタッツの見方がわかると試合観戦の楽しみが増えるので、ぜひ覚えてみてはいかがでしょうか。
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