「ハンドボールの試合をテレビで観ることはあまりないけど、高校生の部活は多いイメージ。ハンドボールの競技人口はどれくらいんなんだろう…」
「世界でハンドボールはどれくらい人気があるスポーツなの?世界の競技人口を知りたい!」
前回はハンドボールをこれから始める、あるいは試合を観てみたいという方に向けて、ハンドボールのルールやポジションについて詳しく解説しました!
→ハンドボールのルール簡単まとめ!得点や反則、ポジションも併せて解説!
攻守の切り替えが多く、展開の速さ、そして派手なシュートシーンが見所であるハンドボール。
今回はそんなハンドボールに着目して、日本での競技人口、世界での競技人口について詳しく解説していきます!
7人ずつの2チームが1個のボールを手で扱い、相手のゴールに投げ入れて得点を競うハンドボール。
日本ハンドボール協会によると、2016年度の時点で協会に会員登録している人口は、全国で約9万5千人と発表されています。
サッカー96万人、バスケットボール63万人と比較すると競技人口は少ないものの、高校の部活動としてはハンドボールは11番目の競技人口となっています。
また、ハンドボールの競技人口のうち、約75%が中高生のプレイヤーであり、中高生の登録者数は増加傾向にあるため、じわじわと知名度、人気が上がってきていることが分かります。
競技人口がサッカーやバスケットボールほど多くない理由としては、やはりハンドボールのプロチームが存在しないというのが大きいです。
実業団によるリーグは存在しますが、ハンドボールを気軽に観戦できる機会があまり多くないため、競技人口もそこまで伸びないのかもしれません。
とはいえ、東京2020オリンピックでは日本男子が8大会ぶり、 日本女子は11大会ぶりに出場が決まっており、ラグビーが流行った時のようにハンドボールが注目を集める可能性も秘めています。
ハンドボールは日本では確かにメジャースポーツと言えるほどの競技人口がいないかもしれませんが、世界的に見ると東京2020オリンピックにてハンドボール競技に参加しているのはなんと204か国!
これは東京オリンピックで開催される球技スポーツの中で第5位に当たる参加国の多さとなっています。
正確な競技人口は計算できないものの、世界的に見るとハンドボールは比較的メジャーなスポーツであることが分かりますね。
ハンドボールの競技人口が多い国トップ5はデンマーク、ドイツ、アイスランド、フランス、スウェーデンとなっており、特に欧州ではサッカーに匹敵するほどの人気のあるスポーツになっているようです。
ハンドボールの発祥はデンマークや、ドイツとされており、人々と親しみのあるスポーツであるため、競技人口は日本に比べると多いのかもしれません。
また、ドイツのハンドボール・ブンデスリーガや、スペインのリーガ・アソバルといったプロリーグの活動も活発であり、ハンドボールの試合を観戦する機会が多いことも競技人口の多さにつながっているのかもしれません。
今回はハンドボールの競技人口について日本、世界に分けてご紹介しました!
ハンドボールは、日本では少しマイナーなスポーツかもしれませんが、世界的に見ると人気のあるスポーツであることがご理解いただけたと思います。
弊社サイト「スポジョバ」ではハンドボールに関する多数のコラムを掲載しているので、ぜひ他のページも併せてお読みください!
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