「アットホームな環境です」という言葉は、求人広告を見ていると非常に良く見かける文言。しかし、アットホームかどうかは当人が決めるものだとは思いますが、編集者が肌で「良い雰囲気だ」と感じたからこそ、その言葉を使っていることも間違いない事実ではあります。ちなみにあなたは転職の際『職場の雰囲気』を、どのくらい重視しますか？
今回はキャディの仕事をされている4名の方に、それぞれ「カレドニアンの好きなところ」というテーマでお話を聞いてきました！前回、渋谷支配人からアットホームな雰囲気づくりや実際の現場の声を伺いましたが、この内容を見ていただければ、よりカレドニアンの魅力が伝わるはず。支配人が作った空気感を、キャディさんたちはどのように感じているのでしょうか……！
(取材：構成=スポジョバ編集部 小林亘)
＿＿菅家(カンケ)さん、よろしくお願いします！ちなみに、以前も別のゴルフ場でキャディをされていたと伺ったんですが、カレドニアンに転職された理由も伺えますか？？
菅家：よろしくお願いします！そもそも、前のゴルフ場に不満があったわけじゃなくて。高校卒業してからキャディしかやったことなかったので、ほかのことに興味が湧いたというか。全く違う仕事、それこそ事務とかやろうと思って退職したんです。だけどやっぱり自分は外で身体動かす仕事をしたいなって思いまして。それで前職時代にも聞いたことがあったカレドニアンがちょうど募集していたので、挑戦してみたいなって気持ちで、ここに入ったんです。前は4年くらい、転職してから3年くらいですかね。まだまだ日々勉強です。
＿＿そうなんですね！好奇心で飛び出したけど、他を経験して「やっぱりキャディやりたい」ってなったわけですね！ちなみに、ゴルフは元々やられていたんですか？
菅家：いえ、ゴルフは未経験なんですけれど、父が趣味でゴルフをやっていたこともあって、すごく興味を持っていたんです。だから高校卒業と同時に「キャディ」っていう選択は自然と出てきたんですよね。あとはやっぱり、中の仕事ってすごく時間が長く感じてしまって(笑)。キャディの仕事ってアッと言う間なんですよ。そういうところも踏まえて、私には合ってるなって感じたので、キャディの仕事をまた選んだ形です。
＿＿総合的に判断して、戻るべきところに戻って来られたわけですね。ところで、カレドニアンに転職してきてから、前のコースとの違いなど感じられたりしていますか？
菅家：前のゴルフ場は、言ってしまうと簡単なコースで。比較的ビギナーが来られるような場所だったんですが、カレドニアンは結構アンジュレーション(コースの凸凹)があったりして、落としどころによっても全然違う難しいコース。だからお客様も結構ゴルフ上手な方が多い印象です。だからこそ、お客様がどうやったらいいスコアで上がれるかなっていうのは、前職以上に考えたりしていますね。でも、本当にお客様も良い人たちばかりなんですよ。前職時代から「カレドニアンは名門コースでお客様も紳士的」っていう噂は聞いていましたから。
＿＿あ、そうなんですか！業界では有名なんですね！それでは最後に、ズバリ、カレドニアンのどんなところが好きですか？
菅家：やっぱり私は環境がいいなって思っています。みんな優しいし、キャディの同僚も支配人も、働いてる人はみんな仲良し！お客様もすごく紳士的で良い人が本当に多くって！ちなみに支配人は毎朝「菅家おはよう！」って名前をつけて挨拶をしてくれるんですよ。それみんなにやっているので、すごいなと同時に嬉しいなってみんな思ってて。ここのゴルフ場にいる人・来る人はみんな良い人しかいないので、そういう人間関係の部分を、私はすっごく気に入ってます♪
＿＿良いですね！前のゴルフ場と比べながらのお話だったので説得力が段違いでした！今日はありがとうございました！
＿＿伊藤さん、よろしくお願いいたします。まず、恐らくベテランさんだと思うんですが、働かれてどのくらいになるんですか？
伊藤：30年と半年ですね。オープンと同時に働いています。私は家が歩いても10分足らずで、たまたまカレドニアンができるっていう募集を見かけたのがキッカケです。丁度その頃、子どもたちも大学まで行きたいっていうので、チャンスと思って入りました。でもゴルフはまるっきり。経済的な理由で入ったもんだから、最初は、キャディはおろかゴルフをプレイしたこともありませんでしたから、できるかなって不安でしたよ。
＿＿とはいえ、働いていくうちに勉強されたりして1つひとつ克服していったわけですね。個人的には、30年以上ひとつの場所で働き続けていることが物凄いなと思ってしまうのですが、どうしてそんなに続いているんですか？
伊藤：そうですね。同僚が良いっていうのと、上司、渋谷支配人、周りのスタッフとか環境がすごくいい。「こういうことがあった」って話すと「それはこうだよ」って慰めてくれたり、応援してくれたり。嬉しいことを一緒に喜んでくれたり。それはすごく嬉しい。相談にも乗ってくれますし。あと私は、コースが好き。特に春と秋は好き。キレイです。この春は芽吹きの季節でしょう。今はぜんぶ緑に揃っているのも素敵。秋の紅葉も、家は近いですけれどココで見られるような景色は見られない。毎日、見て・来て楽しいと思えるから、30年も続いているのかなって思います。
＿＿人も景色も好きで、見て・来て楽しいと思えるのは、この上ない幸せですね。ちなみに、仕事で感動したエピソードも伺えたりしますか？
伊藤：やっぱり「今日はありがとう、すごく楽しかった」って言われるのが、何より楽しい。だから毎日はね「このお客様に「ありがとう」って言われるように頑張ろう」って言ってもらえるように頑張ることが目標。でも、コースが難しいじゃないですか。だから下を向いてしまうお客様も多いんですけれど、そんなときはどんなに小さいことでも褒めるようにはしています。ドライバーショットでもパターでも、よかったところは必ず。グリーンで失敗しちゃっても「ドライバーショットがよかったから今日は100点ですね！ほかはオマケみたいなもんですよ(笑)」って伝えてます。少しでもよかったところを褒めると、お客様の気持ちも朗らかになると思いますから。
＿＿それは新しく入る方にも、ぜひお伝えしてあげてほしいお考えですね！では最後に、伊藤さんのカレドニアンの好きなところ、教えていただけますか？
伊藤：この仕事は、雨の日も風の日もやるのでツラいんですけれど、それはその日限りで終わります。明日はまた違う1日になるから切り替えられるのは仕事の魅力かなと思います。それとここの社員はみんな良い人。悩みも気軽に相談できますから、不安なく入ってきてほしいです。あとはやっぱり、コースがとにかくキレイ。心が洗われる。私自身もコースが大好きですし、来るだけでリフレッシュできる環境なので、きっと新しく入られる方も気に入るんじゃないかしら。どんどん来てくださいって思います。
＿＿出社するだけでリフレッシュできる職場なんて最高ですね！今日はありがとうございました！
＿＿粟山(モミヤマ)さん、今日はよろしくお願いします！粟山さんは、練習生としてプロゴルファーを目指されているんですよね？
粟山：そうですね！練習生という肩書で今は正社員として働かせていただいてて。通常はキャディ業務、それが終わったら練習しています。練習環境をカレドニアンから提供していただけるかわりにキャディをやるという契約なので、基本的にはキャディとして、お客様と一緒に回ることが多いのですが、やっぱりお客様に「ゴルフ教えてくれ」と言っていただけたり、一緒にランドさせていただいたりとかは、練習生ならではかと思いますね。
＿＿素人ではないですもんね！お客様から喜ばれることは多いでしょうし。一方で、上手いお客様と一緒に回ったりすると粟山さんもテンションが上がるんじゃないですか？
粟山：それはもう。「負けてられないな！」って闘争心が湧きますね。結構、上手いお客様って多いんですよ。だから一緒にラウンドさせていただくだけで、学びになることって本当に多くて。あと、やっぱりカレドニアンはゴルフに熱心なメンバーさんがほとんどです。ご質問をいただけるだけで自分たちもお客様も学びになっている。だからWIN-WINな関係を築けているなって、個人的には感じていますね。
＿＿粟山さんもお客様も、少しでもゴルフを上達したい！というお考えの上で向き合っているということで、それは最高の関係だと思います！ちなみに、プレイヤーとしての目標も伺えますか？
粟山：夢のまた夢ですけれど、先日、松山英樹さんがマスターズ優勝されたことが個人的にはかなり大きくて。自分もやっぱり将来は海外に行きたい。自分、高校生のときに海外留学したことがあって、海外を見据えて頑張っていきたい気持ちが強いんですよね。だから海外の選手とも互角にやりあえるようなプレイヤーになりたいですね。そして成績を上げていって「カレドニアン・ゴルフクラブ出身です」みたいに、胸を張って言えるようになりたいですね。
＿＿いいですね！では最後に、カレドニアンの好きなところも教えていただけますか？
粟山：練習生として働ける環境を探してカレドニアンに入ったんですが、練習環境がかなり整っていますし、寮も完備されていてそこに住まわせていただいてますので、総じて非常に恵まれた環境だと思っています。本当にありがたい限りで「好きなところ」と聞かれたら「全部」かもしれないですね(笑)。メンバーさんも同僚も会社も、本当に自分のことを応援してくれるので、早く結果で恩返しできるようになりたいですね。そんな環境が、私は大好きです！
＿＿粟山さん、ありがとうございました！選手としての活躍も応援しています！
＿＿佐久間さん、よろしくお願いします！早速ですが、入社のご経緯から伺えますか？出戻りされているとも小耳には挟んでいるのですが…？？
佐久間：そうです！カレドニアンは1990年10月オープンなんですが、その半年前の4月のプレオープンから、私は働いていて。当時は託児所があって、3歳の子どもを預けられて働けるという募集広告を見て、ここに入ったんですよね。ただ、具合が悪くなっちゃったりってなかなか思うように働けなくて、申し訳ないからと一回辞めて、落ち着いたから戻ってきて、でも次は下の子の病弱で……という形で、結局3回、出戻りしています。最後戻ってきたのが2009年の4月なので、そこからちょうど12年ですかね。一番最初に預けた3歳の子どもも、今じゃ3児の父親ですよ(笑)。
＿＿おぉ～！！感慨深いですね。それにしても、3回出戻りされた方は初めてお会いしました(笑)。カレドニアンの器の大きさというか、それを受け入れてくれるのが凄いなって思います。
佐久間：ちなみに、私ともう一人いるんですよ、3回出戻りが(笑)。ちなみに私、最初戻ろうとしたときはタイミングが悪くて戻れなくて。結局違うゴルフ場に行ったんですよね。そこのゴルフ場の雰囲気やキャディ同士の会話とか、もろもろ比較すると「どうしてもまたカレドニアンがいいな」って思ったんですよ。だから戻れたときは嬉しくって！あと辞めてからしばらく経ったのに、残ってるキャディさんなんかはあたたかく迎えてくれて。プライベートでも付き合いのあるキャディさんも何人かいて、本当にありがたい。あと、渋谷支配人がチャラいじゃない？(笑)。だから本当に何でも言いやすいんですよ。どんな話も聞いてくれて、要望を伝えれば可能な限り実現してくれるので、そういうところも含めて、カレドニアンは大好きです！
＿＿ほかのゴルフ場も経験して、改めてカレドニアンの良さに気づいたり、それを受け入れてくれる同僚が居たりと、周りの環境もそうですが、佐久間さんのお人柄にも起因すると思いますよ。それにしても企業体制は本当にすごいですね。
佐久間：本当に、私自身が一番ありがたいと思っています(笑)。ちなみに、これからだんだん親の介護とか、そういうオーダーが出てくると思うんです。そういう場合も「親の介護の事情」っていう話をちゃんとすれば、その間は対応してくれます。実際、キャディでも介護休暇をいただいた人もいますし、若い女性キャディも結婚・出産を控えている方もいます。今は託児所はなくなっちゃいましたけれど、今後もしかしたら老人ホームができたりするかもしれません。その辺り、本当に柔軟な会社の姿勢は、今も昔も、これからも変わらないと思います。
＿＿これからカレドニアンで働きたい！と考える方には、最高のPRだと思います！では最後に、悩める求職者に一言メッセージをお願いします！
佐久間：やっぱり私みたいに、3回辞めて入ってを繰り返した人間でも優しく・あたたかく迎えてくれるのは、本当になによりの魅力だと思います。産休や育休で退職しなければいけない状況ってあると思うんですが、カレドニアンはそんなことありません。ココが無くならない限り、働き続けられると思います。実際、私も私以外の人、最近入られた方も含め、多くの人が未経験入社ですから、経験も問わないと思いますよ。とにかく人を大切にしてくれる会社ですし、周りもすごく良い雰囲気ですから、気軽に門を叩いてほしいなって思います。
＿＿「3回の出戻り」は、これ以上ないくらいのパンチ力ですので、しっかりPRさせていただきます(笑)。佐久間さんお忙しい中、本当にありがとうございました！！
スポジョバ経由で入社された朴さん、支配人インタビューと、今回の4名。皆様が口を揃えて言っていたのは「とにかく人が良い」ということ。そして「その雰囲気づくりを自然とできている」ということが、何よりの魅力だと私は感じました。
例年、転職理由ランキングというものが発表されていますが、その上位にはほぼ必ずと言っていいほど「職場の人間関係」というワードが入っています。もし、あなたもその理由で転職先を探すのであれば、カレドニアンがビンゴかもしれません。労働環境、諸条件、人間関係など、好条件が整っています。寮があるため遠方からの応募もOK。ただ外での仕事のため、夏は暑く冬は寒い。雨も風もある中で働く日もあり、大変なことも少なくないとは思います。ですが、それを優に超えるほど魅力的な環境だと心から思います。一度あなたも、門を叩いてみてはいかがでしょうか！
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| 設立年月 | 1981年06月 | |
|---|---|---|
| 代表者 | 早川 治良 | |
| 従業員数 | - | |
| 業務内容 | ● ゴルフ場・スキー場・テニスコート施設の開発・経営
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