「プロレスのレフェリーはどんな仕事をするの?」
「レフェリーの募集はどこでしてるの?」
プロレスの試合でジャッジを行うレフェリー。大迫力のカウントには注目が集まります。今回はレフェリーの仕事内容やレフェリーになる方法について解説していきます!
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レフェリーの仕事内容と言われてまず想像するのは、試合で審判をする姿ではないでしょうか?もちろん、試合の審判も行いますが、実はそれ以外の仕事もあるのです!
【明確なルールが定められていない。】それがプロレスの特徴の1つであり、他の格闘技との大きな違いです。
明確なルールがないとはいえ、基本的にナックルによる打撃や頸部絞め、凶器の使用は禁止行為の対象に。
試合進行は、レフェリーの裁量、力量による部分がとても大きいです。レスラーが技を決めた時にカウントを行いますが、このスピードもレフェリーによって全く違います。
また、他の格闘技でタッグやセコンドが乱入することはありませんが、エンターテイメント性を重視しているプロレスでは、その行為が許されています。
そのため、レフェリーもエンターテイメントという側面を汲み取って勝敗、反則などを決めていく必要があるのです。
ルールが明確に定められていない以上、判定もレフェリーに委ねられており、他のスポーツと比べて難しいところはあるかもしれません。
例えば、パンチは表向きでは禁止ですが、その行為で反則を取るレフェリーなどほとんどいないと言われています。
会場の盛り上がりに合わせて、本来反則となる行為が認められることがあるのもプロレスの特徴です。
また選手の服装をチェックするのも審判の大事な仕事。
他の格闘技なら服装もきっちりルールで定められていますが、プロレスはそうではありません。武器を隠し持っていたり、シューズに細工をすることもあります。
そのため、試合開始の前に審判が服装をチェック。
そして、試合以外の場面では、各団体のスタッフとしての役割を担います。
外国人レスラーの接待、会場設営、営業、物販(グッズ販売)、レスラーの管理指導なども行います。
ところで、レフェリーになるにはどんなステップを踏む必要があるのでしょうか?
プロレスのレフェリーは他の格闘技のレフェリーと異なり特別な経験、資格、実績は必要ありません。
レフェリーの募集は、レスラーと同じく各団体が行っています。
ただ、レスラーからレフェリーに転向する人も多く、長年レフェリーを続けている人も多いため、常に募集があるわけでもありません。
ちなみに、レフェリーもレスラーの技に巻き込まれるケースは多々ありますので、入団後は受け身などのトレーニングを行います。
もし、レフェリーを目指すなら、一度レスラーとして入団後にレフェリーに転向するか、スタッフからレフェリーを希望するなど違う入り口から目指してみるのも良いかもしれません。
では、レフェリーの年収とはどれぐらいなのでしょうか?
これはレスラーと同じで個人によります。人気のレフェリーになると年収800万円を超えるともいわれていますが、それは一握り。
年収300万円以下で、レフェリーだけで生活していくのが難しいという人が多いようです。
年収を他のスポーツと比較する
有名なレフェリーといえば、タイガー服部氏、松井幸則氏、レッドシューズ海野氏、ミスター高橋氏などがいます。
タイガー服部氏は、元レスリング選手。プロレスラーへのレスリング指導、長州力とプロレス団体を立ち上げるなどの活動も行いました。メインレフェリーとして活躍していましたが、2020年2月19日に後楽園ホール大会をもって引退しています。
松井幸則氏は、プロレスラーからレフェリーに転向した人の1人です。悪徳レフェリーを演じたり、選手とギャクに参加するなどユーモラスなレフェリーです。
レッドシューズ海野氏もプロレスラー出身で現在は新日本プロレス所属のレフェリーです。タイガー服部氏の引退後の今、メインレフェリーとなることが予定されています。
ミスター高橋氏は柔道3段、パワーリフティングヘビー級初代日本選手権王者というバックボーンからプロレスラーに。その後レフェリーへ転向しました。
レフェリー在任中にプロレスラーのエピソードを紹介する『陽気な裸のギャングたち』という連載で執筆活動も行うなど小説家、作家としても活躍しています。
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