勝つか負けるか。それは、選手の能力だけでなく戦略も大きく関わってきます。
チームの監督は、どのような戦略でチームを勝利に導いたのでしょうか？
今回は、数あるチームスポーツの中から特に「サッカー」に目を向け、日本のみならず海外において「名将」と呼ばれた監督たちをランキング形式でご紹介します！
【サッカーを仕事にしませんか？】
今回は現在もプロサッカー界において監督を務めている人物を紹介し、複数のサイトと個人の見解でランキング付けをしています。
現在、セリエA（イタリア）で首位争いをするインテルの監督、「アントニオ・コンテ監督」。
過去にはチェルシー（イングランド）やユヴェントス（イタリア）、イタリア代表での監督歴を持ちます。
選手としてもセリエAやチャンピオンズリーグなどで優勝した経歴もあります。
「闘将」と呼ばれた現役時代と同様に、タッチライン際で選手を鼓舞する姿が印象的。
守備のコンパクトさと素早いカウンターアタックが特徴のサッカーを用い、4‐4‐2のフォーメンションを好みます。
更に選手に対するマネジメントにも高い評価を受けています。
サッカーのフォーメーションに関してもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご確認ください！→【サッカー】フォーメーションとは？種類や特徴を徹底解説！
多くのサッカーファンがこの人物を知っているのではないでしょうか？
選手としてユヴェントスやレアル・マドリードで多くの栄冠を手にし、フランス代表ではワールドカップ優勝、FIFAバロンドール（世界最優秀男子サッカー選手）を受賞した「ジダン監督」。
現在はレアル・マドリードで監督を務めています。
監督としてはチャンピオンズリーグ3連覇、ラ・リーガで2回の優勝などに導き、チャンピオンズリーグ3連覇も果たしました。
一度は監督業を退いたものの、レアルの成績不振により、会長直々の依頼を受けて復帰を果たしたそうです。
レアルは強いクラブであり、能力の高いスター選手がたくさん集まってきます。
スーパースター集団だけに、心配されるのはチームケミストリー。
ボールの独り占めでパスが回らなかったり、戦略に協力しなかったりなどが起こりえます。
しかしジダンは監督は、自身の選手であった経験からスター選手の扱いを熟知しているため、プレーで選手を縛ることなく自由なサッカーをさせています。
システマチックなサッカーではなく、フリーなサッカーであるから純粋に楽しめる。そして選手も楽しくプレイ出来る。
ジダン監督と選手の間には強い信頼関係があり、それがチームの強さに直結しているのかもしれません。
現在はリヴァプール（イングランド）の監督、「ユルゲン・クロップ監督」。
過去には香川真司選手や南野拓実選手を指導した事があります。
クロップ監督が自ら考案した、ボールを奪われたらすぐにボールを奪い返す「ゲーゲンプレス」を用いて、ブンデスリーグやプレミアリーグ、チャンピオンズリーグを優勝しています。
助走付きの派手なガッツポーズ、伸ばし放題のあごひげにベースボールキャップ、そしてジャージ姿。
一般的なサッカー監督ではない格好ですが、そんな姿がファン、サポーターに愛されており、選手からの信頼も厚いです。
191cmの巨体で香川選手を軽々と抱き上げるシーンが印象的で、選手思いな監督であることを感じさせますね！
戦術家として多くのサッカーファンがこの人物を知っているのではないでしょうか？
選手としてバルセロナの下部組織（ラ・マシア）で育ち、バルセロナのトップチームでデビュー、数多くのタイトルを獲得した「ジョゼップ・グアルディオラ監督」。
そして、監督として再びバルセロナに戻り、その後バイエルン・ミュンヘン（ドイツ）、現在はマンチェスターシティ（イングランド）で監督をしています。
「0トップシステム」、「偽サイドバック」、「リベロ型GK」など多くの戦術革命を行い、4‐3‐3のフォーメンションをベースに、多くの形に変化します。
世界各地で多くのタイトルを獲得し、現在も試行錯誤を重ねています。
昨年2,020年の世界の監督年俸ランキングで2位と大差の金額を付けて1位に輝きました。
いかかだったでしょうか？
選手として活躍した人物が監督としても活躍出来ているケースが多いのかもしれません。
また、国の代表監督とクラブの監督では指揮の取り方が異なり、難しさがあります。
国の代表チームを指揮した名将としては、現在もドイツ代表を指揮するレーヴェ監督や元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ（ザックJAPAN）などは世界で名が売れている名将です。
監督の手腕次第でチームが大きく変わるので、監督の移籍情報にも目を向けてみるのも面白いかもしれませんね！
他にも、サッカーの監督に関する記事があるので興味のある方は併せてご確認ください！
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