「冬のオリンピックで開催されるスキー競技は全部で何種類あるの?」
「スキー競技って様々存在するけど、それぞれの特徴や見所はよく知らない。」
前回はスキー検定の種類や、正式名称について詳しく取り上げました!
冬季オリンピックのスキー競技は実はたくさんの種類が行われているのを知っていますか?
多くの人が目にするのはスキージャンプや、タイムを競うアルペンスキーだけではないでしょうか。
そこで今回は冬季オリンピックで開催されるスキー競技の種類の一覧を紹介していきます!各競技の特徴や、見所を詳しく紹介していくので、気になった方はぜひ実際の試合も観てみてください!
冬季オリンピックで実施されるスキー競技には大きく分けて6種類が存在します。
全種目が非常に見応えのある競技です!
下記6つのスキー競技を今回は紹介していきます!
・アルペンスキー
・スキージャンプ
・ノルディック複合
・クロスカントリー
・バイアスロン
・フリースタイルスキー
雪山に作られた傾斜のあるコースを滑り、そのタイムを競うのがアルペンスキーです。
種目によっては時速100kmを超えるスピードが出ます。また、0.01秒を争うシビアな競技のため、非常に迫力のある、そして観客も疾走感、爽快感を味わえる種目になっています。
スピード域が高くターン弧の大きいダウンヒルや細かいターンが続くスラロームなど、アルペンスキーの中でも様々な種目に分かれています。
続いてご紹介するスキー競技が「スキージャンプ」です。
スキージャンプとは急斜面を滑り下りて、ジャンプ台から飛び、その飛距離と空中からの着地姿勢(飛型)の美しさを競う競技です。
テレビ放送されることも多い競技で、観たことがあるという方も多いのではないでしょうか。
スキーの板をVの字に開き、板を通じて浮力を得る、そして空気抵抗による落下速度の減少を抑えるのが近年での一般的なフォームとなっています。
迫力のある大ジャンプで観るものを虜にするスキー競技です。
クロスカントリースキーとは、雪原をスキーで滑るウィンタースポーツです。
アルペンスキーは斜面を降りますが、クロスカントリースキーは平地を進んだり急な坂を登ったりします。もちろんリフトは使いません!
スタート形式は全員が一斉にスタートする「マススタート」と30秒間隔で1人ずつスタートする「インターバルスタート」の2種類があります。
マススタートでは同時に選手が出発するため、スキー競技には珍しく、選手同士の駆け引きを楽しむことができます!
クロスカントリーの競技の詳細についてはこちらの記事にて詳しく取り上げているので、ぜひ併せてお読みください!
→クロスカントリースキーってどんな競技?ルールは?徹底解説します!
先ほどご紹介した、スキージャンプとクロスカントリースキーを戦い、両種目の成績の組み合わせで争われるのがノルディック複合です。
ノルディック・コンバインドとも言われる競技で、個人戦だけでなく、1チーム4人制で争われる団体戦、 1チーム2人制で争われるチームスプリントなどの種類があります。
2つの競技で全く異なる能力が要求されることから、この競技の優勝者は「キング・オブ・スキー」とも称されます。
バイアスロンは先ほどご紹介した「クロスカントリー」と、固定した的にライフル銃で射撃するライフル射撃を同時に行う競技です。
まずは先にクロスカントリーを走りきり、息が切れて呼吸や心拍数が乱れた中でライフル射撃を行います。
体力を消費した後に精密な射撃技術が求められる過酷なスポーツで、ヨーロッパにプロ選手が多い競技となっています。
最後にご紹介するのが「フリースタイルスキー」という競技です。
コブが設けられた急斜面を滑り降りながら2カ所でエアトリックを行う「モーグル」や競技専用のジャンプ台から飛び出し、空中での演技を競う種目である「エアリアル」など、様々な種目がフリースタイルスキーでは行われています。
次々と繰り出される高度なテクニックがこの種目の見所です。
今回はスキーの競技の種類の一覧について詳しく取り上げました!
スポジョバではスキーに関するコラムを多数掲載しているので、ぜひ他の記事も併せて読んでみてくださいね!
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