「スキー検定を受けてみたいけど、試験にはどんな種類があるの?」
「スキー検定の正式名称や試験内容などを総合的に知りたい!」
前回はスキーインストラクターの仕事内容や、やりがい、資格について詳しく取り上げました!
→スキーのインストラクターになるには?資格は?徹底解説します!
スキーの実力を客観的に知りたい!何か目標が欲しい!仕事に活かすために!などなど、スキー検定の取得を目指す理由は様々です。
そこで今回は、スキー検定に興味があり、これから受けようと思っているという方に向けてスキー検定の種類や正式名称について詳しく取り上げていきます!
スキー検定には大きく分けて2種類あります。
1つ目はスキー技術を評価する「技術検定」。もう一つがスキーインストラクターの指導資格を公認するための「指導者検定」です。
そしてこれらのスキー検定(技術検定、指導者検定の両方)は、「SAJ」と「SIA」というスキー団体によって実施されています。
それぞれ解説していきます!
1つ目のスキー検定の種類が「SAJ」が実施しているSAJバッジテストです!
正式名称は「公益財団法人 全日本スキー連盟」、Ski Association of Japanの頭文字をとってSAJと呼ばれています。
スノースポーツの普及を目的として活動しており、会費を払えば簡単に会員になることができます。
そんなSAJのスキー検定には1級から5級までの、5つの級が存在します。
公認検定員がジャッジし、規定のポイント以上を獲得すると合格です。
上の5つの級以外にも、よりレベルの高い「プライズテスト」、12歳以下の子が受けることができる「ジュニアテスト」なども行われています。スキーを教える知識や技術を得る「公認スキー指導員検定」もSAJでは行われています。
2つ目のスキー検定の種類が、SIAという団体が行う「IT検定」と言われるスキー検定です。
SIAの正式名称は「公益社団法人 日本プロスキー教師協会」、IT検定は日本語で言うと「国際スキー技術検定」となっており、その名の通り世界で通じる検定となっています。
ランクは全部で8種類。スーパーゴールド、スーパーセミゴールド、ゴールド、セミゴールド、シルバー、セミシルバー、ブロンズ、セミブロンズの8段階のメダルで難易度が分かれています。
SAJバッジテストでは種目の合計点で合否を判定するのに対して、IT検定では全ての種目で合格点に達していなければ合格することはできません。
各試験の内容や採点基準については公式ページにて詳しく解説されているので、ぜひご覧ください!
→https://www.sia-japan.or.jp/medal_it#event_it
スキーインストラクターとして全日本スキー連盟公認のスキー学校で指導するためには、実は先ほどご紹介したSAJの認定する指導資格を取得する必要があります。
指導員のための具体的な検定の種類や内容についてはこちらの記事にて詳しく取り上げているので、ぜひ併せてお読みください!
→スキーのインストラクターになるには?資格は?徹底解説します!
友達追加するとあなたに合ったスポーツ業界情報をおしらせできます
友達追加する!