バレーボールのアタックが決まる瞬間はバレーボールの見どころと言っても過言ではありません。
アタックが上手く決まる要素の一つに、「トス」が関わっています。
アタックが上手く決まるための要素の1つであるトス。
試合では様々なトスを目にすると思いますが、どのような種類があるのでしょうか。
今回は、トスについて詳しく解説します!
味方の攻撃を目的としてアタッカーに送られたボール、「トス」。
味方からレシーブやトスで繋がれたボールを相手コートに打ち込み、アタッカーとは「攻撃の要」としての役割をもつ、バレーボールの花形ポジションです。
トスは、アタッカーのアタックを支える重要なものです。
ゲーム中の多くのトスはセッターによって上げられます。
セッターは、技術や体力はもちろん、正確なプレイや迅速な状況判断・冷静さが求められるポジションです。
コート上での司令塔とも呼ばれています。
トスの反則行為としては、同一人が連続して二度ボールに触れる「ダブル・コンタクト(ドリブル)」、やボールを手でもったり、レシーブのときに腕で挟んだりしてボールを止める「キャッチボール(ホールディング)」があります。
バレーボールにおいて良いトスとは、スパイカー(=アタッカー)が打ちやすいトス。
スパイカーにとって、いつも同じ高さに安定して上がるトスは打ちやすいトスです。
良いトスを上げるための基本として、2つのポイントがあります。
そのポイントとは、オーバーハンドパスをマスターする・ボールの落下地点を素早く予測できるようになるの2つです。
バレーボールでは、セッターが上げるトスのほとんどがオーバーハンドパスを使ったトスです。
オーバーハンドパスをマスターし、自分が思ったような高さ・方向・距離にコントロールできるパスが出来るようになりましょう。
オーバーハンドパスが安定してできるようになれば安定したトスを上げることが出来るようになります。
良いトスを上げるには、素早くボールの落下地点に入るスキルが求められます。
なぜボールの落下地点に入る必要があるのかというと、ボールの中心を捉えやすく、安定したトスに繋がるからです。
落下地点に素早く入ることが出来るようになるには、落下地点を素早く予想できるようにならなければなりません。
普段の練習からボールの落下地点を予測し、ボールの落下地点に入る判断力と瞬発力を身に付けましょう。
【バレーボールに携わりたい方必見!】
バレーボールには、色々なトスの上げ方があります。
セッターは試合の状況に合わせて、様々なトスを上げる方法を使い分けています。
バックトスとは、後方に上げるトスの事です。
セッターは体を後方にそらしながらトスを上げます。
ジャンプトスとは、ジャンプして空中で上げるトスの事です。
地上でボールを捉え、ジャンプしながら勢いをつけて上げるトスとは違います。
レシーブの高さに関係なく高くトスを上げることが出来るというメリットを持っています。ジャンプのタイミングが重要です。
ワンハンドトスとは、セッターが両手ではなく片手で上げるトスの事です。
トスを上げる際の体勢が崩れてしまった時や、ネットからの距離が近いレシーブが上がってきた時などに使われます。
ワンハンドトスを上げると見せかけて相手側のコートにアタックを打つことを、ツーアタックといいます。
二段トスとは、セッター以外の選手が上げるトスの事です。
セッターがレシーブを受けた時などに使われます。
バレーボールにおける二段トスはオーバーパスではなくアンダーパスで上げる場合もあり、対角線上に高いトスを上げるのが基本です。
バレーボールのトスについての知識を十分つけることが出来たのではないでしょうか?
バレーボール観戦の時、どのトスがどのタイミングで出されているのか注目してみるのも面白いかもしれませんね。
スポジョバはスポーツ業界専門の求人・転職サイトです!
スポーツに関係する仕事のみを掲載しています。
あなたも、バレーボールに携わる仕事をしませんか?
友達追加するとあなたに合ったスポーツ業界情報をおしらせできます
友達追加する!