「バスケットカウントとはどういう意味なの?」
「フリースローの回数が状況によって変わるのはなぜ?」
前回はバスケットボールの全ポジションに関して、その役割や動き方などを詳しく取り上げました!→バスケのポジション一覧!番号、役割これを読めば全てが分かる!
バスケットボールの試合を観戦していると「バスケットカウント」通称「バスカン」という言葉を耳にする機会が良くあると思います。
言葉の意味が分からないと、試合がどう進行しているのか分からなくなってしまい少し不安な気持ちになりますよね。
そこで、今回は「バスケットカウント」の言葉の意味や、試合がその後どのように進行されるかについて詳しく取り上げていきます!
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バスケットカウントとはどういう意味?どんなルール?なぜフリースローは一本なの?
「バスケットカウント」とは、オフェンスの選手がシュートモーションの途中でディフェンスの選手からファウルをされ、かつそのシュートが決まった時のことを指します。
通常のシュートファウルでは、3ポイントラインの内側でファウルを受けた場合は2本、外側で受けたファウルであれば3本のフリースローが与えられます。
それに対して、「バスケットカウント」の場合は、シュートは得点としてカウントした上で、1本のフリースローが与えられます。(バスケットカウントワンスローとも言われます。)
したがって、3ポイントラインの内側でシュートファウルをされた上でシュートを決めた場合は、シュートカウント(2点)+フリースロー(1点)の最大3点を一気に取ることが出来ます。
また、3ポイントラインの外側でシュートファウルをされた上で得点をした際はシュートカウント(3点)+フリースロー(1点)の最大4点も得点することができます。
バスケットボールの中で、1回の攻めで取れる最大の得点がこの「4点プレー」のため、試合で3ポイントのバスケットカウントが起きたときは非常に盛り上がります!
この「バスケットカウント」という言葉ですが、バスケファンの間では略して「バスカン」と呼ばれることもあります。
また、海外などでは「アンドワン(エンドワン)」とも呼ばれることもあります。
これはファウルを受けた後に1本のフリースロー(and one shot)を与えられる、ということから「アンドワン」という名が付けられています。
海外のプロバスケットボールリーグNBAでは選手たちが相手から接触を受けた際に「And One!!」と叫んでいるシーンもよく見られます。
バスケットカウントは、相手にファウルをされながらもシュートを決めなければいけないため、高度な技術が必要になります。
またバスケットカウントの取り方としても、積極的にディフェンスにぶつかっていきファウルを貰う場合と、シュートフェイクなどでディフェンスをジャンプさせて自分にファウルをさせるという2種類があります。
アメリカのプロバスケットボールリーグ「NBA」ではレブロン・ジェームス選手やヤニス・アデトクンポ選手などが、フィジカル面でバスケットカウントを取得するのが非常に得意です。
同じく、NBAのステファン・カリー選手、ジェームス・ハーデン選手は、二人ともディフェンスとズレを作ってバスケットカウントを取得することを得意としています。
バスケットカウントに限らずシュートの際のファウル全般に当てはまることですが、シュートモーションの間のファウルであるかどうかを判断する際に明確な定義がありません。
つまり、シュートモーションの間のファウルであるかどうかは、審判がどのように判断するかに委ねられます。
そのため、BリーグやNBAなどバスケットボールの試合を観戦していると選手やコーチが審判と議論をしているシーンを多々見かけます。
「バスケットカウント」という言葉の他に、バスケットボールの専門用語として「トラベリング」や「ファウル」の意味はご存じですか?こちらの記事では、上記の単語の意味やバスケットボールのルール全般に関して詳しく取り上げました!→【バスケ】これ1つでルールがわかる!難しいバスケを徹底解剖!
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