「水泳の自由形とは何?細かいルールを知りたい!」
「なんで水泳の自由形ではほとんどの選手がクロールで泳ぐの?」
前回はスイミングコーチのお仕事に着目して、その仕事内容や給料に関して詳しく取り上げました!
→【水泳関係の仕事】スイミングコーチの年収や仕事内容を解説!
競泳の種目の一つである自由形。
自由形と呼ばれているのに実際にはクロールの泳ぎ方で泳いでいる選手がほとんどですよね。
今回はそんな自由形に関する細かいルールや、なぜ多くの選手が自由形でクロールを選択するのかに関して詳しく取り上げていきます!
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水泳のルールでは、具体的に以下のようなルールが定められています!
①足はついても失格とはならない。
②足をついてから再び泳ぎだす際には、プールの底を蹴ってはならない。
③歩いてはならない。
自由形では上記のルールを破らなければ好きな泳ぎ方、その字の通り自由な泳ぎ方をしても構いません。
ただしスタート及びターン直後の15m以外は必ず体の一部が水面上に出ていなければならないというルールも存在するため、潜水した状態で泳ぐということは許されていません。
どんな泳ぎ方をしても構わないため、ストロークはクロールの動作、キックをバタフライのキックで泳ぐ選手も存在していました。
また、競泳が盛んになった19世紀の大会の主流は平泳ぎであったため、自由形では今のようにクロールで泳ぐ選手はおらず、ほとんどの選手が平泳ぎで泳いでいました。
「クロール」「平泳ぎ」「背泳ぎ」「バタフライ」の4泳法の各特徴や歴史に関してはこちらの記事で詳しく取り上げているので、ぜひ合わせてお読みください!
→水泳の泳ぎ方の種類は4種類!それぞれの泳ぎ方を詳しく解説!
自由に、好きな泳ぎ方ができる自由形の競技ですが、なぜ多くの選手がクロールを選択するのでしょうか。
理由はとてもシンプルで、それは4泳法のなかで一番速く泳げるのがクロールだからです。
競泳である以上求められるのは1秒でも早く決められた距離を泳ぎ切ることであり、多くの選手がクロールを選択します。
4泳法の泳ぎ方の中で最も速いクロールが上手くなるコツに関してはこちらの記事にて詳しく解説しているので、ぜひ合わせてお読みください!
→【水泳初心者向け】クロールの泳ぎ方を教えて!コツも合わせて紹介!
そんな自由形での名選手と呼ばれているのが、シドニーで生まれたイアン・ソープ選手です。
史上最年少の15歳でオーストラリア代表選手となり、自由形の水泳男子最年少の金メダル獲得者でもある彼。2000年のシドニーオリンピックでは、個人400m・4×100m・4×200mフリーリレーの3種目、2004年のアテネオリンピックでは、個人200m・400mと2種目で金メダルを獲得。全部で5つもの金メダルをオリンピックで獲得しました。
魚雷を意味するtorpedo(トーピード)をもじったThorpedo(ソーピード)の愛称を持つ彼はまさしく自由形の名選手と言えるでしょう。
今回は水泳の自由形のルールや、なぜ多くの選手がクロールを選択するのかについて詳しく取り上げました!
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